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幕末の志士の詩

おもしろきこともなき世をおもしろく
すみなしものは心なりけり

 高杉晋作の詩ですね。幕末の志士と言われ、29歳で亡くなっています。なんだかすごく奥深さを感じますね。20代でここまで深く世の中を見ていたのかなぁ、なんて感心してしまいます。

 私の20代は半ばにようやく社会に出て、何とか一人前になろうとしていたくらい。更には30代になって仕事を転々とするくらい、人として未熟でした。

それに比べて・・・すごいなぁ

 だからこそ、すごく魅力的ですよね。幕末の方々とか、戦国時代の武将とか。
かっこいいです。やはり「志」を持つというのは大きいのだと改めて思わされます。

 それはさておき、上の言葉、どこでいつ聞いたのか全く記憶はありません。なのですが、前半部分がある時ふっと降りてきたのです。人生を楽しまないとな、なんてざっくりと思っていたのだと思います。で、ググって見たところ、後半があって本当の意味がわかりました。
 ここでもやはり「自分次第」というあり方の大切さが語られているのです。

世の中は自分次第でどうにでもなる

 「主体者を自分に置く」という事を何度か触れてきています。
 志という目指すところを明確に持っている人、成功している人は、全て主体者を自分としているのですね。

 この言葉は、後半があって初めて意味がある、といっても過言ではないくらいの言葉ですね。
 自分が生きているこの世の中を、面白くするもつまらなくするも全ては自分次第、ということですね。もう少し、原文にそって捉えるならば、

 「面白くないような世の中を面白くするためにそこにある物はその人の心だけだ」

といった意味になりますね。
 心のあり方だけで、この世の中はどうにでもなるのです。

堅苦しくならずに自然体が良い

 逆にいうなら、あまり深く考えすぎずに自然体で生きる事が面白い世の中につながる、という事ではないですかね。自分が純粋に気持ちを向けられるような自分がやりたい事を明確にして、そのために頑張ることは自然とできるのではないかと思います。そうしたら、世の中は面白くなりそうですよね。

 それでいいじゃないですか。
 変に、常識とかルールとか忖度とか空気読むとか、そればかりに縛られる必要なないのではないかと思いますよ。
 自分らしく生きられる環境を見つけていくのも必要ですし、なければ作れば良いのではないかとも思います。

 これがある事が大切ではありますが、誰かのためになる「志」を明確に持てば、自然と面白い世の中がやってきますよ。

 今回も最後までご覧頂きありがとうございます。お役に立てたら嬉しいです。

岡本昌巳

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