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【シリーズ】30日ではじめるミニマリスト11日目【テレビ・新聞】

 さて、11日目から月の中旬として、モノ自体だけでなく「世の常識」や「当たり前」をも処分するというスタンスで続けていきます。

 捨てるハードルが高いのではないか?と私が推察するモノに立ち入りますので、ある意味「中級編」に突入したというイメージです。今日のテーマは、テレビと新聞です。

テレビは必要か?

 普段から意識的にみている番組はあるでしょうか。例えば、毎週見ているドラマがある方、リアルタイムで見る必要はないでしょう。最速で批評をネットに投稿して、ブログ運営をしているような猛者を除けば、撮りだめして休みに見たり、見逃し配信でパソコン・スマートフォン等で見ていないでしょうか。TVerやNetflixでまとめて見る方法がありますし、リアルタイム地上波よりも広告が飛ばし易いのでストレスフリーかと思います。

 本題から離れますが、21時や22時にやっているドラマなどは出演者の身に着ける小物や登場する不動産や車など、ある意味で画面に映るものは一種の「広告」であるように思います。知らず知らずに物欲を刺激され、他人に操作された「私が欲しい物」を目指してしまうおそれがあります。
 この話題については、別途書いても面白いと思うので、反応があれば後日改めて書いてみようと思います

  次に、毎朝のニュースを見ているという方、実際には聞きながら食事をしたり、身支度をしたり、ラジオや音声コンテンツのような使い方ではないですか。Youtubeなど、動画コンテンツの隆盛はすさまじいですが、忙しい現代人には片手間で聞ける音声コンテンツも人気。運転中や家事の合間に「耳」で聞くコンテンツが盛り上がっていくように予測します。なお、著者はVoicyという音声プラットフォームを使っています。

 最後に、「子供が楽しみにしている番組がある」という方。子供向け番組の放送時刻を考えると平日の夕方から晩、休日の朝と大人が家事をこなしている間に子供の注意を引き付ける時間帯と言えます。つまり、大人が仕事をする間の子守をテレビに任せている、と著者は見ています。子供が画面にくぎ付けになることを良しとするかは別にして、同じことはタブレットやパソコンでも可能です。

 見てきたように、テレビには代替手段が多くあります。動画はパソコンなり、スマートフォンで見ればいいし、ニュースはググるか聞けばよいです。リビングに鎮座する大画面テレビとレコーダーやラックは実際には不要です。そもそも、見たいコンテンツが個々人でズレるのが当然なので、一家団欒のおともにテレビという時代はすでに過ぎたように思います。それならば、テレビを手放して家族で一緒に食卓を囲む方が有意義です。もはや、リアルタイムで見る必要のある動画コンテンツはないのですから。

【追記】テレビには、代替手段があると書きましたが、上位互換の手段があると書いた方が正確でした。頭出し、見たところから再生、関連動画のレコメンド、倍速再生など全く同じ動画コンテンツの配信方法で考えれば、地上波はネット配信にかないません。より残酷な言い方をするのなら、テレビの方が不便で、時間のロスが多い。生産性が低い動画配信ツールと言えます。

新聞は必要か?

 こちらもテレビと同じく、代替手段がありますので、紙媒体でニュースを読む必要はないという結論です。新聞社や記者が不要なのではなく、新聞紙や配達システムがもはや時代にマッチしていないのです。宅配のピザは現物を運ぶ意味がありますが、ニュースはデジタルで配信できるのですから、印刷所に深夜に持ち込み、早朝に配送の段取りを組む必要がありません。冬の寒い朝に、郵便受けに取りに行く必要も当然ありません。

著者の場合

 「たかじんのそこまで言って委員会」「アメトーーク」がテレビを見なくなる直前の主体的にみている番組でした。著者が引っ越しをした18歳のころ、テレビチューナーがついたパソコンで生活していました。ちなみに、当時から家にテレビが有ったことはありません。チューナーを取り外し、NHKの受信契約を解約しました(テレビと違い、廃棄の証明を求められることもなくあっさり終了)。再度の契約はしたくないので、携帯電話・スマホもワンセグが無いものを選んで来ました。

著者の片付かない実家

 実家は父がやや左派なので朝日新聞を購読しており、お付き合いで赤旗(共産党の機関紙)や中日新聞(愛知県の地方紙)を購読している時期もありました。テレビは私が住んでいたころ(32型か36型のブラウン管)よりも薄くてデカいタイプに変わり、リビングを占拠しています。

 久しぶりに実家に帰ると、テレビのコンテンツが高齢者向けになったのを感じます。不安を煽るニュースと為になる健康番組。また、リアルタイムかつ等速なので情報がスロー、オチの前にはCMです。さすがに、親もCMは飛ばしたいそうで、リアルタイムで見る割合が減って番組表の特定部分を録画しておき、まとめてみているそうです。

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