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ガーデンローズ小改造Part2 〜ブラウンのバラも悪くない〜

折り紙のバラを時計越しに撮ってみたら、iPhoneがしっかりピントを合わせてくれました。

ある日の夕方、時計に映り込んだ夜景に着想を得たもの。
最近、写真の撮り方がマンネリ化してきたな〜と思っていたところなので、新鮮なショットが撮れて嬉しいです。

モデルは「ガーデンローズ」。
写真だけでなく、素材や作り方にも色々こだわりました。

☘今日のトピック☘
❶より厚めの紙で
❷沈め折りの寸法変更
❸花びらをカールさせてみた

♦︎♦︎♦︎

❶より厚めの紙で
前回は、穴越しにコーヒーの銘柄が判別できるほどの大穴が空いてしまいました。
(2020/02/11)
https://note.com/masanii_origami/n/n2d194df94cdb

今回は、少し硬い「タントN-10」で再チャレンジ。
スケッチブックの画用紙を折っているような感じで、なかなかハードな代物でしたが、安心して進めることができました。

よくよく見ると、微妙〜に小さい穴が空いているのですが…
ほとんど見えないので、良しとしましょう。

❷沈め折りの寸法変更
これは、前回のアレンジと同様。
工程17で付ける沈め折りのラインを、従来の2/5から1/2に変更しています。

定規を当てて測ってみると…
・パーツ全体→4.0cm
・テキストのライン→1.6cm
・アレンジのライン→2.0cm
となります。

こうすることで、つぼみ状の花びらに包まれた中心の突起を、より目立たせることができるんです。

前回は紙がペラペラで微妙な仕上がりになってしまいましたが、今回はよりナチュラルに作ることができました。

❸花びらをカールさせてみた
大きめの紙を使ったので、花びらの形をアレンジする余裕がありました。

今回やってみたのは「めくり」。
紙のカドにあたる花びらと、その根本を外側にカールさせています。

2箇所×5組=計10枚の花びらを開いたことで、いっそうボリュームが出ました。

仕上げの際に、紙のカドが意図せずセンターラインで折れてしまうことがあるのですが、それを防ぐ効果もあります。
気にする人はほとんどいないもしれませんが、お困りの方は参考にしてみてください。

♦︎♦︎♦︎

今だから言えるのですが、ガーデンローズを折り始めた当初は、あまり面白くなかったんですよね。
他のバラをたくさん折っていたのは、そういうマイナスの心情もあったわけです。

でも、だんだんコツが掴めてきて、今回のようなアレンジまで試せるようになりました。
今更ながら、やっとこの作品の面白さが分かった気がします。

折り紙は、折りたいと思ったものを、思った通りに(もしくは思った以上のクオリティで)作れるから面白いんですよね。

美しい作品に出会っても、スキル不足で泣く泣く諦めてしまう時、ありませんか?
あまり良い思い出にならず、そのまま折り紙から離れてしまう方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
あの時、ちょっとしたアドバイスがあれば。

私は、周りに折り紙を教えてくれる人が、ほとんどいませんでした。
だからこそ、私がそんなアドバイスができるようになりたいと思うようになりました。

迷っている方の背中を押して、折り紙の楽しさを今まで以上に味わえるような、そんな記事が書けたら嬉しいです。

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