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冠詞ナビブックの口コミ&レビューを書くよ📚※今は無料じゃない。

今回は、英語の中上級者ならおそらくほとんどの人が知っているであろう "Fruitful English" の「冠詞ナビブック」という本のレビューを書いていこうとおもう。

既に持っている人もけっこういるみたいだし、世間の口コミや評判もいっしょに載せていくよ。

結論から言うと、この本は「面白い」と思える箇所がいくつかあった。

Fruitful Englishが英語の中上級者向けサービスなので、既にそこそこ英語を勉強してる人でもわりと楽しめる内容だと思う(でもちょっと高い……)

「冠詞はこれ一冊あれば完璧」とまでは言えないけど、中上級者でも知らない知識があったり、「これよく聞くけど実際はどうなん?」って部分も書かれているんで、そのあたりがポイントかな。

ぼくにとっては、5分の4以上は既に知ってる内容だったけど。汗

英語初級者が読んでも勉強にはなると思うので、気になったら手に取ってみるといいよ。

タイトル:冠詞ナビブック
講師:Brian & Kayo 先生
出版社:株式会社フルーツフルイングリッシュ
ページ数:114ページ
料金:3,850円(定価・税込)

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🍐 冠詞ナビブック(Fruitful English)のレビュー

まずぼく自身がこの本(冠詞ナビブック)を読んでどう感じたか?

冠詞のルールというよりは、「閑話休題」みたいな面白いエピソードがところどころに挟まれているので、そこでフフってなった。

「冠詞」ってそもそも、日本語にはない概念なので、ぼくら日本人はだいぶ取っつきづらい要素が含まれているんだよね。

「aは不特定のうちの1つで形があるもので、theは特定の1つ(もしくは複数)で、複数形のsは不特定多数または一般概念で、無冠詞は形のないもので・・・」といった説明はもう既に何度も聞かされてるんで、おそらく耳タコかなって思うんだけども、そんな知識はもう「前提」としたうえで、具体的にそれらの知識をどうとらえていくかという「深掘り」がされている。

よくさ、「a dogは一匹の犬を表すけど、無冠詞でdogと表すと犬の🍖って意味になるから気を付けろ!!!」みたいな感じで解説されるじゃん。

この説明の仕方が便利なのでぼくもよく使うんだけど、実際、ネイティブと話してても、そこまで大袈裟にはとらえないというか、「ああ、この人は冠詞をミスってるんだな」ってフツーに情報処理してくれることが多い。

でも、実際ネイティブからしてみりゃ「さすがにこれはないわw」っていうシーンもあるらしい。

たとえばこの冠詞ナビブックでは、シェービングクリームの缶の説明を例に挙げて "shake a can" って書かれてあったら

えっ❗❓缶ならどれでもいいのかよwwwwマジうけるwwwwじゃあこの缶じゃなくてそこらへんの自販機で買ったスポドリの缶でも振っておくわwwwwこの説明文書いたやつ誰だよwwwソウ~クレイズィwwwww

って風に感じるらしい。
(別にこんなことは本には書かれていないが、ニュアンス的に)

実際、「ネイティブはどう感じるか」なんてさ、ネイティブじゃなきゃわからない感覚じゃん。だから我々英語指導者としては、その感覚を正確に伝えるために、若干話を大袈裟に盛ったり、オーバーに伝えたりってこともあるんだけど、この本は「実際ネイティブはどう感じるわけ???」ってところから逃げずに真正面から立ち向かっているので、そこがぼくはいいと思う。

そこらへんまでの基礎が、最初の25ページまでに一通り書かれているので、そこまでを前提にした上で、あとは応用編みたいな感じで残り80ページほどあるから、気になる人は読んでみるといいよ。

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🍐 冠詞ナビブック(Fruitful English)の評判・口コミ

以下は冠詞ナビブックの口コミだよ。

まだあんまり集まってないけど、増えてきたらこの記事に追記していくつもりなので、買ったら感想を教えてね👍

今日はまず冠詞ナビブックから。読んでるだけだと流れていきそうなのでノートとりながら。しかしやはり難しいなあ。教えている人もルールを知っているから使いこなしているというよりは、感覚的に身についているから使えていて、説明は後付けのような気がする・・・例えば特定されていたらtheで不特定はaというルール自体は覚えられるけど、何をもって特定されているというのかという「感覚」が分からないから当てはめるのが難しい。それは特定されていないの?それは特定なの?どう違うの?ってなっちゃう。
でもとりあえず学習するぞっと。(引用:studyplus
よくまとめてあるし、可愛らしいイラストがついていて、読みやすいという感想でございます。ただ、残念なことに、私にとって書いてあることの三分の二は、すでにわかっている知識だったので、やはり定価で買わなくてよかったです。対象レベルは、TOEICでいうと、500~700点。英検準2級から、2級くらいの方向けでしょうか。もちろん、a"と"the"の違いに焦点をあてて、勉強したいという方にもおすすめ。(引用:地球に暮らす日々

以下はFruitful English公式サイトにあった口コミの一部やで。

身近な例題を使って実際に図と文章で説明してくれているので、状況が頭に浮かび内容を受け入れやすかった。今までは、冠詞をつける時に合っているのかどうか常に不安でした。冠詞ナビブックを読んでから、 自信を持って適切な冠詞を選べるようになってきました。までで一番解りやすい冠詞の説明でした。こういう風に考えればいいのか~、と目からウロコでした。あやふやだった冠詞の使い分けと、冠詞による意味の違いがはじめてわかりました。
冠詞について具体的に、丁寧に説明されてあり、わかりやすい。絵がたくさん入っているのも、とっつきやすくてやる気がでる。機械的でなく、文化的な背景も踏まえて、冠詞をもっと勉強していきたいと意欲が出てきた。これほど分かりやすく、そして冠詞が英語を学ぶ上で重要だと教えてくれている本はほかに見当たらないと思います。
Kayo 先生の歴史・文化論で始まるテキストはたいしたものです。加えて Brian 先生の native speaker の視点からのくだけたコラムもたのしく、わかりやすいイラスト説明とあいまって、Fruitful English って「やるじゃん!」と感心いたしました。全部、読み通してみると、「冠詞」の問題につきあたり、問題意識をもっている、論理的説明をほしい顧客には、まさにうってつけのテキストと思いました。長年、学校教育に携わっていたため身にしみてわかるのですが、英語科教師でも、冠詞問題をクリアできていないひとが多いのが、日本の現状です。私の周囲の生徒が「冠詞」を意識したときに、お勧めしてみたいと思いました。
イラストが豊富に使われていることと具体例で示してあることから、内容が理解しやすかった。冠詞は面倒くさいものと思っていましたが、より正確に物事を伝えるための、便利なツールと思えるようになり、英作文をするうえで、苦だったのが少し楽な気持ちになった。受験勉強でなんとなく冠詞について理解していると思ったが、自分の中で整理されていなかったことが、冠詞ナビブックによって、よくわかった。
図を豊富に取り入れており、イメージしやすい点が良かった。今まであまり冠詞を意識して使うことがなかった。しかし、意味が大きく異なることに気付いた。冠詞は学校教育(少なくとも高校教育まで)では、重視して学ばないため買うべきだと思います。(私はほとんど学んだ記憶がない。)

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🍐 Fruitful Englishの冠詞ナビブックは無料でもらえないしAmazonにも売ってない!

ぼくがこの冠詞ナビブックを手に入れた時は、たまたまFruitful Englishのキャンペーン中で、無料でもらえた(送料は負担)んだけど、今はフツーに定価で販売されているw

Amazonにも似たような冠詞の本はたくさん売ってるので、冠詞を徹底的にマスターしたい人はそっちも読んでみるといいかも。

ただし中には「冠詞なんで無料で学べるし!」みたいな意見もある。

まあ、その方がコスパは良いんだけど、実際、無料で英語を学ぼうとしてもなかなか本人の身が入らないことが多いよね。

ぼくもけっこう、有料教材は買ってきたタイプだけど、なんだかんだ良いモノって有料で売られていることが多いんだわ。

無料で良いものもあるんだけど、全体的には、やっぱり有料教材のほうがちゃんとしてるなって感じるものが多いかな。

そういう意味でも、何かを学ぶ際には、きちんとお金を出すことで、教える側に敬意を払って真剣に勉強をした方がいいとぼくは思う。

きみがこの意見に少なからず共感してくれるなら、良いセンスを持っているとぼくは判断するので、こちらの記事もあわせて読んでみるといいよ!

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🍐 まとめ

というわけで今回は、Fruitful Englishの冠詞ナビブックのレビューや世間の口コミ・評判などを集めて書いてみた。

Fruitful Englishは英語の中上級者には割とおすすめできるサイトで、ぼくも毎日の英作文の習慣を続けている一人なので、気になる方は始めてみるといいと思うよ。

このnoteでは英語初心者向けに、なるべくモチベーションを高めて英語の壁をガンガン乗り切ろうぜって話をしてるから、他の記事も読んでみてね!

【次の記事】
英語の勉強本をいくら読んでも、英語は話せるようにならない!?


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