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アミーキティア管弦楽団:活動経歴(2024.04.01更新)


組織概要

楽団コンセプト
《音楽で、いろんな世界に出会おう。》


コンサートごとに演奏者を募る「プロジェクト型オーケストラ」として、関西を中心に活動する音楽団体。通称アミオケ。地域や人びとの歴史・生活・記憶・文化と音楽表現とを結びつけながら、社会の中でのオーケストラのあり方を問い続けてきました。演奏することだけでなく、コンサートを作ること自体も芸術パフォーマンスだと考えて活動しています。

2017年からはNPO法人こえとことばとこころの部屋(通称:ココルーム)と共に、釜ヶ崎芸術大学の講座として「釜ヶ崎オ!ペラ/音楽とことばの庭」を継続的に開催。2019年1月には、花降る里けいほくプロジェクト実行委員会および京都市と共催で「うたと未来コンサート」を開催。以降、「うたと未来コンサート」シリーズは京都市で2回開催したのち、2023年2月には兵庫県洲本市で洲本市教育委員会の関係事業として開催。

2019年7月には、米国ツーソンレパートリーオーケストラの日本ツアー大阪公演として、共同で「音楽の絆~米国ツーソンレパートリーオーケストラ・アミーキティア管弦楽団国際交流コンサート~」を開催。2020年6月には「酒蔵・作曲家・クラシック音楽演奏家が共同で行う新曲制作」事業を実施。その成果を受けて2023年3月には京都府丹波市の山名酒造と共同で「酒蔵コンサート~酒とクラシック音楽との交差~」を開催。2025年2月には、「10周年記念コンサート」を開催予定。

個別の活動については、noteマガジン、および公式Facebookをご覧ください!

基本情報
設立:2015年2月3日
主宰:常盤成紀(ときわ・まさのり)
企画運営メンバー:6名
活動地域:主に関西圏
問い合わせ先:orchestra.amicitia [at] gmail.com

沿革(各公演の正式名称は後記)

◆2015年◆
2015年2月3日
  アミーキティア管弦楽団発足
2015年5月4日【①】
  第1回初見大会
2015年10月12日【②】
  第2回初見大会
◆2016年◆
2016年9月11日【③】
  第1回演奏会
2016年10月10日【④】
  第3回初見大会
◆2017年◆
2017年7月15日【⑤】
  第4回初見大会
2017年9月18日【⑥】
  第2回演奏会「時間旅行のコンサート」
2017年10月28日【⑦】
  釜ヶ崎芸術大学・大学院2017
  オーケストラ!音楽とことばの庭
2017年11月19日【⑧】
  辯天宗冥應寺 管長猊下米寿祝賀会
◆2018年◆
2018年3月8日【⑨】
  豊中市立文化芸術センター主催ロビーコンサート
2018年3月18日【⑩】
  すもとファミリーコンサート
2018年7月14日【⑪】
  釜ヶ崎芸術大学・大学院2018
  オーケストラ!音楽とことばの庭
2018年10月6日【⑫】
  第3回演奏会「#10代の作品あつめてみました」
◆2019年◆
2019年1月27日【⑬】
  第1回けいほく うたと未来コンサート
2019年7月6日【⑭】
  音楽の絆:米TRO・アミオケ国際交流コンサート
2019年10月14日【⑮】
  釜ヶ崎芸術大学・大学院2019
  オーケストラ!音楽とことばの庭
2019年11月10日【⑯】
  第2回けいほく うたと未来コンサート
◆2020年◆
2020年6月~12月【⑰】
  酒蔵・作曲家・クラシック音楽演奏家が共同で行う新曲制作
2020年10月18日【⑱】
  釜ヶ崎芸術大学・大学院2020
  オンライン公開座談会
◆2021年◆
2021年12月19日【⑲】
  釜ヶ崎芸術大学・大学院2021
  オーケストラ!音楽とことばの庭 - 合作俳句と合作楽譜!
◆2022年◆
2022年11月19日【⑳】
  釜ヶ崎芸術大学・大学院2022
  新解釈ボレロ!- きょうもいちにち -(創作パフォーマンス)
◆2023年◆
2023年2月26日【㉑】
  
すもと うたと未来コンサート(青雲中学校)
2023年3月26日【㉒】
  酒蔵コンサート~酒とクラシック音楽との交差~
2023年11月18日【㉓】
  釜ヶ崎芸術大学・大学院2023
  オーケストラ!音楽とことばの庭 - 合作俳句と合作楽譜!
◆2024年◆
2023年2月26日【㉔】
  
すもと うたと未来コンサート(五色中学校)
◆2025年◆
2025年2月2日【㉕】
  アミーキティア管弦楽団10周年記念コンサート【NEW!】
2025年2月3日
  アミオケ10周年!

主催コンサート

〇第1回演奏会 【③】
・2016年9月11日
 会場:吹田市文化会館 メイシアター
・演目:
 チャイコフスキー/交響曲第5番
 バレエ『くるみ割り人形』全幕版より抜粋
・指揮:木下麻由加(客演)
・キャスト:
 糸井茂裕,橋本隆宏,
 川上大樹,丸谷雪,泉真里恵
・作画:阿部めぐみ
・脚本・演出:常盤成紀
・入場料無料 未就学児歓迎

当日は,『くるみ割り人形』の演奏において,声優陣によるセリフを演奏に織り交ぜ,また当団オリジナルの絵本をお客様にお配りすることで,声劇と絵とオーケストラ演奏で,『くるみ割り人形』の世界をお楽しみいただきました。

〇第2回演奏会【⑥】
 時間旅行のコンサート

・2017年9月18日
 会場:豊中市立文化芸術センター
・演目:
 ブラームス/交響曲第1番
  ブルックナー/男声合唱と管弦楽のための声楽曲
        『ヘルゴラント』
 シュトラウス二世/歌劇『こうもり』序曲
・指揮:木下麻由加(客演)
・合唱:関西ヘルゴラント合唱団(指導:西牧潤)
・演出:大西真帆,常盤成紀
・入場料無料 未就学児歓迎

当日は,お互い同じ時代に同じ街で高めあった3人の作品を通して,お客様を当時のウィーンにお連れする,というコンセプトでコンサートを開催しました。当日会場はウィーンに見立てられ,各座席にはQRコードを用意。客席と当時のウィーンの地図がリンクし,QRコードを読み取ると,自分の座った座席に該当するウィーン市街地の施設が,写真と解説付きで表示させる仕掛けになっていました。

〇第3回演奏会【⑫】
 #10代の作品あつめてみました
・2018年10月6日
 会場:伊丹市立文化会館東リいたみホール
・演目:
 コルンゴルト/『シンフォニエッタ』
 黛敏郎/『ルンバ・ラプソディ』
 ビゼー/喜歌劇『ミラクル博士』序曲
 メンデルスゾーン/劇付随音楽『真夏の夜の夢』序曲
・指揮:白谷隆(客演)
・楽譜提供:東京藝術大学演奏藝術センター
・入場無料 未就学児歓迎

当日は,有名作曲家が10代の時に作曲した作品を取り上げ,人が誰しも抱く若かりし頃の夢を垣間見,聴く人に「挑戦すること」に思いを馳せてもらうというコンセプトでコンサートを企画しました。

〇アミーキティア管弦楽団 10周年記念コンサート【㉕】NEW!!!

10年間、ホールを出て様々な地域で活動してきたアミオケが、10年の節目にホールに帰ってきます!これまで関わったすべての皆様に感謝を込めて、思いっきり楽しい演奏会にしたいと思います!

・2025年2月2日
 会場:茨木市子育て・文化複合施設おにクル ゴウダホール
・演目:
 F.v. スッペ/喜歌劇『軽騎兵』序曲
 丸谷雪/『丹州蔵人之譜 - KURANDO NO FU -』
 P.I. チャイコフスキー/交響曲第5番 ホ短調 作品64
・指揮:髙倉奏喜(常任)

★ロビー展示、プレイベントもやります! 

演奏者募集状況はこちらをご確認ください!

釜ヶ崎芸術大学:音楽とことばの庭プロジェクト

〇釜ヶ崎芸術大学・大学院2017
 オーケストラ!音楽とことばの庭 【⑦】
・2017年10月28日
 会場:ゲストハウス「ココルーム」中庭
 指揮:常盤成紀
 合唱曲編曲:岡山達也
・演目:
 「釜ヶ崎オ!ペラのテーマ」
  作詞作曲:釜芸参加者,野村誠,上田假奈代
 「ふんがー行進曲」
  作詞作曲:釜芸参加者,野村誠,上田假奈代
 「ふるさとのうた」
  作詞:上田假奈代
  作曲:ストリートワイズオペラ+紙芝居劇むすび
 ハイドン/木管五重奏『ディヴェルティメント』
 シュトラウス二世/ワルツ『美しく青きドナウ』
 オッフェンバック/喜歌劇『天国と地獄』序曲抜粋

〇釜ヶ崎芸術大学・大学院2018
 オーケストラ!音楽とことばの庭
【⑪】
・2018年7月14日
 会場:ゲストハウス「ココルーム」中庭
 指揮:常盤成紀
 合唱曲編曲:岡山達也
 オーケストラ編曲:中條はるる
・演目:
 「釜ヶ崎オ!ペラのテーマ」
  作詞作曲:釜芸参加者,野村誠,上田假奈代
 「ふんがー行進曲」
  作詞作曲:釜芸参加者,野村誠,上田假奈代
 「ふるさとのうた」
  作詞:上田假奈代
  作曲:ストリートワイズオペラ+紙芝居劇むすび
 「あたらしいうた」
  作詞作曲:釜芸参加者,野村誠,倉品淳子
 スッペ/喜歌劇『軽騎兵』序曲
 ブラームス/『大学祝典序曲』
 オッフェンバック/喜歌劇『天国と地獄』序曲抜粋

〇釜ヶ崎芸術大学・大学院2019
 オーケストラ!音楽とことばの庭
【⑮】
・2019年10月14日
 会場:ゲストハウス「ココルーム」中庭
 指揮:常盤成紀
 合唱曲編曲:岡山達也 
 オーケストラ編曲:中條はるる
・演目:
 「文ちゃんの冥土めぐり」
  原作:浅田浩 作曲:田中航太
  紙芝居演技:紙芝居劇団むすび
 「釜ヶ崎オ!ペラのテーマ」
  作詞作曲:釜芸参加者,野村誠,上田假奈代
 「ふんがー行進曲」
  作詞作曲:釜芸参加者,野村誠,上田假奈代
 「ふるさとのうた」
  作詞:上田假奈代
  作曲:ストリートワイズオペラ+紙芝居劇むすび
 「あたらしいうた」
  作詞作曲:釜芸参加者,野村誠,倉品淳子
 モーツァルト/歌劇『劇場支配人』序曲
 シュトラウス二世/ワルツ『美しく青きドナウ』
 オッフェンバック/喜歌劇『天国と地獄』序曲抜粋

詩人の上田假奈代氏が企画する「釜ヶ崎芸術大学・大学院」(通称:釜芸)の講座のひとつとして,オーケストラ演奏を行いました。当日は釜芸の参加者が作り,釜芸に親しまれている合唱曲をオーケストラ編曲して,参加者のみなさんが歌う合唱とともに演奏しました。また曲間には参加者による詩の朗読,および楽器と朗読との対話ワークショップも行いました。2019年には,釜ヶ崎で活動する〈紙芝居劇むすび〉と共演して,「文ちゃんの冥土めぐり」を実演しました。

〇釜ヶ崎芸術大学・大学院2020
オンライン公開座談会「「音楽とことばの庭」をことばにする」
【⑱】
・2020年10月18日
 会場:オンライン会議ツールZoom

新型コロナウィルス感染拡大防止のため取りやめとなった当年度コンサートの代替として,これまでの取り組みを出演者・関係者・参加者(観客)・芸術事業評価の専門家(大澤寅雄氏・長津結一郎氏)・音楽学者(中川眞氏)等とともに振り返り,今後の展望について意見交換を行う公開座談会を企画実施しました。本座談会のために事前にアンケート調査を行い,座談会ではその分析結果の一部も報告,2021年3月までには報告書の形で完成,関心をお寄せの方にお配りしております!

◆ダウンロードはこちらから!
https://cocoroom.org/report/ongaku/niwa.pdf
◆代表の寄稿「釜ヶ崎で見つけた、オーケストラのもうひとつの形」はこちらからも読めます。
https://note.com/masanori_tokiwa/n/n9e38240ab9e8

〇釜ヶ崎芸術大学・大学院2021
 オーケストラ!音楽とことばの庭 - 合作俳句と合作楽譜!
【⑲】
・公開リハ2021年11月14日
・本番  2021年12月19日
 会場:ゲストハウス「ココルーム」中庭
 進行・ファシリテータ:上田假奈代・常盤成紀
 ワークショップ伴奏:丸谷雪・宮本友季子
・演目:ラインベルガー/Nonet(九重奏曲)op.139より第1楽章
    アンダーソン/舞踏会の美女
    他 弦楽四重奏、木管五重奏アンサンブル

今回は蜜を避けた「9人」のオーケストラ!
ワークショップのテーマは「合作俳句×合作楽譜」。その場に集う人たちで合作で俳句を作る「合作俳句」にアミオケが「合作楽譜」でコラボします。
参加者が書いた俳句の言葉のイメージを白紙の五線譜にシールを貼って表現して、最後に朗読と演奏を行いました。
作品はいかにして作品となるのか。
作品としての意味はいかに立ち上がるのか。
作品を演奏するとはどういうことか。
そもそも作品とはなんなのか。
いろんなことを考えさせてくれるとても面白いワークショップでした。

【note記事】
合作俳句×合作楽譜——作曲とは何か、作品とは何かをめぐる実験について
【アーカイブ】トーク:合作俳句・合作楽譜——音楽とことばをめぐる実験

〇釜ヶ崎芸術大学・大学院2022
 オーケストラ!音楽とことばの庭
 新解釈ボレロ!- きょうもいちにち -(創作パフォーマンス)
【⑳】
・公開リハ2022年10月16日
・本番  2021年11月19日
 会場:ゲストハウス「ココルーム」中庭
・構成・演出:常盤成紀

M.ラヴェル《ボレロ》に(盆)踊り・朗読の要素を加えた創作・パフォーマンス。《ボレロ》の主題に合わせて詩を朗読し/詩の朗読に合わせて《ボレロ》の主題を演奏することで、日常を繰り返すとはどういうことか、人生を送るとはどういうことかについて、考え、表現したパフォーマンスです。

新解釈ボレロ!-きょうもいちにち(創作・パフォーマンス)
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音楽の本質は変奏だが、その変奏とはつまり、いくつかの要素の変化を伴う繰り返しのことを言うのだ——ケージは師であるシェーンベルクのこの考えを受け継いでいた。
《ボレロ》が見せる循環・円環は、わたしたちが「繰り返す」毎日、つまりは人生のようだ。朝起きて、昼なにかをして、夜寝る。もちろん、夜型には夜型の暮らしがあると思う。いずれにしても、わたしたちは毎日、だいたい似たようなことを繰り返しながら、でも今日は昨日とは違う何かがあって、明日は今日とは違う何かがある。そんなことを喜んだり、へこんだり、わたしたちの人生はそうやって続く。
そんな何気なさを、日々起こるけだるさや喜びを、生きる限り持ちたい明日が来ることへの信念を、新しい仕方で《ボレロ》から感じ取ってみたい。かつてトスカニーニは、ラヴェルが思うよりも速いテンポで《ボレロ》を振り、それに苦言した本人に対してこう言ったらしい——この作品が本当に分かっていれば、こうなるはずだよ。

〇釜ヶ崎芸術大学・大学院2023
 オーケストラ!音楽とことばの庭 - 合作俳句と合作楽譜!
【㉓】
本番:2023年11月18日
会場:ゲストハウス「ココルーム」中庭
進行・あそび構成:常盤成紀

あの合作俳句×合作楽譜が帰ってきました!
ひとつの俳句をみんなで作る。ひとつの楽譜をみんなで作る。合作俳句と合作楽譜には、いつも驚きと笑いと、ちょっぴり感動が沸き起こります。
今回は、みんなで作った俳句と楽譜を用いて、「音響インスタレーション遊び」をしました。
様々な音量、速度の演奏音と声が重なり合い、それが総指揮者によって付けたり消したりされながら、空間に音の波が立ちあがります。

キャリア支援×オーケストラ「うたと未来コンサート」シリーズ

〇第1回けいほく うたと未来コンサート
 アミーキティア管弦楽団 meets 京北地域在住の中高生
【⑬】
・2019年1月27日
 会場:京北合同庁舎3階ホール
 指揮・編曲:杉和史
・演目:
 ▷第一部(アミーキティア管弦楽団のみ)
  スッペ/喜歌劇『軽騎兵』序曲
  オッフェンバック/喜歌劇『天国と地獄』序曲抜粋
  久石譲/Oriental Wind
▷第二部(中高生と合同)
  久石譲/君をのせて
  村井邦彦/翼をください
  杉本竜一/tomorrow
  美山中学校校歌・周山中学校校歌
・主催:花降る里けいほくプロジェクト実行委員会
・共催:京都市/アミーキティア管弦楽団
 協力:京都府立北桑田高校,京都市立周山中学校

〇第2回けいほく うたと未来コンサート
 アミーキティア管弦楽団 meets 京北地域在住の中高生
【⑯】
・2019年11月10日
 会場:京北合同庁舎3階ホール
 指揮:高倉奏喜
 編曲:田中航太
・演目:
 ▷第一部(アミーキティア管弦楽団のみ)
  ロッシーニ/喜歌劇『ウィリアムテル』序曲
  ベートーヴェン/交響曲第6番『田園』第1楽章
  オッフェンバック/喜歌劇『天国と地獄』序曲抜粋
▷第二部(中高生と合同)
  久石譲/君をのせて
  村井邦彦/翼をください
  Youth Case/ふるさと
  北桑田高校校歌・周山中学校校歌
・主催:花降る里けいほくプロジェクト実行委員会
・共催:京都市/アミーキティア管弦楽団
 協力:京都府立北桑田高校,京都市立周山中学校

当団が人口減少・中山間地域である京都市右京区「京北地域」を訪れ,現地に暮らす中学生(周山中学校(当時))・高校生(北桑田高校)の有志と共に,オーケストラのコンサートを作るプロジェクトです。

本番当日の午前中は,中学生・高校生と楽団メンバーが,将来の夢,進路,そして暮らしている地域との関わり方についてお互いにインタビューし合うワークショップを実施しました。そのワークショップで出会い,関係性を築いた両者が,午後に合奏・本番を迎え,地元の人びとに向けて,クラシック音楽作品に加え,唱歌や学校歌などの演奏を届けました。アマチュアオーケストラの特徴である,「多様なキャリア・バックグラウンドを持った演奏者の集団」という側面を活かして,プロフェッショナル音楽家にはできないつながりを地域社会との間に創出し,音楽として形にしていくアートプロジェクトです。主催および活動資金提供は地域振興団体である〈花降る里京北プロジェクト実行委員会〉,共催は京都市。また開催にあたっては,京北自治振興会および各地区自治会,ならびに周山中学校,北桑田高校の協力で実現いたしました。

「うたと未来コンサート」活動報告書はこちら

京北コンサート 2019年度報告書 外側
京北コンサート 2019年度報告書 内側

〇すもと うたと未来コンサート
 アミーキティア管弦楽団 meets 青雲中学校校
【㉑】
2023年2月26日
会場:洲本市民交流センターVIVAホール
指揮:髙倉奏喜

▷第一部:アミオケ演奏
F. v. スッペ     喜歌劇『軽騎兵』序曲
L. v. ベートーヴェン 交響曲第5番(運命)より抜粋
J. オッフェンバック 喜歌劇『地獄のオルフェ』序曲抜粋
J. ブラームス    ハンガリー舞曲第5番【指揮者体験付き】
▷第二部:合同演奏
作曲:村井邦彦 作詞:山上路夫  翼をください
作曲:宮川泰  作詞:阿久悠   宇宙戦艦ヤマトのテーマ
作曲:小林亜星 作詞:阿久悠   未知という名の船に乗り
作曲:橋本喬雄 作詞:中村茂夫  青雲中学校校歌

主催:すもとっ子∞塾実行委員会(事務局:洲本市教育委員会)
共催・企画制作:アミーキティア管弦楽団
協力:洲本市立青雲中学校

〇すもと うたと未来コンサート
 アミーキティア管弦楽団 meets 五色中学校校
【㉔】
2024年3月3日
会場:洲本市役所五色庁舎3階 五色文化ホール
指揮:髙倉奏喜

▷第一部:アミオケ演奏
P.I. チャイコフスキー バレエ『くるみ割り人形』小序曲
L. アンダーソン   ワルツ『舞踏会の美女』
J. シベリウス    交響詩『フィンランディア』
E. エルガー     行進曲集『威風堂々』第1番【指揮者体験付き】
▷第二部:合同演奏
K. バデルト     映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』
作曲:宮川泰  作詞:阿久悠   宇宙戦艦ヤマトのテーマ
作曲:森田公一 作詞:阿久悠   あの鐘を鳴らすのはあなた
作曲:平田 勝 作詞:後藤貞夫  五色中学校校歌

主催:すもとっ子∞塾実行委員会(事務局:洲本市教育委員会)
共催・企画制作:アミーキティア管弦楽団
協力:洲本市立五色中学校

旧五色町鮎原村は阿久悠生誕の地です。アンコール曲には、井上忠夫作曲、阿久悠作詞『学園天国』を演奏しました。

日米国際交流コンサート

〇音楽の絆 ~米国ツーソンレパートリーオーケストラ・アミーキティア管弦楽団国際交流コンサート~【⑭】
・2019年7月6日
 会場:箕面市立メイプルホール
・演目:
 スーザ/行進曲『星条旗よ永遠なれ』
 ドヴォルザーク/交響曲第9番『新世界より』第1, 4楽章
 ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番『皇帝』
 バーンスタイン/『ウェストサイドストーリー』
・指揮:田川徹
・ピアノ独奏:下川れいこ
・共催:ツーソンレパートリーオーケストラ
・助成:米日財団
・後援:
 箕面市,箕面市観光協会,
 公益財団法人箕面市メイプル文化財団,
 公益財団法人箕面市国際交流協会
 日本チェンバロ協会,タッキー816みのおエフエム,
 大阪日日新聞

本公演は,米国アリゾナ州で活動するツーソンレパートリーオーケストラ(TRO)の来日ツアー・大阪公演について,アミーキティア管弦楽団と共催で開催する形式で行われたものです。本番当日の前後に交流の機会を設けるなど,音楽を中心とした国際交流のきっかけづくりとして,国際交流を推進する地域である箕面市において企画されました。

山名酒造×アミーキティア管弦楽団プロジェクト

〇京都市文化芸術緊急奨励事業
 「酒蔵・作曲家・クラシック音楽演奏家が共同で行う新曲制作」
【⑰】
〇酒蔵コンサート~酒とクラシック音楽との交差~【㉒】
・2023年3月26日
・会場:山名酒蔵内「旧ロック製作所」
・指揮:高倉奏喜

 兵庫県丹波市で、創業1716年から続く老舗酒蔵〈山名酒造〉様と共同で、「酒蔵コンサート~酒とクラシック音楽との交差~」を開催。
 このコンサートでは、お酒にまつわる曲や、お酒とクラシック音楽とのつながりが感じられる曲を演奏するとともに、作曲家・丸谷雪氏に全体作曲を委嘱し、蔵元・山名洋一朗氏とともに企画制作した新曲「丹州蔵人之譜 -Kurando no Fu-」を演奏しました。
 また当日は、山名酒造初の蔵開きも兼ねており、蔵見学や当日限定商品の販売、蔵元や作曲者とのトークも実施しました。

◇プログラム内容
・G. ヴェルディ/歌劇『椿姫』より、乾杯の歌 ※音楽のみ
・C. サン=サーンス/歌劇『サムソンとデリラ』より「バッカナール」
・L. アンダーソン/『アイルランド組曲』より、
 →「アイルランドの洗濯女」、「ミンストレルボーイ」
・中田章作曲・丸谷雪編曲/『早春賦』オーケストラ版
・山田耕筰作曲・石川亮太編曲/『赤とんぼ幻想曲』

◇委嘱作品「丹州蔵人之譜 -Kurando no Fu-」(15分)
作曲:丸谷雪
企画:丸谷雪・山名酒造株式会社・アミーキティア管弦楽団

助成:2020年度京都市文化芸術活動緊急奨励金
申請事業名称「酒蔵・作曲家・クラシック音楽演奏家が共同で行う新曲制作」

依頼出演

〇辯天宗冥應寺 管長猊下米寿祝賀会 出演 【⑧】
・2017年11月19日
 会場:辯天宗冥應寺
 指揮:木下麻由加(客演)
・演目:
 グリーク/『ペールギュント』より「朝」
 シュトラウス二世/ワルツ『美しく青きドナウ』
 ホルスト/組曲『惑星』より「木星」抜粋
 ベートーヴェン/交響曲第9番『合唱付き』第4楽章抜粋
 美空ひばり/『川の流れのように』

〇豊中市立文化芸術センター主催ロビーコンサート 出演【⑨】
・2018年03月08日
 会場:豊中市立文化芸術センター大ホールロビー
・演目:
 ハイドン/木管五重奏『ディヴェルティメント』
 ダンツィ/木管五重奏 変ロ長調op.56 第1楽章
・演奏:
 木管五重奏団アンサンブル・アミーキティア

〇Road to ワールドマスターズゲームズ2021関西
 TSUNAGU in すもと すもとファミリーコンサート
【⑩】
・2018年3月18日
 会場:すもとアルファビアミュージアム
・演目:
 ハイドン/木管五重奏『ディヴェルティメント』
 アンダーソン=ロペス,ロペス/『レットイットゴー』
 久石譲/『となりのトトロ』メドレー
 得本和音/『木管五重奏のための「7つの創意的課題」』
・主催:
 一般財団法人関西ワールドマスターズゲームズ組織委員会
 一般社団法人アスリートネットワーク,
 洲本市,洲本市教育委員会
・演奏:木管五重奏団アンサンブル・アミーキティア

洲本市教育委員会様のご依頼で,木管五重奏団アンサンブル・アミーキティアが出演しました。2021年に開催される世界的イベント「関西ワールドマスターズゲームズ2021」のキックオフイベントとして企画されました。

初見大会

〇第1回初見大会(2015年05月04日)【①】

〇第2回初見大会(2015年10月12日)【②】

〇第3回初見大会(2016年10月10日)【④】
 「ブラームスフルマラソン!」
ブラームスの4つの交響曲をすべてやり切りました!
〇第4回初見大会(2017年07月15日)【⑤】
 プログラム公募型 「終わりよければすべてよし」
 関西の音楽家の皆様からやってみたい交響曲終楽章を公募しました。

関連イベント

「クラシックwith『人工知能』:人工知能はクラシック音楽にどんな未来をもたらすのか」(2017年4月28日)
会場:大阪イノベーションハブ(グランフロント大阪)

第Ⅰ部:講演
白谷隆(指揮者・作編曲家)
   「AI時代のクラシック音楽」
日吉直行(ピアニスト・作編曲家)
   「現代音楽/即興音楽がAIに期待すること、しないこと」
三田真志郎(大阪大学大学院生命機能研究科)
   「AI技術の現在と、AIから見た音楽の未来」
第Ⅱ部:トークセッション
司会進行・モデレーター:常盤成紀

「クラシックwith『福祉』『服飾』:価値のデザインはいかにして可能か」(2017年8月14日)
会場:大阪イノベーションハブ(グランフロント大阪)

第Ⅰ部:講演
世古口敦嗣(NPO法人Ubdobe 関西支部長)
   「“福祉はクリエイティブ”を根付かせるために」
柿塚拓真(日本センチュリー交響楽団 マネージャー/ 豊中市文化芸術センター 事業プロデューサー)
   「オーケストラの新しい価値作りへの挑戦」
星野雄三(株式会社ふんどし部 代表取締役)
   「ふんどし部が見る、伝統文化のリバイバルの方法」
第Ⅱ部:トークセッション
司会進行・モデレーター:常盤成紀

「音楽活動とダイバーシティ:共に生きる社会を音楽で作る。」(2018年6月24日)
会場:スペース・コラリオン(大阪市)

第Ⅰ部:講演
永田正彰(NPO法人セブンスピリット ミュージックトレーナー)
   「オーケストラで作る地域コミュニティ:
    セブンスピリットのセブ島での挑戦」
馬場京子(西宮きらきら母交響楽団 代表)
   「誰もが「そのまま」でいられるために:
    西宮きらきら母交響楽団が目指すもの」
三田宏美(サインアーティスト/手話通訳士)
   「「観る音楽」を奏でるということ:
    全感覚的な“音楽”が拓く、表現と共生の可能性」
第Ⅱ部:トークセッション
「活動から見えてきた,これからの“共生社会”の方向性」
司会進行・モデレーター:常盤成紀

講演・トークイベント

「アートプロジェクトとしてのオーケストラ実践とはなにか:アミーキティア管弦楽団の考えてきたこと」(2018年2月21日)
オフィスへなちょこ主催「トークパーラー」
会場:旧若松薬品(那覇市)

「地域の豊かさに向き合う音楽とまちづくり」(2018年9月15日)
ブッククラブみやづ(宮津市)ゲスト講師

「「音楽は社会に何ができるか」と「社会は音楽に何ができるか」との往来:アミーキティア管弦楽団の現在」(2019年3月28日)
大阪大学・東京藝術大学共催シンポジウム Art & Innovation
ゲストスピーカー
会場:大阪大学21世紀懐徳堂スタジオ(豊中市)

「コンサート企画を支える「アマチュアとは何か」」(2020年5月6日)
屋台ラジオ(オンライン)

「「音楽とことばの庭」の5年目を振り返る――地域と表現の関係性/可能性」(2022年2月8日)
釜ヶ崎芸術大学 Study: 大阪関西国際芸術祭
出展関連トークイベント(オンライン)

「合作俳句・合作楽譜――音楽とことばをめぐる実験」(2022年2月12日)
釜ヶ崎芸術大学 Study: 大阪関西国際芸術祭
出展関連トークイベント(オンライン・船場エクセルビルのハイブリッド)

「盆踊りとボレロについて考える——まわること・繰り返すこと・生きること」(2022年10月8日)
釜ヶ崎芸術大学「新解釈ボレロ!」プレイベント(オンライン)

「新解釈ボレロ! - きょうもいちにち をふりかえる――ボレロ越しにみえたもの」(2023年2月8日)
釜ヶ崎芸術大学 Study: 大阪関西国際芸術祭
出展関連トークイベント(オンライン・船場エクセルビルのハイブリッド)

トークイベント:京北の盆踊りを次世代につなぐ方法とは?(2024年3月19日)
ゲストモデレーター
会場:弓削自治会館(オンラインと現地のハイブリッド)

書籍等での取り上げ

藤原直樹 編著、飯田星良・岩田聖子・佐藤敦信・安本宗春 著(2021)『地域創造の国際戦略 地方と海外がつながるレジリエントな社会の構築』学芸出版社
第7章「越境する芸術と地域創造」

常盤成紀(2022)「オーケストラにおける『アマチュア』をめぐる問題系 表現・制度・パフォーマティビティ」
ジャンル不定カルチャー誌『アレ』Vol.11所収

報道・記事等での取り上げ

京都新聞(丹波版)「管弦楽団員、職業さまざま 中高生と将来語り合う 京北でワークショップ」2020年1月29日

Yahoo! JAPAN CREATORS「【洲本市】すもと うたと未来コンサート in 青雲中学校(アミーキティア管弦楽団)参加者募集中!」2023年1月4日


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