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いのち図書館

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”すべてのいのちに祝福を”をモットーに、流産、死産を含む、多彩な「お産」のストーリーを収録した、ライフワーク的取り組みです。
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#コラム

出会えたちびっこたちに、私は”おばちゃん”に育て上げてもらったんだ

出会えたちびっこたちに、私は”おばちゃん”に育て上げてもらったんだ

以前に、こんな記事を書いたことがあります。

そのなかで、お母さんを”神”としない仕組みを作るために、私がひとりひそかにやっている活動、おばちゃん活動についても書いています。

先日、大人ばっかりのとある会合に、2歳の男の子がママと一緒に参加していました。ガヤガヤした空間に疲れていた私は、彼にめいっぱい遊んでもらい、お気に入りのおもちゃをシェアしてもらい、おしゃべりをしてもらい、本当に楽しい時間を

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生命の尊さを伝える『いのち図書館』始めました

生命の尊さを伝える『いのち図書館』始めました

以前に、個人の自由が尊重され、それぞれが自立し、ゆるやかに依存し合える共生社会をつくりたいという記事を書きました。

ひとりで世界を変えることはできない。でも、ひとりひとりが持てる力を出し合えば、世の中は少しでも居心地の良い場所に変化していくだろう。じゃあ、私は何をしようか?と考えたときに、私は3つの柱をベースにできる活動をしていこうと決めました。それがこちら。

1) お母さんを”神”としない仕

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【いのち図書館】 不育症は「私はどう生きるか」を問うチャンスだった

【いのち図書館】 不育症は「私はどう生きるか」を問うチャンスだった



不妊症は聞くけれど、「不育症」ってどんなもの?そんな素朴な疑問を、死産・流産の経験者である中西明子さんにぶつけてみました。当事者にもまわりの人々にもタブー視されがちで、軽々に触れてはいけないことと思われがちな死産・流産の経験ですが、明子さんはそこから得たものが多くあったと明るく語ります。

(取材日:2019年06月20日 執筆者:鯨井啓子)

■自分は「不育症」だと知ったときのこと
■「私は

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