マガジンのカバー画像

私の書斎(読書記録)

276
読書を全くしてこなかった私が、ある本に出会ったことで読書の素晴らしさに気がつき、今では新しい本を読みたくてワクワクしています。 そんな私の読書記録になります。
運営しているクリエイター

2023年12月の記事一覧

2023年のベスト10冊!

2023年は、人生で初めて本格的に読書を始めた年となりました。 結果として、135冊の本を読むこ…

2023年12月に読んだ本(18冊)

・ビブリア古書堂の事件手帖7(三上延) ・源氏物語 巻4(紫式部) ・源氏物語 巻5(紫式部…

「シャーロック・ホームズの冒険」(コナン・ドイル)

あらすじ シャーロック・ホームズ初の短編集。 「赤髪組合」「まだらの紐」ほか、全10編を収録…

「江戸川乱歩傑作選」(江戸川乱歩)

あらすじ 江戸川乱歩の初期を代表する9編の短編集。 ・二銭銅貨 ・二廃人 ・D坂の殺人事件 ・…

「名探偵のままでいて」(小西マサテル)

あらすじ レビー小体型認知症の祖父を持つ楓は、かなりのミステリ小説マニア。 祖父は、楓が持…

「紅蓮館の殺人」(阿津川辰海)

あらすじ 高校生探偵の葛城と田所は、尊敬する小説家の館を訪問しようと合宿を抜け出すが、途…

「透明な夜の香り」(千早茜)

あらすじ どんな香りも作ることができる調香師の朔。彼は、特別な臭覚を持っているため、外界との接触をなるべく絶っている。 家政婦として雇われた一香は、暗い過去を抱えながら、朔に惹かれていく。 感想 表紙が暗い感じでしたが、物語はそれほど暗くなく、ゆっくりとした時間が流れていました。 少しミステリのような要素もあり、面白かったです。 ハーブティーや料理が度々登場しますが、匂いが漂ってくるようでした。 香りについて意識させられる物語でした。 ご覧いただきありがとうございました。

「medium霊媒探偵城塚翡翠」(相沢沙呼)

あらすじ 死者の想いが視える霊媒の翡翠と推理作家の香月。二人は、心霊と推理を組み合わせて…

「リボルバー」(原田マハ)

あらすじ パリでオークション会社に勤務する冴。彼女の元に錆びた一丁の拳銃が持ち込まれた。…

「星降り山荘の殺人」(倉知淳)

あらすじ コテージが立ち並ぶ真冬のキャンプ場に集まった9人。作家、UFO研究家、スターウォッ…

「この世をば 下」(永井路子)

あらすじ 優秀な兄達の死、ライバルの自滅などを経験して、権力争いに巻き込まれていく。 強運…

「この世をば 上」(永井路子)

あらすじ 名門貴族の藤原家の三男坊の道長は、したたかに出世を狙っている兄達とは違いおっと…

「源氏物語 巻10」(紫式部)

あらすじ 薫27歳から28歳の物語。 第51帖 浮舟(うきふね) 第52帖 蜻蛉(かげろふ) 第53帖 手…

「源氏物語 巻9」(紫式部)

あらすじ 薫24歳から26歳の物語。 第48帖 早蕨(さわらび) 第49帖 宿木(やどりぎ) 第50帖 東屋(あづまや) 感想 引き続き、薫(光源氏の息子)と匂宮(光源氏の孫)の物語。 優柔不断で女性に奥手な薫と行動的で女性に積極的な匂宮が対照的に書かれています。 2人とも勧められた結婚をしますが、宇治の姉妹に恋焦がれています。特に、薫の心情が中心的に書かれています。続きが気になります。 ご覧いただきありがとうございました。 素敵な本に出会えますように。