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厄介なのは小さな我慢の大爆発!?

僕はこれが一番厄介だと思っている。

明らかな我慢ははっきりしているので、イザとなれば離れればいい。

小さな我慢は見えにくい。

 

嫌なことなら分かりやすいが、中途半端に好きだとか楽しいことだと、視野が狭くなっていることに気付きにくい。

殆ど無意識レベルだから、自分では我慢と感じていなかったりする。

 

だからこそ「本当は」といった言葉を使わないようにしている。

 

損得よりも「本当は」を出来るだけ重視して、「本当は」と言いそうになったとき、「本当は」をなるべく実践するか、実践出来なければ出来るようにするためにはどうするか検討する。

 

「本当は」と口にしながら無視する事は、話題沸騰の「本当の自分」とやらに我慢をさせることだと思う。

 

僕は「本当の自分」とやらと「地球」に優しいのがウリなのだ。

 

「本当の自分」とやらが分からない状態なんて、

「本当はこうしたかったのだけど」と言った瞬間に、

でもこうじゃない?でもそうなったらどうするの?でもああなっちゃうよ?そんな風にすぐに否定するから、「本当の自分」とやらがすねちゃって、

「言ってもどうせ否定されるし、言うわけないじゃん」

そんな状態に陥っているのだと思う。

 

昔「本当の自分」とやらの声を放置プレイしていたら、不良になってしまい困ったことがあるので、優しく接していたつもりだった。

 

「本当の自分」とやらが声をあげなくなったら、不良になる手前だと思っておいた方がいいと思うほどだ。

 

最近おとなしいなどと呑気に構えていると、バイクを盗んで走り出しているかも知れないし、夜の校舎の窓ガラスを壊しているかもしれないのだ。

一番信頼出来る自分自身は、否定する側でなくせめて味方であってやりたい。そういった事が自分を大切にするといった事じゃないだろうか?

そんな風に思っている。

 

もう二度と不良にならないよう更生させ、気を使って接してきたつもりなのに、一体何だろう?

 

そこで登場するのが小さな我慢だ。

 

真面目な人ほど多いのではないかと思うが、とにかく変なルールが多い。

先ほどの「本当は」のとても小さいやつだ。

 

ちょっと暑いな、でもエアコンは28度にしておこう。

ゴロゴロしたいな、でもこれが終わったらにしよう。

これ美味しそう、でもちょっと高いからこっちにしよう。

そこにもしっかりと自分の「本当は」が潜んでいる。

 

今感じた小さな「本当は」は、本当に我慢しないといけない事なのだろうか?全てではなくてもいくつかは、感じたままにやったとしても、人生くらいの長いスパンで考えたら、なんの影響もなかったりするし、ルール無しで生きている人もいる。

 

いつの間にか自分の中のよくわからない基準でルールが出来上がり、その通りにやらないと悪いことでもしているかのように感じる。

 

そして大爆発を起こす。

大爆発の方法は人それぞれだ。

 

突然会社をさぼったり、不要な物をバカみたいに買い込んだり、浴びるほどお酒を飲んで恥ずかしい姿を晒したり、突拍子もないことをやり始めたり、急に全てを諦めて投げ出したり。

こういったことを僕は「やらかす」と表現している。

 

それがいけないわけではなく、問題は自制出来ているかどうかだと思う。

うまい具合にバランスが取れて、自ら自制や調整が出来ている時は、ちゃんとしたストレス発散だと思う。

真面目な人ほどそれすら自分に許さず、結局爆発するのだと思う。

 

爆発自体も悪いことではなく、ある意味自己防衛なのだと思うのだが、コントロールするのが自分かそうでないかは大きな問題だと思う。

 

気を付けていたのに結局爆発しているのは何故なのだろう?

僕にとっての小さな我慢って一体なんなのか?

 

考えてみるが、濡らしてしまったトイレットペーパーの新たな活用法を考えるくらい難しかった。

 


 

我慢していたこと? SDじじーずに入会?

今年の春は毎年必ず行く京都に、桜を見に行かなかった。

京都は観光が復活して、コロナ渦の時に人の少ない素敵な京都を体験してしまったから、あの人混みがいつもより増えると想像するだけで行けなかった。

 
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どこかに行きたいのを我慢していたのだとしたら、京都に行かなかった代わりに、少しでも新しい場所をと考え、和歌山や姫路などに出かけている。

普段行かない場所として選び、自分なりに満足させようと頑張っていたのではないかと思うし、それなりに満足したと思っていた。

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