ChatGPTと共に学ぶ! Pythonクローラ開発ワークショップのレポート
こんにちは!Masaです。
今回は、今流行りのChatGPTを使って、エンジニアではない方向けのPythonクローラ開発ワークショップの開催レポートです。
ChatGPTを開発に使うケースが増えてきて、私を含めてエンジニアの方は、前よりもプログラミングが楽しくなった方もたくさんいますよね。
しかし、エンジニアではない方は、まだまだChatGPTを使ったプログラミングに取り組んでいる人は少ないはず。
そんな中で今回は、非エンジニアの方にChatGPTを使ったPython講座を開いてみました。
ちなみに、日頃から私は講師をしていますが、極力私が直接教えないでChatGPTに教えてもらう流れを作って進めています。
クローラを知らない方は、「クローラを小学生5年生にわかるように教えて」と言ってみると下記のような答えが返ってきます。
「ChatGPTを使ったPythonクローラ開発」とは?
ワークショップのきっかけは、知人からの下記のような熱い依頼でした。
そこでゴールとしては、下記の通りで進めました。
ChatGPTを使ってプログラミングの基礎知識を学ぶ
Pythonの環境構築からクローラの開発まで実践的なスキルを身につける
ChatGPTからの質問応答でプログラミング知識を習得する方法を学ぶ
これらの流れに積極的にChatGPTを組み込む
あまり時間がなかったので、実際の進め方もChatGPTと相談していました。(時間があっても使っていたけど)
ChatGPTをフル活用して開発完了
開発するときにたとえばこんな感じで入力してみます。
Seleniumのバージョンの違いやMacとWindowsの違いでちょこっとハマるのでそれは考慮した方が良いです。
また、ChatGPTの学習データがいつまでの情報なのかというのは重要です。特に初心者にとっては、最新バージョンがChatGPTが知らないでハマってしまうということも多いかと思います。
セキュリティの問題なども考慮すると最新版が良いことが多いのですが、ここではあくまで学習という観点で、作りきることに重きを置いています。
一回上手くいかなくても、どんどん要望をぶつけてプログラムを改善してもらいましょう。
今回はChatGPTへの質問の仕方や使い方も伝授しました。プログラミングを綺麗に書き直すために「リファクタリングをして」と依頼することなどはエンジニアだったら当たり前の使い方でしたが、「そんな使い方もあるのか」と驚いていました。
開発のハードルが下がったことは間違いない
開催後の感想として感じたことは、ChatGPTの存在により、プログラミングのハードルは明らかに下がったということです。しかし、それでもプログラミングをするには最低限の知識は必要です。
それでも最終的に、プログラミングの初心者がこのワークショップを通じてクローラを作ることができたのは、大きな成果でした。
この結果から、私たちはChatGPTというAIを活用することで、プログラミングに初めて触れる人々がより簡単に、そして実践的にスキルを獲得できると確信しました。
これはこれからの活動に新たな可能性をもたらし、同時にプログラミングへのアクセシビリティを高めることにつながると感じています。
学び方の拡がりと個別最適化学習の現実化へ
今回のワークショップでは、ChatGPTの魅力とその学び方の進化を実感させてくれました。
これからも私たちは、プログラミングの教育とAIの可能性を追求し続け、より多くの人々がプログラミングに触れ、その楽しさと有用性を体験できるような環境を提供し続けることを約束します。
プログラミングの教育は、単にテクニカルなスキルを伝えるだけでなく、創造力や論理的思考を育む素晴らしいツールであると確信しています。これからもChatGPTを含む最新のAI技術を活用し、教育の場でもどんどん可能性を拡げていきたいと思います。
今後もChatGPTの活用事例について投稿していきたいと思いますし、最近、ChatGPTでのプロンプトエンジニアリングに取り組んでいるので、その辺りも書いていきたいと思います。
それでは、Happy Coding!
【追記】受講生の方が記事にしてくれました
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