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「手」は口ほどに物を言い。

こんにちは。先日東京駅のレゴストアに行ってきました。大人ひとりで入る雰囲気では無かったですけど、なんとか無事に楽しめて良かったです。流石にあのつかみ取りには手は突っ込みませんでした。


「手」で書くことの大事さ。

先日「7つの習慣名言集」という書籍を購入しました。初版が1999年なので既に四半世紀近くになるわけですが、普遍的で不変的な作品というものは時が経とうが色褪せないです。一日一言という読みやすさ。完訳と比べて言葉が違っていたりもしますが、また自分自身のバイブルが増えましたね。

毎日、日記と自省録を無印良品の文庫本ノートを書いているのですが、最近ではそのヒントにもなっているのでかなり重宝しています。一年先の自分が一体どんなことになっているのか。そして一年前の自分を振り返るためにもこの日々の習慣が役立っています。書くことの大事さを実感しています。

「手」の感覚と脳の関係。

つい数日前にある話し合いで、研修の最後のコメントはPCやスマートフォンで書いてもらったほうがいいか、それともA4の紙に手書きのほうがいいかという議論になりました。もちろん研修からの鮮度の違いがあるので一概にどちらが良いかとは言えないですが、今回は手書きで行くことを勧めました。

レゴ®シリアスプレイ®ワークショップの際にもよく話しますが、手の感覚と脳はつながっていて情報管理が行われているという研究もされていますね。ものを掴んでなにかの運動を実施することで、新しい感情が生まれてくることを期待しています。なぜなら、研修直後という温まった状況なのだから。

「手」と刺激と反応と紙の間。

知覚、認知、感情、行動という認知心理学上でもこの知覚という領域における五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)が重要なのです。だがなかなか分かってもらえないところでもありますね。特に触覚としての手の持つ知識のパワーは、レゴ®シリアスプレイ®でもかなりの枠を取って説明しています。

書き物にとっても同じ気がしています。ペンを持つ手触りや今瞬間的に書きたくなる衝動が筆圧となっていく。そこから、思ってもみなかった言葉が生まれてくることだって多々あります。キータッチも同様かもしれませんが、手書きという、刺激と反応と紙との間には人間性も含まれていきますね。

「手」の旅路。

とある企業からレゴ®シリアスプレイ®ワークショップのオファーをいただいています。個人的には「レゴブロックを使ったワーク」ではなく「手が導き出すワーク」を全面に押し出していきたいと考えているのですが、はたしてどんな流れになるでしょうか。少々ややこしいことにもなりそうな予感。

手を動かしてレゴ作品を作り、手を動かしてテキストを書き、そしてまたレゴブロックへと戻っていく。まさに連続する刹那とも呼べるこの「手」の旅路によって、次のフェーズへと人が進んでいくさまを見続けたいと思っています。あ、今かなりバタついているのだけど、いつごろなのだろうか…。

最後に。

思ったことを口にしてしまうので、実際のところ、手と脳のつながり以上に口と脳のつながりのほうが強そうな気もします。まあ、こういう人を何人か知っています。

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