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2020年の仕事レビュー

最凶の年2020年。公私共に悲しい出来事がたくさんありましたが、仕事的には苦難の中でも前進はできていたような気がします。そんな2020年のWhateverの仕事を個人的・CCO的目線でざっくり振り返ってみました。

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ローンチした全プロジェクト(公開順):

(匿名のもの以外の詳細はwhateverのサイトで見ることができます。)

Uber Eats Taipei 101
☆デザインミュージアムをデザインする(x10本)
かいきょうパトロール
★X社インタラクティブ映像インスタレーション(非公開)
★Wu Tsing-Fong “太空船”
★Kokuyo Design Award 2020
☆D.E.A.D.
Art of Shopping
★Zoomoji
☆#Combat Covid
WFH Jammies
☆Shopify Japan Campaign
★Hand Wash Dance
Future Box Seat β
Robot Viewing
☆New Stand Tokyo
らくがきAR
Uber Eats Tonight I’ll Be Eating Taiwan Campaign
Aha! Comics
Mayee’s Chill Out Tunes
★Detour FLOCK
Uber Eats Taiwan Grocery Campaign
コロナ禍のクリエーション展
★TECHNE コロナ禍のクリエーション

広告やインスタレーションといったコミッション・プロジェクトの裏で、お店をオープンしたり、新しいテレビ番組シリーズを作ったり、自社IPが人気コンテンツになったり… そんなこんなで公開までたどり着いたプロジェクトは全部で24個。適当に割り算すると月に2つのペースでプロジェクト公開ができているので、コロナ禍の状況を考えると悪くないのかな。

イベントなどは案の定ほとんどがキャンセルとなり2つのみ😭 世界的にも体験型マーケティング(Experiential Marketing)がトレンドになってきていた矢先のコロナだったので、打撃を受けたブランド/エージェンシー/プロダクションも多かったのではないでしょうか。Whatever的にも力を入れていた領域だっただけに、体験型コンテンツの減少は悲しい限りですが、代わりにイベント遠隔参加のためのRobot ViewingといったリモートをベースとしたNew Normalに適合したコンテンツやツール制作の依頼をたくさんいただきました。こうやって柔軟に仕事の領域をスライドできることが僕ら「何でも屋」の強みなのかもしれません。

クロスボーダー・プロジェクト

コロナによってNYなんかはプロジェクトがほとんどなくなったりしたけれど、台湾やベルリンオフィスが頑張ってくれて、海外プロジェクトを7つ実現できたのも良くやった方ではないだろうか...(ぜんぜん満足はしてないけど)。せっかくグローバルプロジェクトを回せる人材が揃っているので、クロスボーダー事案は状況を見据えながらもっと増やしていけるようプッシュしていきたい。

自社開発プロジェクト

そしてこんな大変な時期に自社開発プロジェクトが8つもあるのは、それを後押ししてきた身ながら、正気を疑う数ですね🤪 CEO富永も「経営大丈夫ですか?」とインタビューで心配されたとどこかで呟いていたけど、うちは完全に外部資本を入れずにインディペンデントでやっているので、ホントどうやってんでしょうかねw 

でも、コロナで飛んだプロジェクトのリソースを自社開発に充てられたことで、次につながるような成功体験やR&Dができたのは会社にとってすごいよかったと思う。らくがきARは世界8カ国でApp Storeランキング#1になるという快挙で、ちゃんとマネタイズもできた自社IPの代表例になってくれたし、WFH Jammiesは世界中で話題になり売れ続けているし、New Stand Tokyoはお店という「場」を持つことでWhateverに新しい仲間を連れてきたり、これまでリーチできなかった製造者やクリエーターやデベロッパーとのつながりを作ってくれている。お金に変えられない価値ってやつですね。そういうことにしておきましょう。

アイデア貢献度

個人的には、全24プロジェクト中12プロジェクトで自分がアイデアに絡んでいて(☆)、そのうち7つは純粋に僕個人のアイデア(★)を形にしたものだったのが嬉しいかな。(弊社はアイデアを出した人をクレジットに明記しているので、誤魔化しやアレオレが絶対できない。)

僕はCDというのは、プロジェクト全体を俯瞰してオーケストラの指揮者のようにクリエイティブ・アウトプットの「ディレクション」を常に決めていくと同時に、やっぱり最強のアイデアを出せる人間じゃないといけないと思っています(この辺りのCD論は、いろいろ思うところがあるのでどこかでちゃんと文章にまとめたい…)。だから会社が実現したプロジェクトの半分で自分のアイデアを活かせているというのは、一応自分が思うCD/CCOの役割をちゃんと果たせている気がしました。

しかし嬉しいポイントはそこじゃなくて、「残りの半分が(CDはしていたとしても)僕のアイデアではない」という事実。これまでの数年間は、自分が関わるプロジェクトの9割くらいは、自分のアイデアがベースとなってしまっていました。個人事務所ではない組織でこれでは、ちょっと不健全というか、個人に依拠しすぎる体制となっていて組織としての成長性が低すぎる状況でした。それが今では、半分は別のメンバーの素晴らしいアイデアのタネを見つけて育てたり、アイデアの原石をチームで磨いたりして実現できている。これは本当にチームとしてすごく成長している証拠だし、個ではなく群れとしてのグルーブが生まれている証拠だと感じています。

この調子で2021年は3分の2くらいは他の人の良いアイデアが実現するようになったらいいのになー、とCCO的には思いつつ、でもやっぱ自分のアイデアじゃない時はクソくやしい💩から全プロジェクト俺のアイデアで埋め尽くしたるわ!くらいな気持ちで臨むので今年もよろしくどうぞ。


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