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日本人はなぜ小柄なのか?〜和と慈悲の文明〜

英王室は、1066年フランスから上陸してきたノルマン征服王国が祖とされているそうですが、日本の縄文遺跡からは武器や傷ついた人骨が出土しないので、非暴力のうちに自然に国が形作られたようです。

縄文時代の日本の国の名は日高見国(ひだかみのくに)といいます。

日本には最初から征服者とか勝利者はいないようで、おそらくは祭司の中の誰かに人徳があったので「あんたがやったらいい」と言われて代表になり、天皇、そして大和朝廷が出来たのではないかと想像されます。

ですから天皇とは元々、武力とか政治とは無関係の存在であり、神道の大神主という存在だったといえましょう。

だからこそ、126代という長い期間において継続できたのだと思います。

それにやはり海という天然の大堀に守られていたお陰で、日本が今まで続いてこられたのでしょう。

隣の中国大陸の王朝は、周囲から常に狙われていて、今までに二十数回も別の征服王朝と交代しているそうで、その度に支配層はご破算で願いましては式の、総入れ替えでした。

ところで、私の住んでいるモジ市(ブラジル・サンパウロ州)は日系人が数万人と多くいますが、最近は中国人が増えてきました。
朝の市場などで観察していると、中国人は骨太で、韓国人は背が高い人が多い感じがします。
やはり島国の日本人が一番小柄ですが、象やサイなどの大型哺乳類も島国のボルネオ象、ジャワサイなどは大陸の同じ種よりも小型です。

その理由は餌資源の限界の他に、外敵との生存競争がなかったので、大型の方向に進化しなかった、という点が大きな理由だといわれています。
格闘技が体重別になっている理由は、大きいほど有利だからです。

英国は島国といっても泳いで渡れるぐらいの海峡ですので、常に戦う姿勢が必要です。
ですから英王室も2m近い大男ぞろいです。

海外の「力と闘争の文明」の国々のリーダーたちは全員が屈強の大男ばかりですが、「和と慈悲の文明」の日本の天皇は非暴力の象徴なので、世界一小柄です。

遊牧民や騎馬民は、これからも農耕文明の破壊者であり続けるのでしょうか。

【今日の名言】
「風邪は万病のもとだから、コロナに後遺症があるのは当然である」

コロナは風邪の一種であり、万病の元。
それなりに気をつけましょう。

※編集協力
和の国チャンネル:https://wanokuni.me/

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