見出し画像

RB2022 嗚呼…準決勝敗退の泥沼化!?

土・日続けて練習試合と公式戦を消化するという慌ただしい10月となりました。週によってはリーグ戦の大会を戦いつつ、翌日はトーナメント戦である世田谷区民大会兼秋季大会に挑むという大会の連戦となりました。順調に勝ち進んだ区民大会兼秋季大会は10月末の日曜日、我がチーム最大の旗門である準決勝戦を迎えました。

入念なストレッチで、気持ちを高めていくI投手。
公式戦での出番が待ち遠しいところです。

相手は、今シーズン序盤の大会で勝利できたチームでした。しかも、難敵と捉えていたチームが前週に敗れてしまう波乱もありました。とりわけ、今回こそ絶対に壁を突破しての優勝!と意気込み、各選手が集合しました。

何としても今日は勝つ!と、気合いの円陣コール。
すでにO捕手は、相手の様子から目を離せずにいます。

序盤は双方の先発投手が順調な立ち上がりで、大きなチャンスを作らせることなく進みました。3回表に相手の初ヒットと盗塁で両チーム初の得点圏を迎えますが、先発Y投手の粘りのピッチングにより、無失点で凌ぎました。

不摂生により度重なる不調続きでも、マウンドでは元気いっぱいのY投手。
チーム一同、大病にならぬことを願っております。

3回裏の攻撃では、先頭のベテランN選手が一塁側へプッシュ気味の技ありセーフティーバントを決め、先制点への機運が高まりました。しかし、続くK選手が放ったレフトライナーを見誤って飛び出し、まさかのダブルプレーで一気に二死ランナー無しとなってしまいました。
雲行きが怪しくなった4回表の守備でしたが、またもY投手がピシャッと3人で抑え、相手に流れを渡しませんでした。

完璧なセーフティバントを決めて出塁したものの、いまベテラン組に流行りの
「ジン○○○」走塁をわざわざ披露し、チャンスを潰してしまったN選手。

Y投手が流れを作ってくれた4回裏の攻撃は、1番ベテランのK選手がセカンド内野安打で願ってもない出塁。続くT選手の内野ゴロで得点圏に進み、パスボールが絡んで一死三塁。しかも打順はクリーンアップと絶好の先制チャンスが訪れました。
しかし、3番のIヘッドコーチはカウント2-2から無念の投ゴロで走者は返れず、4番K選手は中飛に倒れてしまい、またも先制できませんでした。

この試合は3タコ、うち2つが得点圏のもどかしい結果に終わったIヘッドコーチ。
スイングに心の叫びが表れています。

迎えた5回表、先頭6番打者の打ち取った打球をセカンドK選手が脚の衰えを隠せないゴロエラーを犯し、一気に不穏な空気が流れました。スチールで得点圏にランナーを置かれましたが、遊飛と投ゴロで二死三塁まで漕ぎ着けました。
ここを抑えればまた流れが!でしたが、相手9番打者は左打席から叩きつけた執念の三塁ゴロを放ち、内野安打となって均衡が破れました。3巡目となった1番打者は値千金のツーベース。さらに2番打者には一塁線に落ちるポテンヒットを放たれ、この回に一気に3点を失いました。

打撃でのブレは感じられないが、もはや守備と走塁がブレブレ状態…来年50のベテランK選手。

反撃したい5回裏は先頭の5番K選手が中前ヒットで出塁するも、6、7、8番が続かず無得点。そのK選手は6回表よりマウンドに上がり、3者連続三振の離れ業を見せてくれました。
今度こそ!の思いで臨んだ6回裏の攻撃。リリーフを送り逃げ切りを図る相手に対し、連続四球を奪って無死一・二塁のチャンスメークとなりました。ここで相手はすかさず投手を遊撃からマウンドに投入。2番T選手は三振、3番Iヘッドコーチは三飛、さらに4番K選手は三振…と、相手投手の鬼気迫るマウンド捌きにすっかり沈んだ、という凡退ぶりでした。

第一打席で強烈なレフトライナーを放ったにもかかわらず、
ボーンヘッドで飛び出しアウトのN選手に「何でそんな打球打つんや!」と叱られた?K主将。

最終回となった6回裏、またも先頭となったK投手は気迫のピッチングに劣らない打撃でカウント1-1からソロHRを放ち、待望の1点をもぎ取りました。
しかし、先発投手から遊撃に回った6番Y選手は三振、恋女房の7番O選手は二ゴロ。8番N選手は再びセーフティーを試み、何としても!の執念で計7球を粘りましたが、最後は見逃し三振でゲームセット。スコア1-3の敗退でした。

出番を待ち望み、合間のキャッチボールに励むK選手。
気持ちの空回りから、出ると金縛り状態になりがちです。

またしても決勝進出のチャンスをつかめなかったRB。今季はこれで2大会連続です。チャンスを逃して先制を許し、挽回できないまま敗北するというパターン…全く克服できていません。

「このまま終わってたまるか!」の気迫だけでソロHRを放ったK選手。
次につなげる貴重な一発でした。

この敗戦により、悔しさを晴らす最後の機会は11月から始まる世田谷区王座決定戦となりました。
ここ数年阻まれているベスト4の壁を打ち破るためには、毎週の練習試合で強豪チームと戦い、チームの短所を克服して各々が力をつけるしかありません。

今季も残り1か月半。良いシーズンだったと振り返られるよう、まだまだ研鑽の日々が続きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?