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無敗神話、崩れる(たぶん)【新聞投稿失敗の考察】一〇〇〇字

 6月26日土曜日に朝日新聞「声」編集部に原稿を送った(1年半ぶり)。タイトルは、「五輪に熱狂するでしょう、しかし」。が、いまだに連絡なし。政治ネタ以外の投稿は全敗なのだが、政治ネタでボツされるのは、初めて。過去に1か月後に連絡があったことがあるのだが、1か月すぎたので、たぶん黒星なのだろう。
 採用されるには、ある程度のコツがある。
まず、投稿は、過激な表現は避け、極力、「ソフト」な表現に徹する。あまり感情が前に出すぎると、さすがの朝日新聞社社員でも腰が引けてしまう。断定する部分と、和らげる意味で、「と、思う」という表現と織り交ぜる。それと、最大のポイントは、タイミングがあるようだ。さて、今回の敗因は、如何に。
 まずは、今回の原稿にお目通しいただきたい。
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「五輪に熱狂するでしょう、しかし」
 五輪開催に、「反対」「延期」が多数を占めていました。いま、感染者数が増加傾向にあります。それにも関わらず、開催に向けて突き進んでいるようです。
 ほんとうに、菅義偉首相がおっしゃったように「国民の安全・安心を第一に考える」でしょうね。言葉だけじゃないでしょうね。いまの状況を見ると、そうとはとても思えないのですが。
 いいでしょう。百歩譲って、開催されてしまったとしましょう。
私もスポーツが好きです。応援します、狂喜乱舞も、ガッツポーズもするでしょう。アスリートの頑張りに涙もするでしょう。国旗が掲揚されれば胸を熱くするでしょう。
下衆の勘繰りでしょうが、五輪の興奮が残ったまま総選挙すれば、勝てる、とは微塵にも考えていないでしょうね。「国民は、すぐに忘れる」なんて、私たちを甘く見ていないでしょうね。
 少なくても、私は忘れません。開催によって「国民の命・健康」が危険に晒されたときは、責任をとってください。これまで繰り返されてきたように、口先だけではないですよ。
 「政権交代」です。私は、そのための一票を投じます。たとえ五輪に熱狂したとしても。
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<分析>
 最大の原因は、タイミングを誤ったことと考える。
 原稿を送った日は、都議会選告示日の翌日。五輪開催反対と訴える政党がいる中で、中止を半ば諦めるような雰囲気になっている。これが、強行開催が100%になった時点なら訴求力があったように思う。
 それと、若干皮肉っぽかったとも、思うのであった。

朝日新聞「声」への投稿について、2回の記事があります。


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