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自分を主体者としてコミュニケーションを駆使して成果につなげる

  成果を求めるならば、目標を設定した上で、自分を主体者として取り組む事が大切です。というお話を以前しました。

 ここで注意です。主体者を自分にするという事は、すべての責任を自分に持ってくるということではありません。

主体者とは自分の事として取り組む事

 自分ができる事が何か、という事を常に考えて取り組むという事です。
ここを間違えると、自分を追い詰めてしまいますので注意が必要です。

 人間ですから、得意なこともあれば苦手なこともありますね。それを、全て自分の責任だと思ってしまうと、できない事に対して誰かに相談することもできず、抱え込んでしまい、最後には病んでしまうことになりかねません。そうなってしまっては元も子もありません。

 主体者が自分であるという事は、目標達成に向かって必要なことに対して、自分ができる事が何かを常に考え続けていきます。
 自分が得意なことや、勉強しながらできることであれば、全力でやります。もし、苦手な事をしなければいけない時は、「得意な人を巻き込む」とか、「得意な事を活用できないか工夫する」とか、それをクリアするために必要な、自分ができる事に取り組むのです。

ここで大切なのがコミュニケーション

 だからこそ、チームがあるわけですし、コミュニケーションが大切になるのです。
 やはり、1人でできる事には限りがあります。そして、自分と似たモノ同士だけではできる事の幅は広がりません。いろんなタイプの人とコミュニケーションをとり、協力体制を作る事で、成果に近づく事ができるのです。
 その時に、相手に任せきりにするのではなく、自分事として捉えて取り組む事で、信頼関係を築く事ができると心しましょう。

高い目的が共感を呼ぶ

 もし、自分ごとの目標に向けて、動いていたとして、それを誰かに手伝ってもらう場合、コミュニケーションも大事ですが、そもそもの目標に対して共感してもらうことが求められます。
 それには、個人的な目標でなく、世の中に価値を提供する様な目標である事が望ましいですね。

「教師になりたい」という目標に対して手を貸して欲しいという場合と、
「教師になって、未来の財産となる子供を育てたい」という目標に対して協力を依頼するのでは、どちらが協力を得られるかは明らかですよね。

 始めから高尚な目的を掲げなければいけないというモノではありません。まずは身近な目標からで良いので、達成に近づくにつれてより大きく抽象度の高い目標に修正して行くといいと思います。

 上記は、私の仕事の目的の変化を描いたモノです。

 いずれにせよ、自分を主体者として捉える時の注意を頭に入れていただいて、健全に周りの人と協力をしながら進めていただけたらと思います。

 今回も最後までご覧頂きありがとうございます。お役に立てたら嬉しいです。

岡本昌巳

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