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3人育児+仕事をしながら本を月21冊読んでいる私が捨てたもの、捨てた時間

こんにちは。キャリコン社労士の村井真子です。
先日、読書ログをこちらで投稿したところ、思った以上に反響をいただきました。

自分が読んだ本を買って読んでくださったり、この本もいいよとおすすめしてくださったり。先日は私の入っているコミュニティで読書会も初めて開催したのですが、参加してくださった方の過半数が読書会初参加という嬉しい感想もくださいました。この読書会、調子に乗って毎月やることにしたので、そのお知らせもこのnoteの最後にご案内しますね。

ところで、先日のnoteについて、本の内容のほかに頂いた感想で多かったのが「どうやって本を読む時間を確保しているのですか?」という質問でした。
私はかなりの活字中毒で、芦田愛菜ちゃんと同じで読むものがないと調味料のラベルも読むタイプなのですが、それを差し引いても確かに本を読む時間は長い方なのだと思います。
それで、今まではそのような質問に対しては「単に本が好きだからたくさん読んでいるだけ」という回答でお答えしていたのですが、これも正確ではないような気がしたのは、先に書いたコミュニティで先日座談会のテーマになっていた「人生でやりたいこと・捨てること」について皆さんが話していたことを鑑みるに、自分は本を読むために捨てたもの、時間がたくさんあると感じたからでした。

そんなわけで今日はキャリアや仕事の話とは全く関係ない、私の個人的な話になります。よろしければ引き続きおつきあいください。

1)本を読む上でのマイルールについて

①頭から読む
私は飛ばし読みをしません。基本的にどんな本でも初読のときは全部頭から読みます。
多読の方が多くされるいわゆる目次読み、つまみ読みというような読み方は苦手です。全体像を把握して、必要な情報だけ読んで、という読み方ができるのは私の場合2週目以降です。

②一冊の本にかける時間を決める
自分の読むスピードはだいたいわかるので、紙の本であれば手に取ってパラパラみた時点で読むのにかかる時間がわかります。
特にビジネス書、実用書については読むのにかけていい時間を見積り、そこから大きく超えないようにしています。たまにこの見積もりを誤るのですが、その場合はとにかく一冊さらっとでも読んで、理解するための二週目を設けるようにしています。
物語や短歌などの読書は、読書それ自体が快楽のためのものなので時間上限は設けていません。実用の知識を得たり見識を広めるための本については、このルールを徹底しています。

③つまらない本はそう思った時点で読むのをやめる
サンクコストを惜しまず、「つまらんな」と思ったらその本とはさよならします。内容が難しくて頭に入ってこないためにつまらないと感じる本の場合はそのまま取っておきます。書いてある内容が既知のものだったり、相性が合わない本の場合はそう感じた時点でその本はメルカリやブックオフに出します。時間は有限なので、それなら面白い本をもっと読んだ方がいいと思うからです。

2)自分が捨てたもの―テレビ、SNS、ゲーム

で、本題に戻ります。
私が本を読む代わりに捨てているものは大きく分けると上の3つでした。テレビを見る時間、SNSを見る時間、ゲームをする時間。要するに前ふたつは情報に触れる時間で、残りの一つは娯楽時間を削ってます。

テレビは、もともとさほど見ないのですが今はニュースも含めて一切見ていません。理由は簡単で今、我が家に唯一あるテレビが子どもの専用機になっているからです。それがいいかどうかはまた別な話ですが、基本的に私にチャンネル権はありませんので、ますますテレビから遠ざかっていきます。それでも去年までは嵐がいたので週4時間くらいは録画してみていたのですが、今年はほとんど見ていません。相葉さんの情報のみ、優秀なパト&レポスキルのある担当様のブログを拝読してかすかに残り香を嗅いでいるくらいです。ふがふが。

2つ目の SNSについては、インターネットも含めて見る時間とタイミングを意識的に限定しています。というのは、私ぼーっとしてるとずっとネットサーフィンとかしてしまうんです。pixivなんて一日中見ていられます。また、Facebookやtwitter、Instagramも漫然と長く見てしまって、いいねを押しまくったりコメントを送りつけたりして楽しく遊んでしまうので、一日でトータル2時間を目標に使うようにしています。これはいまのところ維持できている(平均で、ですが)。

これを可能にしているのは充電機の位置です。私の場合スマホが時間泥棒する諸悪の根源なので、仕事が終わって実家の両親への定期連絡(主に孫の様子を中継するテレビ通話)が終わったら、スマホを充電器にさします。充電器の位置は寝室の足元というまあまあ不便な位置にしているので、基本充電機に差したらもう見ない。そしてその際スマホはサイレントモードになっているので、鳴ってもわからないというのがポイントです。やっぱり鳴ったら気になっちゃうので。わからないように見えないところに置くのが策です。

3つめも上2つの要件が重なったせいなのですが、大好きだったゲームをまったくやらなくなりました。ツムツムとか。私下手なりに結構楽しくゲームしてて、「おそ松さん」のへそウォとか、刀剣乱舞とか、いろいろ手を出していたのですが今はほぼまったくやっていません。ごめんね私の近侍。

3)捨てたことによるデメリット

で、こうやって見ているとデジタル断ちできててよさそうなんですが、もちろんデメリットもたくさんあります。

一番大きいのは情報量の圧倒的な不足でしょうか。
私は仕事に関する内容は朝・昼・夕方と3回チェックしていてそれなりに鮮度の高い情報を得ていると自負しています。
が、それ以外の情報は朝刊のみ。しかも、ローカル紙とブロック紙のみ。経済新聞やYahoo!ニュースなどは誰かがシェアしたタイミングで見るくらいなので、基本的に業界情報以外の情報入手機会は他人と比較して著しく少ないものと思われます。
だから流行りものに疎いし、速報は翌朝にならないと見ないし、大災害の情報も正確なものを見るのは翌日。遅い。
ニュースでこのレベルなので、いわゆるエンタメだったりCMだったりするコンテンツ関係の情報はものすごく、疎い。それこそ相葉さんの10月からの主演ドラマの情報も私が相葉担ということを知る友人から教えて貰う体たらくです。(相葉さん休止後初主演おめでとうございます!DVDでじっくり見ます!!)

あとは寂しさ、でしょうか。SNSをマメに見ていないと、友達の近況がどんどん押し流されていきます。そんなに重要なことでない場合も多いけれど、ご結婚や妊娠出産などの嬉しい話題、場合によっては悲しいお知らせも見逃してしまうことがあり、とても無神経なタイミングで話しかけてしまう可能性があるということは自覚しておこうと思います。あと、本当にその方にとって「いまかよ!」みたいなタイミングでお祝いの言葉をいうのって、なんかすごーく出遅れた感があったりする(実際出遅れている)。
また、コミュニティへの参加度が時間に比例するタイプだとやっぱりいつまでたってもお客様な感じになりやすいというのもあります。こういうのは弊害ですね。

4)まとめ

とはいえ、私の場合はこの3つを捨てることで(捨てたことで)結果的に本を読む時間が取れています。本を読むのは私にとって娯楽ですが、だからこそ良き本を読みたいし、良き本を読むために捨てた時間を大事にしたいと思っています。
本を読みたいけど読む時間がないという方は、ご自分にとって捨てられるものを考えてみるといいのかな。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。

★私の入っているコミュニティは「Woman×プロティアン」というFacebookのコミュニティです。参加メンバーを女性に限定しているのが特徴で、話題も育児とか更年期とか介護とか、キャリアに限定されない女性の生き方をみんなで考えたり話したりシェアできる場になっています。有料版(月2000円)と無料版があります。Facebookアカウントを持っている女性なら誰でも入れますので、ご興味ある方はまずは毎月1回の無料イベントからどうぞ!ご案内ここからご覧いただけます。


で、その中の有料版のコミュニティのイベントとして私が主催する読書会をやっています。コミュニティ参加者は無料で参加できます。次回は10月17日(日)8:30~10:00で、池上彰監修「なぜ僕らは働くのか」を取り上げます。子連れ参加Okです(私も子どもぶら下げている&前回は二女が乱入してきた)ので、よろしければぜひぜひ。ほんと、こういう子連れOkの読書会もっともっと広まるといいのになー!

★私のHPはこちらから。お仕事もお待ちしております!


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