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『恋の魔法使いになれるらしい』

最終回で日向亘くん“龍司”と、大倉空人くん“天”の爽やかなキスが感動を呼んだBLドラマ『君となら恋してみても』
全編通して感じたのは、”ナチュラル”。

実は、BLドラマを毛嫌いしていた頃があった。
ゲイの自分から見たらなんだか”そんなことあるかい!”って思ったりで。

ライフスタイルが変わり、
人間関係も変わり、
価値観も変わっていき・・・。
BLドラマに対しての見え方も変わってきた。
そんなときに現れたのが、”チェリまほ”の愛称で親しまれている
BLドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』だ。

ほっこりしたり、”こんな恋したかったな~”とか自分を見つめながら観ている自分がいたのだ。

町田啓太[黒沢優一]と赤楚衛二[安達清]

ゲイを題材または登場するドラマは過去にあった。
「逃げるは恥だが役に立つ」
「隣の家族は青く見える」
「偽装の夫婦」
など
これらのドラマは僕の中で、BLドラマと別モノとして観ていた。
何故なら・・・
BLは異性愛者の女性が「女性」をターゲットにして書いてる作品。
ゲイ(LGBT)は対象にしていないのではと思っていたからである。
これまで観ていたドラマに出てくるゲイにはその感覚を持たなかった。

そんな僕のBLドラマに対する偏見に似た考えを打ち壊してしまったのが先ほど述べた『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』だ。

この作品を皮切りに
『美しい彼』
『君には届かない』
『ワンルームエンジェル』
『モアザンワーズ』
『不幸くんはキスするしかない』
『リスタートはただいまのあとで』
『4月の東京は…』
『Life 線上の僕ら』
『みなと商事コインランドリー』
『好きやねんけどどうやろか』
そして
『君となら恋してみても』
BLドラマに触れる自分が居るのである。
それは、色鉛筆をはじめて手にしたときのような喜びに似たを感じがした。あと、全体的に平和!
大きいのは演じる俳優がイケメン(笑)というか、タイプ!

そうしてBLドラマに揺られていたらふっと舞い降りた!
”そうだ!プレイリストを作ろう”
音楽冒険家としてFMラジオで音楽コーナーを担当し、
レコード会社で働いてた僕の本領発揮!
な~んてね(笑)

プレイリストを作るにあたり・・・
●コンセプトは?
●このプレイリストをどのようなシーンで聴くことが多いか。
この2点を最初に考える。

人を想う気持ちに理由なんてない。
たとえ、それが叶わぬ想いだとしても。
だから大切にしたい。
自分が抱く想いを…。
心躍る音楽、切々としたバラード、時にグイグイ攻めるロック・・・。
ライフスタイル寄り添う音楽。
それは、大切な人と聴きたいナンバーたち。

こうして内容は決まった。
次はタイトル。
『君となら恋してみても』や、
『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』など
少しずつ引かれ合っていくふたり。
穏やかな風のように。
そして、わくわくキュンキュンするラスト。
これはもうこのドラマからサンプリングするしかない!

『恋の魔法使いになれるらしい』に決めた!

こうしてできたのがプレイリスト『恋の魔法使いになれるらしい』

BLドラマの主題歌だけでなく、キュンとするラブソングもセレクト!

いいじゃん!
好きになったのが、男でも。
BLドラマみたくうまくいかないよ、現実は。
でも、いいじゃん!
ゲイがBLドラマにハマっても。

愛に関して、他人にどうのこうの言われようが好きなんだもん。
片想いも立派な”恋”。
彼と一緒に見る世界はグ~とひろがる。
そんなことを教えてくれるBLドラマ、最高じゃん!

#BL #BLドラマ #ドラマ #映画 #音楽 #LGBTQ #ゲイ

https://open.spotify.com/playlist/4YSfV8qKdGuNMKRH62yf2h?si=c103d78e7ba94c04






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