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AIIBとは何か、現状はどうなったかをわかりやすく解説するよ。

どうもこんちゃー。
複雑な国際情勢の現状を、小学生でも分かるように解説する試みです🐤

ぼくの名前はまさぽんっていうんだけど、普段は "英会話の伝道師" をやっているので、語学に興味ある方はこのnoteをフォローしてみてね。

普段は英語関連の記事を更新しているけど、たまに国際ニュースとか海外の反応とかをまとめているので、お好きなマガジンをフォローするといいかもしれないぜ。

というわけで、今回のテーマは「AIIB」。

これの役割とか、現状とか、今どうなってるのかをわかりやすく、小学4年生くらいでも理解できるように解説していくよ。

途中でいろんな経済用語が出てくるけど、最後まで読んでみると、現代の国際情勢が大まかに把握できるので、がんばって着いて来てね。

英語学習のモチベーションアップにも役立つはずだ。

というわけで、さっそくいってみよう✋😃

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💎 AIIBとは何か?わかりやすく解説してみた

今回のテーマは「AIIB」なんだけど、これは何かというと、「世界中の同じ貿易グループ同士、余計なしがらみを排除して、みんなでお金を出し合って、自由な取引をして経済を盛り上げようぜ!」っていう狙いだね。

これを小難しい用語では「自由貿易の推進」という。

AIIBの正式名称は、アジアインフラ投資銀行Asian Infrastructure Investment Bank)で、主にアジアの国々(特に中国)を中心として自由貿易の推進を試みている。

「インフラ」ってのはアレだ。道路とかエネルギーとか水道とか電波とか、ぼくらの生活に不可欠とされる公共サービス・公益事業のこと。インターネットもコレに含まれている。

まあインフラってとにかく規模がデカイからさ、ひとつの企業とか個人単位では、なかなかお金が集まりにくいっていう性質をもってるんよ。

そこで国同士が連携して、国家事業規模で協力し合ってみんなでなにかドデカイことを成し遂げようぜ、って感じでまとまる必要があるのだ。

AIIBができた当時(2015年)は57ヶ国だったんだけど、年を追うごとにどんどん参加国が増えて、今では103ヶ国(2021年3月現在)になってる。

世界の国が全部で196ヶ国だから、その半分以上が参加してるっていうことになります(規模すごいよね)

ちなみに日本とアメリカは、未だにこれに参加していないんだ。

その理由は、アメリカは自分が世界のリーダーをやりたいから中国を嫌っていて、日本はトモダチのアメリカに気を遣って参加していない。

まあ、同じアメリカのトモダチのはずのEU諸国(イギリス、フランス、ドイツ、イタリア)はアメリカを裏切ってAIIBに参加してるから、アメリカはその時すげーブチギレてたんだけどねwww

あとは、中国がAIIBの主導権を握っているから、そこに信頼を置けないっていう理由もあるらしい。

このAIIB、2015年に設立されて、当時は何かと問題意識が向けられていたんだけど、2021年3月現在においては、あまり話をきかなくなってるよね。

そこで、今はどうなってるのかをぼくなりに調べて、そのアウトプットがてらにnoteにまとめることにした。

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💎 AIIBの問題点をわかりやすく解説してみた

さっきも言ったけど、AIIBって中国が主導権を握っている(議決権の30%を持っている)から、他の参加国が中国の意見に逆らいにくいという性格を帯びているんだよね。

AIIBの問題点は他にもたくさんあって、報告書が中国共産党に全部チェックされて言論統制されるから、「結局は中国に有利な活動しか受け付けないんじゃねーの😪❓」っていうのが心配されている・・・。

言論統制っていうのは、つまり好き放題に意見を言えないってこと。

たとえば中国をクラスのリーダーとみなした場合、そのリーダーの悪口を他のクラスメイトが言ったら、即座にリーダーの耳に入り、ボコされる危険性があるってことだね。
もしくはリーダーに内緒で勝手に他のクラスメイト同士で放課後に遊んだり、ファミレスで飯食ってたり、異性とイチャイチャしてたら、それも許されずに「調子乗んな」ってボコされる可能性がある。

実際、中国という国は「中国共産党」っていう独裁政権が運営しているので、インターネットを見てはいけないとか、SNSをやってはいけないとか、様々な厳しいルールが敷かれているので、国民に自由がない。

そのルールは、中国国内だけならOKだけど、それを世界全体に広げてしまったら、世界中に共産党に都合の良い「共産主義」っていう思想が広まってしまう可能性があるので、アメリカはこれをマジで警戒しているのだ。

もしもそうなってしまったら、中国の独裁が世界中に広がることになり、他の国々は中国の植民地になり、自由な取引なんてできなくなってしまう😨

実際、中国共産党は「一帯一路構想」っていう野心的な世界支配のビジョンを持っているからね。これがいわゆる習近平の野望だ。詳しくはググってみると面白いよ。

じゃあなんで、そんな問題点があるにもかかわらず、日米以外のヨーロッパ諸国とかアジア諸国はAIIBへの参加を決意したのかって話だよね。

建前上は「アジアの発展に貢献したいから!」みたいな感じで、何とでも言えるけど、彼らの本音は「中国がカネを持っているから」だ💰💰💰

これをいわゆる「チャイナマネー」っていうんだけど、中国が経済的に発展しまくってるから、「その巨大な資金を俺らのためにも使ってくれよ!」って、世界中が思ってるわけだわ。

一言でいえば、「長いものには巻かれろ🍣」ってことです。

アメリカがトランプ政権時代に「アメリカファースト」を掲げてしまったもんだから、ヨーロッパの国々は「アメリカはもうアテになんねーな😪」って思って、次々と裏切りに走っていった・・・ってとこですね。

世の中、やっぱり、カネを多く稼いだもん勝ちなのよ。

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💎 AIIBの現状と今後をわかりやすく解説してみた

このAIIB(アジアインフラ投資銀行)の2021年における現状としては、参加国が103ヶ国にまで増えていることからも、影響力は決して侮れない。

しかもこのAIIBに加えて、最近ではRCEP(Regional Comprehensive Economic Partnership:地域的な包括的経済連携)っていうやつも中国が主導していて、世界最大級の経済規模になっている。

こういった現状もあって、アメリカは中国に非難を浴びせまくってる。

C〇VID-19も「武漢ウィ〇ス」とか言って、ボロクソに叩いてるよねw

ただ、これを「米中対立」とだけとらえて、他の国々は「あいつら勝手に喧嘩してんな。まあ俺らには関係ねーし😏」っていう日和見なスタンスを人々が決め込んでいるのは、ちょっとどうかと思う。なぜならアメリカがやられたら中国の影響力が一気に世界中に拡大する恐れがあるから。日本はどちらかっていうとアメリカの軍事力に依存してる立場なんで、本来ならアメリカ様寄りのスタンスを維持してあげなきゃならないのだ。

しかし日本は2020年11月15日、このRCEPに加盟した・・・。

まあトランプ元大統領がTPP(環太平洋経済連携協定)から離脱しちゃったから、日本は実利を優先したと言えなくもないね。

ちなみにインドもRCEPに加盟する予定だったけど、中国の影響が自国内で強まることを恐れて、参加は断念した。

RCEPとAIIBは何が違うの❓って話だけど、これはRCEPが「経済面での協力」である一方、AIIBは「投資銀行」という性格の違いがある。

AIIBはあくまでインフラ投資用の巨大銀行なので、「皆で大きなプロジェクトを推進するぜ!」って目的があるけど、RCEPは単なる経済連携協定であり、「みんなの国の製品を売り合おうぜ!」ってのを目的としているのだ。

このRCEPに日本が加盟したことで、今後はますます、日本国内に中国や韓国の文化や製品が輸入される可能性が高く、若者はますます韓国文化に染まり、ネトウヨ系の人々は激怒することになるだろう。

ぼくはネトウヨではないのだが、どっちかっていうと愛国主義の性格があるので、日本の未来については真剣に考えたいと常々思っている。

・・・で、このAIIBの今後についてだけど、日本とアメリカはこれに参加してもほとんどメリットはないって言われているので、たぶん今後も参加することはないと思う。

一時期は「バスに乗り遅れるな❗」とかいってさんざん煽られてたけど、それを言ってる人達が個人的にうさんくさい人ばっかりだったんだよねw

日本とアメリカは既に「ADB(Asian Development Bank)」ていう投資銀行を設立しているので、そっちでインフラ整備をやっていきたい意向が強いのである。

ちなみにこのADBは日本語では「アジア開発銀行」と呼ばれていて、67ヶ国が加盟している。

なんかいろんなグループがあって複雑だけど、一応、現代のグローバル社会に生きるぼくらは、一通り概要を押さえておいたほうがいいね。

まとめるとこんな感じですわ。

AIIB:アジアインフラ投資銀行・・・中国主導で103ヶ国が加盟
ADB:アジア開発銀行・・・日米主導で67ヶ国が加盟
TPP:環太平洋経済連携協定・・・12ヶ国(イギリスが新たに参加)
RCEP:地域的な包括的経済連携・・・アメリカとインドは参加せず

そんなわけで、複雑な国際関係が繰り広げられているけど、AIIBの今後の動きとしては、ADBと協力してアジア全体の成長を支援していくっていうのが大きな流れになる。

というのも、AIIBとADBの両方を合わせても、この先10年で必要となるインフラ投資の金額にはぜんぜん足りていないからだ💧

まあ、アメリカがAIIBに参加したら、日本も参加することにはなるだろうけど、その場合は今よりももう少しまともな運営がされる可能性は高い。

実際、中国の強気な姿勢は、アメリカしか止めるやつがいないからね。ぼくらも油断は禁物で、常に国際情勢に注意を払う必要がある。

2020年はコ❏ナの報道で日本全体が暗いムードに染まっていたけど、その裏では「日本のRCEP参加」という、なかなかインパクトの強い事態が起きていたんだ。

まあ、アジアの発展途上国のインフラ投資では、日本と中国もある種のバトル関係にある。

かつて、インドネシアの新幹線の受注が中国に取られたこともあったりするし、「仲良くしようぜ!」って言っても限界があるよね。

アジアは日本に金くれ金くれってばっかり言ってるし、なんとも言えない。

だがひとつだけ言えるのは、日本という国は中国に負けない規模で、もっと多額の金を稼ぎまくるべきだ、ってことやで🔥💰🔥💰🔥💰

結局、アメリカも中国もたんまりカネ持ってるからね。経済的なリーダーとなる条件は、第一に経済的な強さが必要ってことで。

そのためには、日本も英語をしっかり極めて、どんどん海外に進出できる強さを身に付けなければならない。

きみが英語を真剣に学ぶことは、この先の日本の運命を決めるくらい、重要な任務なのだ❗

ぼくはこのnoteとかメインブログ「最強の英会話人」にて、日本人の英語初心者向けに有益情報を発信しているから、きみが日本の未来を率いる一員になりたかったら、ぜひぼくに相談してくれ。できるだけの力にはなるつもりだ💪

※なおこの記事には、筆者であるまさぽん個人の主観が大いに混じっているかもしれないことにご留意ください。

それでは今日はこのへんで。
最後まで読んでくれてありがとう👋

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