一日一回、花セラピー《花を育てたら、自尊心も育ってた》

こんにちは、マサラチャイです。

暮らしにまつわるエッセイやコラムを書いている百貨店員です。

花を育てることがとてもいいことに気づきました。精神的に。
心理学上ではなく、わたしの体験上です。

きっかけはガーデニングが趣味の母にリビングストンデイジーの鉢をもらったこと。
リビングストンデイジー。
5月に咲く花です。

緊急事態宣言が出されてから自宅待機中で家にいる時間が多く、あまり変化を感じられない日々に退屈していました。

そんなわたしを心配してか、母が鉢植えを譲ってくれました。
生活に花があると癒されるからと。

ピンクのリビングストンデイジーだけど、名前はモモちゃん。
ピンクだから、モモでいいでしょう。
うちに来て一日目は、まだつぼみが多いモモちゃんでした。

実家では、たくさん季節の花を育てているのですが、今まで自分の花を育てたことはなかったので、枯らさないか心配していました。

「必ず一日一回、500mlのペットボトル分のお水をあげること。」

母からの言いつけ。
最低限これだけ守れば花を枯らさないで済むらしい…。
まだつぼみのモモちゃんにお水をあげて、「早く花咲かせてね」と声をかけて明くる日。


モモちゃん!!!

元気に咲いてました。

かわいい!!!

花って本当に、天気によってきれいに咲いたり、つぼんだりして、見た目だけではなく仕草までかわいいことに今さらながら気づきました。愛おしい。

花が咲いたことに感激した日の明くる日。

またちょっと増えてきたモモちゃんです。
見ているだけで元気が出てきます。
励まされている感じ。


でも、まだモモちゃんは、本気を出していませんでした。
モモちゃんの最大のガンバレーーー!!!(ブルーハーツ風)はこちらです。

あふれる生命力が眩しい…。
神々しくみえますが、自然光です。

最近は雨が続いているので、つぼんでいますが、晴れたら元気な花を咲かせてくれるのを楽しみにしています。

一日一回の水やりと、体調確認。

花を育てていると、毎日変化しているところがあって、いつも気づきがあります。

元気に花を咲かせていると嬉しいし、顔が下を向いている時は心配だし、まだ母親を経験したことなんてないのですが、子供を育てる時ってこんな気持ちなのでしょうか。
母親のような気持ち。

最近、そんな自分が好きです。
花を育てて、嬉しくなったり、心配になったりしている自分。

自宅待機中は、勉強や家でできる仕事以外のことに気が散ってしまったり、一日ダラダラして家事だけでおわる日があったり、わたしってダメな人間だなーと落ち込んだりしていたけれど。

一日一回の水やりで、モモちゃんだけでなく、わたしも元気になっています。

マサラチャイ






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