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島嶼化した日本人 その2 〜警戒心が退化した絶滅危惧種カカポ〜

 ニュージーランドにはもともと、コウモリとオットセイ以外の哺乳類がいなかったので、鳥たちにとっては天国のような島でした。
安全で平和な島だったので、飛ぶことを忘れたオウムのカカポ、クイナのタカヘも沖縄のヤンバルクイナと同じで飛べません。
ニュージーランドの国鳥になっているキーウィも、そしてガラパゴス島のコバネウも小羽根鵜と書くように飛べません。
外敵から逃げる必要がないからですが、島に人間がやって来るようになり、ネズミや猫も一緒について来ると、悲劇が起きます。
雛や親鳥はそれらに襲われてしまい、島の固有種は次第にその数を減らしていくことになりました。

 ゲルマン民族大移動(4~6世紀)の原因を調べましたら、東方からフン族というユーラシア中央部にいたモンゴル系の民族からの圧迫を受けたのが理由だそうです。
大陸では紛争が起こる度に難民が生じて移動を始めますが、今はアフガニスタンで起きています。

 鎌倉時代にモンゴルは日本にも来ましたが、そのころ中国はモンゴル支配による元という王朝でした。中国では20回以上の王朝の交代があったそうですが、もし日本が大と地続きだったら、天皇家という一家族が万世一系として残ることは不可能だったでしょう。

 また朝鮮は二千年間に960回も攻められたそうですが、そんな大陸の国々から比べたら、日本などは人間の恐さを知らない孤島のアホウドリのように警戒心の退化した民族だといえましょう。

 今、東芝が狙われていますが、シャープや三洋など日本経済をけん引した日本の大企業も、知らない間に物言う外人投資家に騙し取られてしまい、日本人社員がいくらせっせと働いても、その利益と技術は外国に流れる仕組みが出来てしまったようです。

※絶滅危惧種「カカポ」は、人懐っこくて警戒心ゼロだそうです・・・
まるで日本人のよう?
ご参考:https://originalnews.nico/179201

<今日の名言>
「片手では手は洗えない」
(個人で出来ることには限界がある。助けてくれる人に感謝)

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