見出し画像

読書ノート「なぜ、読解力が必要なのか?」

『なぜ、読解力が必要なのか?』 著:池上彰

この本では、読解力を「不条理な世の中を生き抜くために欠かせない力」と書いている。

日常生活のコミュニケーションにおいて、読解力が活かされる場面が多々あることに気づかされた。

情報をただ取り入れただけでは、もったいない、どうせなら活かしたい。その為にもただ読むだけではなく、読解力を身につけると表現や理解の幅が広がることをわかりやすく伝えてくれる。

本を読むと新しい体験をした時と同じ気分を味わえる。それが楽しい。

本を読んで理解することは、日常生活で役立てられることなのだろうか。いつも疑問に思ってる。目に見える成果がわかりにくいせいだと思う。
この本を読んで思うに、読解力をつけるということは、基礎的なコミュニケーションの下地をつくる1つの手段なのだろう。

その時々の知識や理解力といった点で、わかったと言える本とそうでないものとがある。
感情移入できる物語、キャラクターとどうしても共感できない者達がいる。

情報の処理の巧みさや話を聞く相手への想像力は、日常生活をただ送っていてもたくさんの人と話していれば培えるが、本からは自分で選べて学べる利点があると思う。

読書をさらに活かしたいと思う人におすすめの一冊。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?