真崎優
事実は小説よりも奇なり。 信じてもらえないようなことがいくつも重なり、 時間を共有するようになった彼とわたしの備忘録。 信じてもらえなくても、すべてノンフィクション。 ちなみに彼とわたしは付き合っていない。
詩をまとめています。 恋愛詩多め。
日記やひとりごと置き場
短編小説、超短編小説をまとめています。恋愛おおめ。
短歌集。恋愛多め。
現状を一言で説明すると、彼と距離を置いている。 彼と知り合って、不定期で「ハグ会」と…
不思議な話だけれど、彼とは知り合った当初から旧知のように仲良くなったし、出会って数ヶ月…
いつかドラマで見たように カーテンの中に隠れてみようよ 窓からなだれ込む風で カーテンがさ…
わたしは生粋の晴れ女である。 どれだけ雨や雪が降っていても、たとえ吹雪いていても、わ…
朝から空が おんおん号泣しているから 今夜ばかりは何を叫んでも 誰の耳にも届かないだろう …
わたしの旧知の友人ならお馴染みの光景だろうが、わたしの恋人や、それに近しい関係になった…
数ヶ月離れてみて分かったの わたしたちもう会わないほうがいい 久しぶりに顔を合わせて、声を…
きみは寂しくない? わたしはこんなに寂しくて、 でも疲れているきみに迷惑かけたくなくて、 …
恋のいいところは階段を上る足音だけであの人だって分かることだわ、と。 コレットは言った。 …
真面目で誠実で優しくて穏やかで、とびきり頑固。それが彼の基本的な特徴であるが、やきもち…
足がぶつかるくらい小さくて白い 二人用のダイニングテーブルに 焼きたてのパンが入った籐のバ…
十五歳、高校一年生。一年五組。彼とわたしは一年間、この教室で共に過ごした。出席番号が近…
来る日も来る日も わたしのステージに わたしは群衆として立つ 起伏のない物語に 拍手喝采のカ…
彼はいつも「大丈夫?」と問う 心配をかけたくなくて、私はいつも 「大丈夫だよ」と答えていた…
雪が降りだしたと思ったら 急に青空が広がって いつの間にか雪が雨に変わり あちこちから水蒸…
ドーナツの穴になりたかったの。 生地から型を抜いて、抜いて、抜いて、捏ねて伸ばして型を抜…