乃淡 雅子

イラストレーター・デザイナー Ⓒmasako notan 2018-2023 htt…

乃淡 雅子

イラストレーター・デザイナー Ⓒmasako notan 2018-2023 https://masakonotan.com https://www.instagram.com/masako_notan/

マガジン

  • カレーの学校【佐賀・唐津】&一日だけのカレー店につきまして

    2024年4月20日(土)21日(日)の二日間に渡って、佐賀県唐津市で行われるカレーイベントの紹介マガジン

  • 日々の日記

    乃淡雅子が徒然に語る備忘録的絵日記です。言葉の雫が今必要な方と共鳴できたら。

  • AIR SPICE 撮影レポ

    カレー研究家の水野仁輔さんが行うスパイス通販事業 AIR SPICE のレポートです。

  • 双子の星

    宮澤賢治の「双子の星」のストーリーを共に、イラストレーターの乃淡雅子が独自に挿絵を描きおろしながら、新たな文と絵の作品世界を再構築していこうとする試みです。

最近の記事

今後の情報更新は[カレーの学校note]にて!

こんにちは、乃淡です。 ■カレーの学校【佐賀・唐津】41期 ■東京カリ~番長の一日だけのまぼろしカレー店 今後、こちら2点についての最新情報は、現在見ていただいている私個人のnoteではなく[カレーの学校]のnote にて、マガジン形式にて更新していきます。 お手数ですが、イベントに興味がありブックマークされている方などがいましたら、今後は カレーの学校note の情報が最新版となりますので、こちらの方でのチェックをお願いできましたら幸いです。 楽しいイベントになる

    • 4/21限定!東京カリ~番長のカレー店OPEN

      こんにちは、乃淡です。 前回の投稿では[カレーの学校 in 唐津]のお話をさせて頂きましたが、それに続くスピンオフ企画をご用意いたしました カレーの学校の授業で頭をフル稼働させた後には、やはりカレーでお腹も満たしたいですよね? という訳で、水野仁輔さんの相棒、東京カリ〜番長のリーダー(いとう盛さん)を招いて一日カレー店を開催することになりました。 水野仁輔の相棒、東京カリ~番長のリーダー「いとう盛」さんが佐賀県にやってくる!唐津の街に、一日だけのまぼろしのようなカレー店が

      • 4/20-21開催!カレーの学校【佐賀・唐津】

        こんにちは。ご無沙汰しております乃淡です。 ここ半年ばかり、とある企画実現のために奔走しておりました。 それは故郷である佐賀県唐津市にて、地元の人がウキウキしてしまうようなイベントを開催すること。もしくは、この土地の良さを、外から来た人に知ってもらう機会を作ることー。 そんな折、自身が6年前に東京で参加して以来、その後も楽しい仲間と良い関係を紡いでいる、水野仁輔さん主催[カレーの学校]のことが思い浮かびました。 水野さんに唐津に来てもらえないかなー。そんなふんわりとした

        • アドベントカレンダー20231209

          てくてくてく 早起きしようと思ったけれど てくてくてく まあまあだった  てくてくてく 人生は時にドラマチックだけれど てくてくてく いつまでもそうでもなかった てくてくてく あのことやだな このことやだな てくてくてく あの道 この道 割とすき てくてくてく 生活は奇跡の連続で てくてくてく それは忘却の彼方にある事実 てくてくてく 寒い朝にしかめっつらで起きて てくてくてく 寒い朝にすぐに忘れて歩いてる てくてくてく ホントのことは面白い てくてくてく 自然なこ

        今後の情報更新は[カレーの学校note]にて!

        マガジン

        • カレーの学校【佐賀・唐津】&一日だけのカレー店につきまして
          3本
        • 日々の日記
          6本
        • AIR SPICE 撮影レポ
          6本
        • 双子の星
          4本

        記事

          アドベントカレンダー 20231202

          12月に突如として始まったアドベントカレンダー 人生はね、意外とあっという間 なんて、そういう訳でもないけど、そういう訳なのよ 昔とあるミュージシャンの方が 自分の創作の秘密は、そのスピードの速さにある(言い回しは違ったけど) という言葉を聞いて、なんだか気になっていた 気になっていたということは、どこかに真実らしき光るものを感じたからだった そうそう、、 考えている間に、情熱なんかがすぐに冷めてしまって やる気なんてものは消し飛んでしまう 料理と同じで、熱いうちに召し

          アドベントカレンダー 20231202

          アドベントカレンダー 20231201

          12月になると友人知人の有志が集まって行う アドベントカレンダーという試み 数えたらなんと、スタートして6年の月日が経っていた そのせいかなんだか12月は 勝手にソワソワしてしまう ソワソワに慣れようと ならば前倒しで始めればいいんじゃないかと思い付いたものの 時すでに遅し でもこの絵は昨日の24時前に描いていたので 自分内ルールでヨシとする #illlustration #adventskalender #schoolofcurry#見切り発車と勢い

          アドベントカレンダー 20231201

          あるモードの再生機として(2)

          昨年くらいからyoutubeプレミアムにうっかり入ってしまい、そしてうっかりはまった私。 TVでは見かけない、有名無名問わずいろんな発信者がいて、だからこそマスメディアにはないリアリティのある話が聞けてとても面白いのです。 その中でもこれは!と思う人を見つけて応援していたら、ライブ配信での交流がコミュニティの様に暖かい場になっていたりして。 配信者が思い立った時に気軽に配信できるので、その時のコンデイションもあるけど、他では聞けないような結構深い話にもなっていて、でも同

          あるモードの再生機として(2)

          あるモードの再生機として(1)

          表現やアートを創作したり、または誰かに何かを伝えるとき、その行為自体がなんだか心もとなく掴みどころがないとずっと思ってきた。 そう、それは本当にその通りなのだけど、なんだかそのキレイな言葉だけではまだ心もとない。 障害となる原因はわかっていて、素直な表現の邪魔をしたり壁になるのは自分の中にある小さなエゴ、というところまでの目処はついているのだけど。 そんなことを考えるのにも疲れたある日、最近お気に入りのとあるYoutuberさんのライブ配信をいつものように楽しんでいた。

          あるモードの再生機として(1)

          AIR SPICEの撮影と挑戦すること 06

          前回は水野さんが撮影現場を外部に開いていく独自のオープンマインドが、全体の、そして結果としては個人のクリエイティブに有益な影響を与えているのでは?というお話でした。 しかしこれはあくまでも自分の直感のようなもので、こんなふうに言い切っても良いのだろうか、、と本人に相談したところ、面白がってくれたのでこのまま続けたいと思います。 やっぱりどこかで「自分としては、こう思う。」と言い切らないと、なんだかグズグズした文章になり先に進まないんですよね。。 普段の話し言葉なら、気楽

          AIR SPICEの撮影と挑戦すること 06

          変わるとき

          時は満ちた 今のそのままで 次のページを開いて 進みだそう 絶対に変わらないと思っていたことも 予想外のきっかけで 変わることがある でもその変わった瞬間には それこそが本当だったのだと 腹の底からしっくりきて もうそれが自分の普通になる

          変わるとき

          双子の星 04

          そしてポウセ童子は、白い貝殻の沓をはき、二人は連れだって空の銀の芝原(しばはら)を仲よく歌いながら行きました。 「お日さまの、お通りみちを はき浄(きよ)め、ひかりをちらせ あまの白雲。  お日さまの、お通りみちの 石かけを深くうずめよ、あまの青雲。」 そしてもういつか空の泉に来ました。 この泉は霽(は)れた晩には、下からはっきり見えます。天の川の西の岸から、よほど離れた処に、青い小さな星で円くかこまれてあります。 底は青い小さなつぶ石でたいらにうずめられ、 石の間から

          双子の星 04

          双子の星 03

          ある朝、お日様がカツカツカツと厳にお身体からだをゆすぶって、東から昇っておいでになった時、チュンセ童子は銀笛を下に置いてポウセ童子に申しました。 「ポウセさん。もういいでしょう。お日様もお昇りになったし、雲もまっ白に光っています。今日は西の野原の泉へ行きませんか。」 ポウセ童子が、まだ夢中で、半分眼めをつぶったまま、銀笛を吹いていますので、チュンセ童子はお宮から下りて、沓(くつ)をはいて、ポウセ童子のお宮の段にのぼって、もう一度云いました。 「ポウセさん。もういいでしょ

          双子の星 03

          AIR SPICEの撮影と挑戦すること 05

          水野さんが考えたAIR SPICE12ヶ月分のカレーの撮影がどんどん進んでいきます。 それにしても調理スピードが速い! 一種類づつ作るのではなく、4月分を作りながら隣で次の5月や6月分を、、といった具合にラインが同時に走っていて、よく頭が混乱しないものだなあ。。 集中力MAXで調理を進める水野さんの背後には、調理アシスタントのKさんの姿が。黙々と野菜を切ったり、スパイスを正確に測って調理がスムーズに進むように手際よく準備をしていました。 こんなハイスピードの作業の中、プ

          AIR SPICEの撮影と挑戦すること 05

          AIR SPICEの撮影と挑戦すること 04

          料理は食べて味わってこそ。ただし、紙面などで実際に味わえない場合の手掛かりはなんでしょう? 当たり前ですが味覚や触覚、温度などの体感的なものを差し引くとそこに残るのは視覚のみー。 そう、目だけを使って確認するビジュアルイメージしかないわけですが、それでも私達人間は限られた要素から「美味しそう」「香りがしてきそう」などの想像力を働かせているようです。 それであれば、書籍や画像上で表現するためのカレー作りは、単に美味しさだけを追求するのではなく「紙面になったときにどう見えるか

          AIR SPICEの撮影と挑戦すること 04

          双子の星 02

          このすきとおる二つのお宮は、まっすぐに向い合っています。 夜は二人とも、きっとお宮に帰って、きちんと座り、空の星めぐりの歌に合せて、一晩銀笛(ぎんてき)を吹ふくのです。 それがこの双子のお星様の役目でした。 つづく

          双子の星 02

          AIR SPICEの撮影と挑戦すること 03

          料理写真の撮影には、筆者である料理家・カメラマン・フードスタイリスト・担当編集・デザイナー・調理アシスタント等が集まりますが、今回はスタイリストである、西﨑 弥沙さんの登場です。 フードスタイリストのお仕事 フードスタイリストとは、料理を盛り付ける際の器・背景に敷く布や板材・カトラリーなどの選定を行うお仕事。 料理に特化するスタイリストさんを間近で見たことがなかったので、現場で何を考え、どう動かれているのかには興味津々でした。 そんな西﨑さんも少し遅れて到着。後でお聞

          AIR SPICEの撮影と挑戦すること 03