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【日本放浪ひとり旅】ソロキャン×車中泊×ワーケーションを振り返って

こんにちは。マサミネです。

4/1から4/7にかけて、1週間ひとり旅をしてきました!今日はその振り返りを書いてみようと思います。

旅の経緯

まだコロナが落ち着かない世の中ですので、移動手段は車にしました。宿泊は車中泊かキャンプに限定し、宿には泊まらないことだけ決めました。
行き先はこれまで北海道や東北一周、四国、九州などに行ったことがあったので、山を攻めようと思い、山梨・長野・岐阜方面へ向かいました。

DAY1

初日は富士山の周りを囲む湖、富士五湖を巡りました。
普段、河口湖のキャンプ場は良く行くのですが、今回は足を伸ばして1日で山中湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖を巡りました。

動画はこちらです🔽

初日は「道の駅なるさわ」にて車中泊。
翌朝はPCの電池が切れそうで、朝8時くらいから道の駅の自販機近くにあるコンセントを拝借しながら動画編集作業をしていました。(警備のおじさんに一言いいました笑)

DAY2

あ、書き忘れましたが、僕はピーターパンスタジオという会社を経営しててウェブサイト制作、デザイン、動画制作の仕事をしています。(僕の会社HPはこちら)※仕事ください

2日目は朝から動画制作をし、10時ごろからお客さんとZOOMで打ち合わせをしました。
近くにガストがあって、全席コンセントが使えるという素晴らしいガストだったので、そこで15時ごろまでお仕事してました。

その後移動を開始し、山梨県「道の駅こぶちさわ」というところまで進みました。
この日はここで車中泊。

DAY3

3日目は朝9:30に出発。この日は天気が良かったのでキャンプだ!と思い、車を走らせます。
山梨県から長野県を越え、岐阜県まで行きます。
前日にキャンプ場を調べていたのですが、4月後半にオープンのところが多く(この辺りは雪がまだ残っており"冬季"が長いんですね)、岐阜県の「くるみ温泉&キャンプ場」というところが営業していたのでそちらに向かいました。

ここはロケーション最高で、温泉が目の前にあり、設備も綺麗でした。

(↑ソロキャンプの様子)

「猿🐵がでるから、食材の管理は気をつけてねー!」と言われました。笑

DAY4  

4日目は雨予報。お昼ごろまでキャンプ場でのんびり過ごしていて、その後に「飛騨高山」へ向かいました。
飛騨高山は古い町並みが残っており、散策をしたかったのですが、到着したころには大雨。
結局、車から少し眺めて、さらに先に進むことにしました。

16:00に「道の駅 飛騨白山」に到着しました。

かなり山奥にある道の駅で、車中泊している人は僕を含めてもう1台くらいでした。
でも温泉併設で、食事処もあり、不自由はなかったです。
到着してからは車の中や休憩所でPC作業。
名刺とロゴデザインの依頼を受けていたので仕事を進めてました。

DAY5

5日目は9時からお仕事ZOOMミーティング。
車の中でやりました。(ZOOMの背景を変える機能はこういう時に便利!)

仕事の後は、白川郷に行きました。
まだ午前中だったので、人が少なくて長閑でした。

昔、家族旅行で来たことがあったんですが、記憶は朧げでした。自分で運転して来るとまた違いますね。

白川郷を見た後、「あーどこ行こうかな?」と今回の旅で初めて進路に迷いました。

気がつけば5日目なので、そろそろ帰ることも考えなきゃいけない。
上に行けば石川県、右に行けば富山、うーん。

しばらく悩んだ末、「秘湯を探そう」と思いました。ひとり旅こそ冒険です。

奥飛騨に無料で入れる(有志でお金は寄付するスタイル)秘湯があるようだったので、そこを目指しました。

道中、積み石で作られたダムや、土砂崩れにより修復中の道路などたくさんありました。

ありきたりな言葉ですが、日本って広いなぁと感じました。
そして、こんな山奥でも働いている人がいて、誰かが通るために道は作られていて、誰かの生活を守るためにダムは作られている。

旅するほどに世界は広くなっていく、と感じました。

5日目は奥飛騨で温泉を入ったあと、長野県の諏訪湖に向かい、下諏訪の赤砂崎公園というところで車中泊をしました。

DAY6

6日目は諏訪湖を出発し、初日に行った山梨県の精進湖へ。
精進湖に向かう道中に、旅っぽい曲を作ろうと思い、運転しながら作詞作曲。(音楽歴が長いと頭の中でもギターを鳴らせます笑)

そして精進湖に到着し、キャンプ。

頭の中で作った曲を整えて、iPhoneで簡易的にレコーディングしましました。

DAY7

精進湖を後にし、西湖をぐるっと一周してから帰宅しました。
これにて旅はおしまいです。


旅を通して考えたこと。

僕はこれまで東北・北海道を路上ライブして周ったり、九州からヒッチハイクしたり、四国行ったり、島に行ったり、色んな旅を経験してきました。

そしてその頃に考えていたのは「旅が消費」である限り、旅は続けられない。ということです。

そして新卒で入った会社を4ヶ月で辞めた25歳の頃に、「ここから先、一番実現したいことは何か」を阿佐ヶ谷駅のスタバで考えました。

その時の答えは「旅をしながら音楽ができる環境を作ること」でした。
もっと夢はありますが、まずはここをクリアしないと次に繋がらないと感じていました。

当時は職種でいうと営業職しか経験がなく、社会人経験も4ヶ月。お金もない、何もない状況。でもその時に、PCでできる仕事が作れたら旅できると思ってウェブ制作とかデザインの勉強を始めたんですね、ニートが。

そこからサラリーマンしながら副業で仕事を受けて、その後会社を設立して。文字に起こすとトントン拍子かもしれないけど、まーほとんど上手くいかないことばかりでした。

今もまったく万全の状況ではないですが、
一応あの頃に想像してた未来をほんの少し実現できました。
旅の道中に考えていたのは、まさにそんなことを振り返ってました。

あの頃はまだYouTubeも主流じゃないし、ワーケーションなんて言葉ないし、今の世の中が昔よりフレキシブルになってきた、やりやすくなってきたのは嬉しいことです。

頑張るにしても何を頑張るのか」が大切のように思います。


僕は世間で言う立派な大人にワクワクしなかったので、「どこかに勤めたら旅できない」「週5も働いてたら音楽できない」そんなことばかり考えて20代を過ごしていたので、こんな今を過ごしてますが。

あの時は(今もだけど)周りの友人らもサラリーマンが多く、企業に勤めて結婚して、いわゆる「普通」に生きることが正しい選択肢としていつも目の前にありました。

でも、「選択肢って本当にそれだけか?」とずいぶん尖りながら、半額シールの弁当を晩飯に食べながら、過ごしていました。

何度も言いますが、まだ想像の一欠片が実現しただけなのでアレですが、

今やりたい何かがボンヤリとある人は、どうぞ周りと歩幅を合わせずに、何度も思考と行動を繰り返して貫いてみてください。

たぶん人間は割と器用なので、周りと歩幅を合わせることは意外とできちゃいますが、ぴったりと歩幅が合った頃に、「何もない人間だな自分は」と思います。(僕も何度も思いました)

頑張るにしても何を頑張るかを考えてみてください。

僕の話に、戻します。
今回のような旅は、過去の理想であり、今はもう「できたこと」になってしまいました。

次回は新しい刺激を加えた形で、またどこか旅をしようと思います。

僕の旅はまだ続いていきます。(おしゃれな締め方)

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