見出し画像

15分の出勤時間が8時間の仕事につながる話

地方は車社会。朝になれば車が行列をつくって、一人ひとりの職場に向かう。都会の電車同様に同じ時間に家を出れば、ほとんど同じ時間に到着できる。

沖縄の場合、雨の日は別で、子どもの送り迎えの車が増えるらしいので道路の車の量がプレステ2発売日のような混み具合になります。

わたしの通勤時間は基本15分。この15分がとても大切な15分です。15分といえば朝ドラ1話分。主題歌が流れて、主人公にあんなことやこんなことが起こって、またあした~の15分。

わたしはこの15分をただ仕事場に向かうだけの15分にしていません。運転してても考えることをしています。

なにを考えるかというと、この15分を「きのうの振り返り」と「きょうの作業を考える」時間に充てています。特にきのうの振り返りは大切。朝という頭がまっさらな状態だからこそ、きのうの自分とはべつの自分としてきのうを振り返ることができる。

きょうはきのうの続きの業務内容になることが多いので「きょうの作業」を朝のうちに頭の中で思い出す。浮かべる。きのうの内省※をもとにスケジュールを組み立てていきます。

※きのうの内省とは…仕事の帰り道に行う「きょうの振り返り」のこと

1日行ってきた作業のすべてを振り返ります。返信メールの文言、スタッフとの会話、相談者へのアドバイスの仕方、自身の作業の進捗、かかった時間などすべて。

あしたの改善に向けて、内省から出てきたパズルピースを頭の中に記録しています。

このパズルピースがあしたの通勤15分に活かされ、仕事の8時間に反映されていきます。これがわたしの仕事の1日をつくっていく脳内PDCA循環モデル。15分の通勤が8時間の仕事を爆上げさせる方法です。


でも、ただ考えておくだけでは忘れてしまうので、職場に着いて作業に入る前に手帳に可視化させてます。やり方はかんたん。チョコのお菓子『小枝』サイズの付せんに「きょうの作業」を書いていきます。

ルールは1枚につき1作業。細かなことも書くようにしています。なのでわたしの手帳は付せんだらけです。どのページも甲子園の優勝旗のペナントリボン(優勝第〇〇回優勝 △△高校と書かれたやつ)くらいたくさん付いています。

終業時間が来れば、また手帳を見返します。

今日やったことが可視化されていて、気持ちがいい。付せんたちがそこに列を作っています。作業が終了した付せんはその日に貼りっぱなし。明日も作業が必要なものは次のページに移動させていく。

これで仕事の抜けや漏れを減らすことができます。この作業を終えたら、1日の仕事が終わる合図。そして明日につなげる延長戦として帰り道に「きょうの内省」をやりながら自宅に帰ります。

朝ドラの主人公のように元気に、清く正しく、天真爛漫にさせていくわたしの大切な15分です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?