見出し画像

サプリメント

私の病気のことを知った人から、サプリメントや健康食品などを勧められることがよくあります。
とてもありがたいことなのですが、そのたびに思うことが二つあります。

一つは、ほとんどの人は「うつ病に効いたから」とおっしゃることです。
「双極性障害に効くから」と言われたことはありません。
今や「うつ病」は社会現象になるほど世間に知られています。
「うつ病」が社会的に認知され、職場などでの理解が広まっていることは喜ばしいことです。
ただ、少々困るのは「精神疾患=うつ病」と思われている節があることです。
精神疾患には様々なものがあります。
症状も治療方法もそれぞれ異なります。
私が罹っている双極性障害は「うつ病」と似て非なる病です。
今日はその違いについて、詳しくは書きませんが、治療方法は「正反対」と言って良いほど異なるのです。
双極性障害は落ち込みがある一方で、元気になり過ぎることがあるのがうつ病との違いです。
そのため、単にうつ状態から脱するために気分をあげてはならないのです。
ですから、「うつ病に効いたから」というものを摂取することは、単純にはできないのです。

二つ目は、簡単なことです。
サプリメントや健康食品で治るくらいなら、もうとっくに治っている、ということです。


一方で、最近、精神疾患に対する食事療法が注目されています。
その多くは、糖質制限を基本にしているようです。
こちらは試してみたい気もするのですが、自分だけでできるものではないので、実践はなかなか難しそうです。

それに...美味しいものはみんな糖質量が多いですからねぇ。