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トンネルの中でキャンプした話🍁

3年前の紅葉シーズン。
トンネルの中にテントを張ってキャンプしたことがあります。

以来、毎年紅葉シーズンになるとトンネルキャンプのことを思い出すんですよねー😊


さて「トンネルの中でキャンプって何?」って感じだと思うんですが、3年前、大分県中津市でこんなイベントがあったのです↓

開通前のトンネルの中でキャンプする、という超レアレアな体験ができるということで、

「こんな楽しそうなイベント❗
行くしかないじゃんっ❗」


と、すぐさま申し込みました❗


大急ぎで申し込んだおかげ先着順に間に合い参加決定❗
やったー💕

都会だと、こんな楽しいイベントあっという間に定員埋まりそうだし、抽選だと倍率高くて当たらなそうだし😅 地方に引っ越すと、こういうメリットもあるんだなーなんて思いました。
うれしー。


で、当日の説明や注意事項を見ていたら、この寒い時期にもかかわらず

「火気厳禁」


とか書かれていて、さすがに焚き火台は無理だろうなーとは思って、せめてカセットガス式のストーブとか持って行くつもりだった私(寒がりです)は、

…こ、これは、かなりの苦行になるかも😅 大丈夫かな??


と、若干ビビりつつ、火気を使わない防寒対策をしっかりしていかねば、と思いました。


さらに、駐車場からトンネルまで

300m🌟


あるみたいなので…さすがにこの距離を、テントその他の荷物を往復して運ぶのはツラいかも、ということで、今まで持ってなかった

キャリー、買っちゃいましたー🌟


まずは乗り心地の確認。


早速、次男ハルキが入ってますが、学校から帰ってきた長男アキラ(当時高3)も、

「うお〜〜💕
これ乗りたかったやつぅ〜〜💕」


と、目が輝き、


「ボクさー、キャンプに行くとキャリーに乗ってる子がいて、いっつもいいなぁって思って見てたんだよねーーー💕」


なるほど。
確かにその気持ちはわかるよ。
でも、アキラはハッと気付いた顔をして、


「…あ、でも、ボクはもう乗るの無理だよね」

と、ションボリしてるので、


「これ、耐荷重は80キロだよ」

と、教えると、


「やったああーーーー!!
夢が叶った! 夢が叶った!」



と、再びテンション爆上がりで大喜びです。



いや、ちょっと待って。
まさか、現地でキャリーに乗ったアキラを私に運べ、とか言わないでしょうね💦


…母ちゃん、運びませんよ😅



開通前の道路を歩くのも
特別感があってワクワクしますね🌟
奥に見えるトンネルが
本日のキャンプ地です❗


さて、ワクワクの当日。
お天気はバッチリです💕

でも、夜は冷え込むんだろうなーーー。
数日前は氷点下になってたらしくて😱そこだけちょっと心配😱


テントの設営は到着順に手前から各家族ごとに行っているようです。

トンネル内に並ぶ大きなテント、小さなテント、豪邸のようなテント、色々あって楽しいですが、我が家は3人でギューギューの小さいテントです😅

この日は夫が仕事で参加できなかったため、私一人でも簡単に設置できるワンタッチテントを持ってきたんですが、ホントに設営カンタンで、大人2人がかりで時間をかけて設営している豪邸テントとは違って、あっという間に完成しました。

狭いながらも楽しい我が家💕




子どもたちはテントを立てたら、

「じゃ、端っこまで行ってくるーー!」


と、あっという間に反対側の端を目指していなくなりました😅


確かにこれはテンションあがりますよねー。
私も(体力があれば)走って行きたくなるー。



次男ハルキ(体力ゼロ)は途中で力尽きて戻ってきましたが、長男アキラは反対側の出口までちゃんと行った様子。
しばらくして戻ってくると、

「なんもなかったーーー」


…まあ。そりゃ、そうだろうけど😅

こちらの鹿熊ふるさとトンネルは全長2986メートルなので、往復すると6キロです。結構あるな。

おつかれさま。

その後は兄弟で尻相撲したり。
念願🌟のキャリーに乗って遊んだり。



そして、お楽しみの夕ご飯は、地元のお店からケータリングされるお弁当。
何種類かあって申込時に選べます。

美味しそう💕
「いただきまーす」



最初は「トンネル内のキャンプ」ということは、コンクリートの道路から底冷えする感じで、超絶寒いに違いない!!!と思って、寝袋だけじゃなく、毛布に湯たんぽまで準備していったのですが😅

トンネルの中、全然寒くない!!!!

びっくりするほど寒くない!!!


実際、夜はすごく外気温下がったのですが、トンネル内に少し入っただけで暖かいんです。

え??こんなに違う??っていうぐらいに。


これにはビックリしました!

トンネルの中がこんなに快適だったとは❗


「やったー!
これなら、夜寒くて眠れないってことにはならないぞー!
ちゃんと眠れるー💕 よかったー💕」


一番の心配ポイントがなくなりました❗


でも…甘かったのです😅
トンネルキャンプ恐るべし。



消灯は10時。
夕ご飯を食べた後、引き続きテントのまわりで遊びながら、トンネル内のかなり明るい電気が10時に消えたら寝ようと思っていたのですが、消灯後も賑やかなグループが結構いまして(多分、お酒も入っていたと思われます)

寒さは全然OKなのに、うるさくて眠れなーい😱



そしてトンネル内で音が響くせいか、普通のキャンプ場よりも何割か増しにうるさいという…💦



ハルキも、

「かーちゃーん、うるさくて眠れないよー」

と、困ってますが、

「もうちょっと我慢してみよっか」
「多分もうすぐみんな寝るよ」

とごまかしごまかし、ようやく11時過ぎに静かになってきました。

やれやれ。


よし。
今度こそゆっくり眠れるー❗と思ったら、次は、


「ぐごーーーーんがががががが」

「ごごごっごごごおおおおーー」


あちこちからイビキが😱😱😱


トンネル内で何割か増しに響きわたるイビキの音(しかも複数箇所からの波状攻撃)。


一度寝ると朝まで起きないハルキは、このイビキ総攻撃が始まる前になんとか寝たので良かったですが、今度はアキラが、


「かあちゃーん!
うるさくて眠れないよーーー!

動物園みたいになってるやーーん!!」


…確かに😅


「いやいや、そうはいっても…みんな悪気があってイビキかいてるわけじゃないから…ガマンするしか…そうだ、これはもう、田んぼのカエルだと思って耐えろ」

夏のカエルたちも結構うるさいですからね😅


とにかく、イビキをかく人って一晩中うるさいわけじゃなくて、狭間の時間があるから、

「その隙間に急いで寝ろ、そして起きるな」


とアドバイスした結果、アキラもなんとかイビキの狭間で寝ることができました。


ところが、問題は私です。


やっぱり子ども産んでからというもの、ちょっとした音ですぐ起きちゃうので、せっかくイビキの狭間で寝られても、次の

「んごごごごおおおおおおーーー」


が始まると、またパチっと目が覚めちゃうんですよねー😱


そして、なぜかそれを合図に、今まで静かだった他のカエルたち(!?)も目覚めてしまうという地獄の図式が…💦


「ぐごーーんがががががが」

「ごごごっごごごおおおーー」




ううううううううう…寝れん…。

全然寝れん😱😱😱



あーもう、こうなったら今日は寝るのは諦めよう、と思いました。


で、イビキにまかせて起きたり寝たりしてたのですが、途中、

「ごごおおおおおおおおーーーー」


と、始まると、

「えーーーーーん」

(↑あまりのイビキ音に子どもが起きて泣く。同じテントなのか別のテントなのかは不明)

っていうのが何セットかありまして、


「あーあ、また起こしちゃったよ…」

と、1人密かに吹き出す私😅
(ママと赤ちゃんには申し訳ないんですが)



そして2時を過ぎると、今度はトイレに起きる人もチラホラ出てきまして、

「じーーーーーー」

「じーーーーーー」

と、テントのファスナーを開ける音で目が覚めます😱



そんな中、多分隣のテントだと思いますが、

「じーーーーーー」

と、いうファスナーの音の後に、

「う”ぅおおおおおおお」


という、おっさんの低いうめき声。

あ、これは多分、トイレに行こうとした人に入り口付近のおっさんが踏んづけられたんだろうなーと思ってると、


「…痛てえ」


と、小さく聞こえたので間違いないです。


もう、色々面白すぎて眠れないんですが😅



ほんとにもー、トンネル内っていうのはかなり音が響くので、次は耳栓や、音楽聴いてごまかすためのイヤホンなど絶対準備しとこう!と思いました。

でも、トンネルでキャンプするなんて…もうないか💦

いやでも、災害時の避難所なんかも同じような状況になりそうだから、そういう場合は耳栓持っていった方がいいですよね。多分。


あと、今回はキャンプ場じゃないのでトイレや水場がありません。
トンネルの近くに仮設トイレがいくつか設置されていたのですが、次男ハルキは初めての仮設トイレに拒否反応を示してました😅(正直、私も仮設トイレは苦手なんですけどね💦)

家に帰ってから、

「やっぱり家のトイレが一番いいわ〜」

って喜んでたので、普段の当たり前の生活がいかに快適で恵まれてるかっていうのを再確認できて良かったかも知れません😊


朝ご飯もそういう目で見ると、配給の列みたいだなー😅

疑似・非常時体験(?)
朝ご飯はこんな感じ。


それにしても、子どもたちとトンネルキャンプの思い出話をすると、

「ほんっと、イビキがすごかったね!」


という話にいつも集約されていくのでした😆


いやー、いい体験させてもらいました。

帰りは紅葉狩りしながら🍁
photo アキラ

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