その場に行ってみたから分かることがある
今日は都内のホテルにセラピストを派遣している会社の説明会に行ってきた。この会社の創立者であり院長は、若い頃に開業した治療院が国会議事堂の近くだったことから、元首相の田中角栄氏を筆頭に政財界のリーダー達を施術した経験の持ち主で、とってもお茶目な人の大好きなおばあちゃんだった。
今ではBtoBビジネスに切り替えて、100を超える都内のホテルと契約しセラピストを派遣している。派遣料が収入として入ってくるので、おばあちゃんは派遣するセラピストに対して、ほぼ無償で勉強会を開いていて、ただただ楽しそうに毎日人の身体に触れておしゃべりをしているようだった。
と、まぁ、おばあちゃんのことはとても大好きになったのだけれど、この世界特有のブラックさが垣間みられて、どうも空気が合わずオフィスを出てきた。
人はなぜ、そんなに深夜にマッサージを受けるのだろう??営業時間が27時までとか、不思議すぎる。そんな時間にマッサージを受けるくらいなら、さっさと寝た方がよほど身体に良さそうだ。
先週はオフィス専属のセラピストの採用面接に行ってきたのだけれど、そこでも感じたように、ボディケアやオイルトリートメントの世界は集客さえクリアすれば自宅サロンが最も収益性が高く、ストレスも無さそうだ。
「集客さえクリアすれば」というのはどのビジネスでも同じことだし、この世界は歩合制が当たり前なので、店舗やサロンに入っても収入UPは厳しい。拘束時間の割に収入が確保できない。
ということで、私の目標は45歳までにサロンオーナーになることなのだけど、あと9年もあるし、まずはレンタルサロンを借りて、ゆっくりと自分が納得するサロン作りに時間をかけようと思う。
今日の読書
「幸福論」アラン(著)/神谷幹男(翻訳):P102〜108
この本は1週間に1話読めたらいいなと思って読み始めたのだけれど、とても私の肌に馴染んでいて、電車に乗る時間はiPhoneじゃなくて「幸福論」を開くようになった。「幸福論」を1話読むと、読書脳にスイッチするので他の本も読みやすくなる。ありがたい1冊。
「天才の教科書」かとうゆか(著):P1〜P42
今日、久しぶりに手に取った本。購入した時には一気に読んだのだけど、中にあるワークなどに充分に手をつけられていなかったため、再読。今度は「幸福論」と同じように、ややゆっくり、丁寧に読み進めていこうと思う。
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