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赤貝さんとつぶ貝さん

私が今住んでいるのは大分県のとある里山エリア。
位置的には九州の真ん中ぐらいにあるので、どこの海からも遠いところです。

そんな里山スーパーのお魚コーナー。
当然あまり期待はできないよねーって感じなのですが💦 ある時から担当する魚屋さんが変わったみたいで、味も良くなり品揃えがグッと広がりました。

毎日ではないけど、ある日の“切り身ではなく尾頭付きで置いていた魚”の品揃えをメモってみたのですが、こんな感じ。

かぼすヒラメ
シマアジ
クロダイ
イシダイ
メバル
アジ
キス
ヒラアジ
コダイ
アマダイ
ホゴ
アユ
ヤマメ
カワハギ
カマス
マイワシ

すごくないですか?

なんか山の中なのに漁村のスーパーみたいじゃないですか!?
(漁村のスーパー知らないけど…)

魚大好きな次男ハルキも、買い物に行くときは一緒についてきて魚コーナーをいつもウットリ眺めています🐟

まあ、ハルキの場合は「食べたい」もあるけど「今度この魚釣ってみたい」という視線も混じっているんですけどね。


そんなお魚コーナー。
一番ビックリしたのは、赤貝オンリー(4貫)の握りが売っているのを発見した時です❗

スーパーで売ってる握り寿司のパックと言えば、普通はこういう盛り合わせですよね↓

で、単品のパックだと、子ども向けのサーモンとかエビなどが需要もあって一般的かなーと思うんですが…赤貝って❗


むっちゃ、ニッチなとこ狙ってきてるな…(・∀・)


と、思ったのですが、私はまさに貝が好きでして、そのニッチドンピシャ、狙われた人間だったのです。


コレは…私のために売ってるんだよね?? きっと。


それなら買うしかないじゃないかっ!!(即買い)


それ以来、お寿司コーナーに「赤貝の握り」がある時は、嬉しくて必ず買っていました。

そして、しばらくすると「赤貝の握り」だけではなく「赤貝お刺身状態の単独パック」まで登場するようになりまして、

どんだけ赤貝推してくるんだよ😅


っていう感じ。

とはいえ個人的には嬉しいので、この町にはきっと私以外にも赤貝好きな人がたくさん住んでいるのだなあ、と思いながらいつも買っていたのでした。



でも、さすがにせっせと買いすぎてちょっと飽きてきました💦

そして、田舎のスーパーというのは、店員さんも(会話したりはしませんが)お互い顔見知りみたいになっているため、レジで精算する時、

「あ、この人、また赤貝買ってる」


とか

「よっぽど赤貝好きなんだな…」


って、絶対思われてるし!!!


場合によっては、

「赤貝さん」

ってあだ名つけられてるかもしれないし!


…ちょ、ちょっと恥ずかしいから、赤貝買うのはセーブしておこうかな💦



と、しばらくセーブしていたのですが、すると、恐ろしいことが起こりました。
なんと、

赤貝の握りが店頭から消えたのです…😱


『鬼滅の刃』吾峠呼世晴(集英社)

いーーーやーーーーーー。



ひょ、ひょっとして…まさかとは思いますが、これまでの赤貝は私が買い支えていたんでしょうか??

いや、そんなバカな。
それよりも、この赤貝が存続の危機を迎えていた時、私以外の赤貝好きは一体何をしていたんだ!!


でも時すでに遅し。

赤貝は戻って来ないのでした。


悲しいことに赤貝はいなくなりましたが、お寿司コーナーでは時々つぶ貝も売られていまして、

この店はどんだけ貝推しなんだよ!


と、常々思ってたんですが(アサリやシジミはもちろん、トコブシ、サザエ、ホタテも殻付きでよく置いてます。先日はカメノテまで売ってました)つぶ貝も好きなので、赤貝なき今、今度はせっせとつぶ貝を買っています。


何しろ、このつぶ貝も買い支えていかないと、そのうち店頭に並ばなくなるかも知れないという恐怖があるので(・∀・)

…たとえレジの人に「赤貝さん」改め「つぶ貝さん」と呼ばれようとも、がんばっていこうと思います。


※先週、久しぶりに赤貝が登場していたので(しかも3割引!)つぶ貝と一緒に買って帰りました😅 復活を願いつつ…。

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