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形にしていく

文学フリマに出してみたいなと思ったのは、去年の末ぐらいだったと思う。
ときどき、形に残しておきたいという衝動に駆られることがあって、理由はわからないけれどそんな時期だったのだと思う。
妹と出店したいと思い、春ごろに話を持ち掛けた。妹もエッセイや写真を溜めていて、いつか形にしたいとずっと言っていたから、おぉやろうということになった。
先日、やっと申し込みのタイミングが来て妹にLINEをしたら、秋は忙しいから書いてる時間がないかも、と歯切れの悪い返事だった。
そうなる予想はしていたけれど募集のタイミングが思ったより遅く、あと3ヶ月しかないのだという焦りがじわじわと押し寄せて来る(もちろんそのつもりで準備しておけばこんなことにはならなかっただろうけども)。
しかも年末へ向かっていくという時期。もう走り抜けるしかないのだと覚悟を決めながらも、不安は拭いきれない。
とにかく書かなくてはと思うものの、頭の中は完全に白紙である。
テーマや枚数を与えられている方が、本当はいいのかもしれない。
さぁ、お好きにどうぞと言われると何をどう料理していいのかわからない。
和食?洋食?お菓子?フルコース?
落ち着こう、まだ走り出したばかりなのだから、と手帳を眺めてみるけれど、どう考えても時間がない。
何とかなるだろう、何とか。とりあえず今年中に仕上がれば、と思う。
来年は他の文学フリマにも足を運びたいと思った。

*写真はみんなのフォトギャラリーからお借りしました


#エッセイ #コラム #文学フリマ #京都  

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