見出し画像

【悲報】今まで知らずに生きてきました。

人には理解してもらえない「生きづらさ」が、自分の中にあると、ずっと思って生きてきました。
例えば、すごく小さなときの思い出としては、「お祭り」が苦手だったこと。
お祭りって、大抵の人が好きって言いますよね。
でも、自分はその話題になると、なんとなく、その話の輪に入れず、その場しのぎの返事をして、ごまかしていました。
何が苦手なのかっていうと、人が多くて、ガヤガヤしていること。
今は、もう平気ですけど、小さなときはお祭りの楽しみ方がいまいち分かりませんでした。
また、別の例で言えば、ちょっと大人になってからの話です。
仕事をするようになると、マルチタスクが苦手なことに気付きます。
今は、だいぶ慣れてきましたが、若いときは、一度にたくさんの仕事を振られると、テンパってましたね。
さらに、急かされると、もう「サイアク!」って感じでした。
母からは「なんかムズカシイ子だと思ってたわよ。」と言われたことがあり、天真爛漫な弟より「可愛がられてないのかも?」と悲しい気持ちになった記憶があります。
こんな感じで、周りの人にとって平気なことが自分は苦手だなと思うことがいろいろとあって、「自分って、なんかおかしいのかな?」って、その理由が分からず、モヤモヤした気持ちを、心の奥に抱えながら、ずっと生きてきました。

ここ、2、3年で、遅まきながら、自己啓発について学ぶようになり、心理学や精神面についての興味や関心がさらに増すようになりました。
その中で、最近よく見かける「ある言葉」が気になるようになったんです。
それは、「HSP気質」という言葉です。
最近では分かりやすく「繊細さん」なんて言葉で言われることも多いみたいです。
「HSP気質」について軽く説明すると、アメリカの心理学者のエイレン・N・アーロン博士が自身の、繊細で、敏感な内面を探り、調査と結果を重ねた結果、見出された概念です。
HSPは「Highly Sensitive Person」の略で、日本語に訳すと「とても敏感な人」となります。
HSPについて、いろいろと調べてみると、どうやら、自分の中にある「生きづらさ」の正体って、これなんじゃないのかな?って、最近、確信を持つようになりました。
このことを知って、「なんだ、そうだったのか!」と今までのモヤモヤの原因が分かって腑に落ちたという感じです。
50代になって「今さらかよ。」って思った気持ちも半分。
「自分のことは、本人が一番分かってない」ってこのことだ、と思った瞬間でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?