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暇の時間を奪い合うサービスの競争

こんにちは。アクセスありがとうございます。

今日は、暇な時間を奪い合うサービスの競争の発達と衰退の原因を検討していきます。

まず、人間には大きく分けて3つの時間があります。

1:仕事やお金を稼ぐ時間
2:人付き合いの時間
3:一人の自由時間

人間は、お金を稼ぐ時間が24時間のうち多くを占めます。そして次に、一般的に人付き合いの時間が占めます。人付き合いの時間とは、家族の時間、付き合っている人との時間共有、仕事仲間・友達と遊ぶ時間などです。

この記事では、3番目の一人の自由時間だけに焦点を向けていきます。

みんなさんは、1人の自由時間は何をしているのでしょうか?

テレビ、ソシャゲ、家庭用ゲーム、動画配信サイト、読書、映画鑑賞などなど色んなことで時間を潰していることでしょう。

その中で、多くの人が時間を割いているテレビ、ソシャゲ、家庭用ゲーム、動画配信サイトにのみ触れていきます。

①テレビ

スマートフォンが普及するまでは圧倒的にテレビの一強でした。しかし、スマートフォンの普及とともに視聴率が下がってきました。今では、多くの若い世代はテレビを見ないという人が多くなりました。ちなみに、私もテレビを一切見ません。

【なぜ若者中心にテレビを見なくなったのでしょうか?】

スマートフォンの普及によってネットが身近になり、手に入れたい情報をすぐに入手できるようになり、ニュースなどの番組を見る必要がなくなったから。

バラエティ番組の面白さの共有ができないということ。おそらく、この点はジェネレーションギャップがあるかもしれません。多く出演している芸能人は、30〜50代の中堅層から大御所で大体の番組は構成されています。その世代が例え話で当時流行っていたモノで笑いをとりに行っても若い世代は理解できません。

・動画サイトよりも規制が厳しく、みんなが面白いと思うこと、過激系のことをし辛い環境になってしまったから。

②ソシャゲ(ソーシャルゲーム)

ソシャゲは、スマートフォンの普及によって発展してきました。これによって衰退してきたものとしては、トレーディングカードゲーム、ゲームセンターなどでしょう。

【ソシャゲ離れ時代】

・課金をしてしまうことで、ログインする義務感が生じるようになり、逆にストレスを与えるようになったから。

・同じことの繰り返し、いわゆる同じステージを周回すること、高難易度ステージが当たりキャラ(1番レアリティが高いキャラ)でしかクリアできない等で飽きてしまったから。

動画配信サイトが強すぎるから。これについては、後で触れていきます。

③家庭用ゲーム

家庭用ゲームには色々種類があります。WiiやPlayStation, Nintendo Switchなど。スマートフォンが流行すると家庭用ゲームは衰退していきましたが、発売当初のSwitchは衰退していた中で、ものすごく売れていきました。

【なぜSwitchは売れたのでしょうか?】

・HIKAKINさんを含め有名YouTuberやインフルエンサーが多く取り上げたり、プレゼント企画で取り上げたから。

・コントローラーを着けたり外したりして遊べる、テレビに接続したり、接続しなくても遊べる、かつ持ち運びが簡単である。最近ではさらに小さくしたSwitch  liteが発売され持ち運びがさらに楽になった。さらに、ソフトを買わずにしてゲームをダウンロードすることで遊べると様々な使い方ができるようになったから。

・さらに、今では不要不急の外出を避けるため暇な時間が多くなり動画配信サイトだけでは暇をつぶせなくなったので、Switchがさらに売れ品薄状態になっています。
新型コロナウイルス終息すれば、暇な時間がなくなり、動画配信サイトにとって代わられると思います。

④動画配信サイト

Youtubeを筆頭にAmazonプライム、TikTok、Hulu、Netflixなど多くの配信サイトがあり、多くの人がこれらの配信サイトで暇な時間を割いています。日本ではYoutubeはスマートフォン利用者が使うアプリでLINEに次2番目に高い。また、アクティブユーザー(毎日利用する人)が世界で月間20億人います。

【なぜ動画サイトが流行っているのでしょうか?】 

・色んなジャンルが有り、自分自身の好きなジャンルだけを時間関係なしに見る事ができます。

情報伝達として記憶への高い定着力が有ります。聞く事で記憶が残るのは5%、読む事で記憶に残るのは10%、動画視聴で記憶に残るのは20%と分かっています。そして、テキスト(文章)と動画を比べると圧倒的に動画の方が情報量が多いことは誰でもわかることでしょう。1分の動画は180万字の情報量に相当するとも言われています

【なぜYoutubeが強いのか?】

動画コンテンツが非常に多く、そしてほとんどが無料で公開されています。最近では、ゲーム実況からバラエティから勉強解説動画、料理動画まで色々有ります。

・出演者は、テレビとは違い一般人が多く、親しみやすく内容も共感できると感じられます。

・家のみではなく、スマートフォン一つで視聴する事ができます。そして、自分の都合の良い時間に見ることが容易であることです。

今後、暇な時間をYoutubeから奪うサービスはあるのだろうか?

私は、Youtubeにとって代わるものは想像できませんが、天井に達する(利用者がこれ以上伸びない)と衰退していく可能性があります。過去に人気があった6秒間の動画配信サービスのvineが終わったように、いつかYoutubeが終わる時代があるかもしれません。その時は、おそらく新たな情報発信サービスが出来上がっているのかもしれません。

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