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テレワークで小さい子どもと上手に過ごすコツ

1.仕事の周りにいる人が家族

今、仕事の場所が会社から自宅になっている方が多くなっています。お父さんお母さんと遊びたい年頃の子どもに悩まされていませんか?

仕事は"会社"でするものです。仕事をしに来てる人たちなので、「ねぇねぇ、遊ぼう」とか、「その仕事はいいから、話ししようよ!」と、使ってるPCのマウスを取り上げられてしまうとか、「今すぐ外でお茶しようよー。」とか言ってくる人はいないと思います。

家で仕事をしていると、この全部のお誘いが、お構いなしに、ほぼ強制的にやってくるのです。

私は、保育園の娘が一人います。自営業なので、常に仕事は自宅、娘からのお誘いは耐えません。特に、コロナウィルスによる自粛期間は、保育園を1ヶ月お休みしていて、娘の要望は日に日に強力になるばかりです。

でも、ストレスが溜まらず、娘を怒ることはありません。いつでも穏やかにいることができる、その秘訣がもしお役に立てば嬉しいです。

2.タイムスケジュールは存在しない


私は旅館の若女将をしています。住んでいるのは旅館の一部です。仕事と家事と子育てが、常に一度にやってくることもあります。

以下は、コロナウィルスによる自粛の前の私の1日のタスクリストです。

□朝ごはんを作る
□洗濯する
□布団を干す
□経理
□ランチ営業のための準備、接客
□予約確認
□経理以外の事務
□SNSでの発信
□夜ご飯を作る
□娘とお風呂に入る 
□英語の勉強
□一人の時
□平日は、娘の保育園への送り迎え

時間がだいたい決まってるものはなんとかできますが、経理などの事務仕事は、子どもが保育園に行っているときのようには、なかなか進みません。

そして、タスクリスト以外にも、地域活動やイベント、コンサルタントなどを諸々と行っていることがあると、その部分だけはスケジュールを固定します。また、接客のための外国語などのスキルアップのための勉強にも集中したいのですが、途切れ途切れになってしまいます。

保育園へ通うのを自粛してから、思い通りに仕事や勉強ができない日々が続き、私は下記のようにタスクを分けることにしました。

①子どもが一人で遊んでる時に手をつけること
② 子どもがお父さんと遊んでる時に手をつけること
③ 子どもの相手をしながら出来ること
④ 子どもの添い寝してるときにやること
⑤ 急ぎのこと

急ぎのことが最後なのは、仕事優先になると子どもにイライラしてしまうこともあったので、子ども優先にしています。

このタスク分けをして、「今だ!」というタイミングで集中して仕事をしています。

時間はだいたいは決めますが、「あー!出来なかった!」という未達成感になってストレスになるので、開き直りも大切です。

提出期限が決まってたり、お客様や取引先へのレスポンスを急ぐ時は、トイレに駆け込んでいます。

3.休むことも逃げることも悪くない!

家で仕事をしていると、一気にいろんなことが目に入って来ます。通勤時間がないので時間は増えるものの、時間の作り方が難しくなることもあるので、時間が足りなくなることも出てくる人もいるのではないでしょうか。

男性も女性も、ここぞというときに子どもがやってきたら、多少はイラっとするのではないでしょうか。朝から晩まで、家族と一緒ということにも、なかなか慣れないかもしれません。

私は、どうしても急ぎでやりたいことがある時は、子どもに「トイレに行ってくる!」と言って、iPhoneやiPadをトイレに持ち込んでいます。「まだ?」と」来るのもわかるので、かなり猛スピードです。PCとiPadで共有できるものはトイレでやったり、誰もいない客室に潜んでいます。

あとは、パパに任せた!!…それだけです。一人になりたいときは、お風呂に行ったり、一人になれるスペースに行きます。人は、一人の時間が大切だと思うので、必ず一日に10分でもいいので、身を隠すことをお勧めします。

4.完璧に子育てしなくてもいい

私は、タスクリストの中に、「子どもと遊びながらすること」という項目を作りました。iPhoneにヘッドホンをつないで、子どもと遊びながら英語を聞き流したり、英単語のアプリをやったりしています。

他には、Youtubeに頼ることもあります。見せすぎはいけないとはわかっていても、気づいたら2~3時間経ってしまってることもあります。

仕事しながら、相槌だけうってることもあります。客観的に観ると、適当にあしらっているかのようですよね。でも、それでもいいんだと思っています。

5.家族で過ごす時間は思う存分楽しむ

一人の時間をつくって、自分の気持ちに余裕ができると、子どものことを邪魔だと思わなくなります。今は相手をしようかなとか、完全に無視をすることなく、仕事に打ち込めるようにもなりました。

家族と一緒にご飯を食べるとき、寝るとき、遊ぶときなどは、子どもと暖かく向き合うことができます。

旅館の仕事は、常にお客様が出入りしたり、電話もかかってきたり、娘が赤ちゃんの時には、授乳中にお客様が来れば無理やり引き離して、大泣きしたりしていました。

寂しい思いもあったと思うので、なるべくは子ども優先のタスク消化をしています。どうしても子供が離れないときは、膝に子どもを乗せてPCの片隅に動画を流しながら、経費などの計算をしたりしています。

とはいえ、仕事のパフォーマンスはかなり落ちるので、一緒に仕事をする人や、旦那様、奥様とも協力しあえるようになっていくといいと思います。

家庭によって状況は違うと思うので、タイムスケジュール、タスク管理、タイムマネジメント、コミュニケーションなど、何か気になることがありましたら、私に気軽に吐き出してください。

TCS認定コーチ オーラソーマコーチング 清水雅美


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