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輝く海からの贈りもの/松任谷由実

こんばんは。
音楽冒険家の小倉です。
毎日毎日暑いですね。
皆さま、体調、大丈夫ですか~。
水分補給してくださいね。

さて、本日は!
昨年7月5日にデビュー50周年を迎えた松任谷由実特集です。
荒井由実時代を含めたら約400曲以上の作品を発表しています。

では、ご存知ない方もいらっしゃるかもなので、ここでユーミンのことを少しご説明しますね。
これまで3つの名前でユーミンは音楽活動をしてます。
結婚前の旧姓「荒井由実」、結婚後の「松任谷由実」、そして、作家としてのペンネーム「呉田軽穂」です。

ユーミン

「呉田軽穂」という名前の由来は、1930年代にかけて活躍したハリウッドの伝説的スター映画女優グレタ・ガルボのもじりで「実るほどこうべを垂れる稲穂かな」の逆だそうです。
そして、ポップスのように軽やかにいきたい。
そんな思いをこめたペンネームだとユーミンご本人が語っていました。

呉田軽穂提供作品

現在、ユーミンはデビュー50周年を記念した全国アリーナツアー「大和証券グループpresents 50th Anniversary 松任谷由実コンサートツアー The Journey」開催中!
第1期の舞台は海。
海賊船に乗って大海原へ。船長はユーミン。

それでは、僕らもユーミンの音楽で旅に出かけましょう。 
では、はじめにご案内するのはこちらの楽曲。
『The Journey』はじめ歴代のライブに欠かせない1曲。

1993年7月26日リリースされ、143.2万枚のセールスを叩き出し、ユーミン最大のヒットナンバー。
夏の定番ソングのひとつとして発売から30年経った今も愛されている名曲。
ラテン系エキゾチックな曲は得意としていて、ユーミン自身も「血中ラテン濃度が高めな私のルーツとも言える」とよく話しているほど。

そんな血中ラテン濃度が高めな『真夏の夜の夢』をカフェミュージック風にカバーした作品をご紹介。
歌うのは、NHKみんなのうた「恋花火」でデビューし、ピアノ弾き語りのライブでは圧倒的な歌唱力と表現力で魅了する諫山実生さん(いさやま みお)。
カフェ・ミュージック風に生まれ変わってます。『真夏の夜の夢』が。
”こう来たか!”という風合いに仕上がりに。

次の目的地はこちら。
ユーミンをもってして「天才」と言わしめた吉田美奈子さん。
1975年6月20日発売した荒井由実3枚目のアルバム『COBALT HOUR』に収録されている「CHINESE SOUP」が今回の目的地のひとつです。

歌詞は『私がつくるスープは別れた男だけじゃないのよ。あなたへの思いも一緒に混ぜてるの。残しちゃダメよ』と笑いながらスープを作るような感じで、吉田美奈子さんはこの曲をまるで小悪魔かのようにカバーしています。
ドラムからはじまるテンポが心地よい楽曲に生まれ変わってます。
この曲って、ある意味“女性の応援歌”のかもしれないな~。

『皆さん、今日の船旅はいかがでしたか?私はいつでも新米の船乗りでありたいと思っています』とユーミンはツアー『The Journey』アンコールの時に語っていました。
ユーミンは、これからどんな作品を僕たちに届けてくれるのでしょうか。
あと、どんなアーティストがユーミンの作品を違った世界観で披露してくれるでしょうか。
楽しみですね。
僕たちの船旅もいよいよ終わります。
最後にご紹介するのは、『The Journey』アンコール1曲目に歌われ、会場全体があたたかな空気につつまれた名曲『守ってあげたい』です。

いつまでも、いつ聴いても変わることのない。
裏付られた普遍的なメッセージ。
年代、性別を問わず多くの支持を受け「恋愛の教祖」の異名をとるユーミン。
日本のポップス・シーンの頂点に君臨する松任谷由実をこれからも追いかけます!

#松任谷由実 #ユーミン #音楽

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