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まさこの科学実験番外編!あんかけ料理は取り皿で出すべき『〇〇なヒミツ』大公開!

麻婆豆腐、中華丼…中華だけでなく、和食でも洋食でも、美味しいあんかけ料理💛
皆さんはあんかけ料理の美味しい食べ方をご存じですか?

本日、所用で愛息のみっち社長と横浜中華街におでかけ。せっかくだから晩御飯は中華街でいただこうと入ったお店で麻婆豆腐をご注文🥰

いかにも本場!な麻婆豆腐が、お鉢に盛られて、おとりわけ用の大きなスプーンととりわけ用の小鉢と共に、さわやかなお兄さんがやってきました😍

\どうぞお召し上がり下さい/


いただいていた白ご飯をマーボー丼にしようと、大きなスプーンを持ち上げたとたん…😋みっちくんからこんな一言が!

「ママ、美味しく食べるんだったら、少しずつ小鉢に取り分けたやつからすこしずつご飯に載せてたべたほうがいいよ~」

(なぬ?)
(理系脳高速回転中…)
チーン!🎉

\お!アミラーゼね!/

みっちくん、大きくにっこり😊(褒めてはくれない😂)

あんかけ料理の美味しさを保つコツ

皆様も理科の授業で、身体の中で食べたものをどのように分解して吸収しているかについて勉強されたことがあるかと思います。

その時、食べ物が入ってくる入口のお口の中で「唾液」というものがとても重要な役割を果たしていることを学ばれたのではないでしょうか。

唾液の中に含まれるアミラーゼ、特にα―アミラーゼ(1,4-α-D-グルカングルカノヒドロラーゼ)は、炭水化物を身体で使えるようにエネルギーに変えてくれる大事な消化酵素です😅


さて、ここで話を麻婆豆腐に戻します。

麻婆豆腐のようにあんかけ料理(とろみのあるお料理)は、片栗粉を水に溶かしたものをいれることでお汁がトロトロとしてアンになり、具材にしっかりと味がついて美味しくいただけます🤞

だから、あんかけ料理の美味しさは、このアンのとろみ具合によると言っても過言ではありません!

しかし、私たちがスプーンやお箸を何度も口に運んでお料理のお皿とお口を行き来していると、ナント!少量であれ、唾液中のアミラーゼが大切なお料理をお口に入る前にあんを分解し始めてしまい…お皿の上でサラサラにしてしまうのです!!!!

それではあんかけの醍醐味が損なわれてしまいます~よぉ~😆

ということをみっちくんは私に伝えようとしてくれていた…のだと思います😉

あんかけ料理だけでなく、でんぷん質のお料理は同じ原理です。だから、カレールーのお鍋や取り分けたお皿などに直接スプーンを入れたりしていると、翌日にサラサラ感が…なんてことも起こり得ます。

美味しくあんかけ料理を最後まで楽しむためには、小鉢に取り分け、その後にお召し上がりになる方が科学的には良いですよ~というお話でした!


彼は普段口数が少ないので、こういった急な展開が多い。行間を読む大切さを彼から学ばせていただく日々です。

余談ですが、お料理をそんな風に見ていて、私が食べる前にさらっと科学的な話題提供してくれるように成長なさったのも、日頃の科学的子育ての成果!とほくそえむ母でした。

そんなみっちくんですが、自宅ではどっぷりマーボ丼派です🤣🤣🤣


別件ですが、CEOはスタッフ10名分ほどのまかない料理もつくってくれます💛各種調味料、てきとー

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