復活の狼煙。キーワードは「先生」。
こんにちは。図書館から借りたものの読めそうもないので、仕方なく本を2冊返してきました。またどこかで予約をしようと思います。
「先生」と呼ばれて。
先日、あるミーティングで若い頃の話が盛り上がりました。もともとインフラ特にハードウェアのエンジニアだったので(まあ当時はクラウドなんて概念も少なく大半がオンプレミス環境でお客様先での作業が大半でした)同じ職種だった方と話すと、自ずと昔話に花が咲いていくのは仕方ないですね。
1990年代から2000年代初めにかけての、言ってしまえば「オフコン全盛期」に生きていたこともあり、颯爽と現れてコンピュータやプリンタを修理する姿を「先生」とおだてられたりしていた日々が懐かしい。今ではハードウェアは「自分で直す」か「買い替える」の時代になってしまいましたから。
投打のスーパーマン。
そんな先生が「ハードウェアを使いこなすために必要なアイテム」をお客様にとうとうと説明するのです。極論、営業よりも説得力あります。そしてその頃のエンジニアはぶっちゃけ営業もできる力があった。投打の両方で結果を出し続ける大谷翔平選手のような存在といっても過言ではありません。
「質」と「量」も含めて、スーパーマンのような先輩後輩とともに仕事をしていたなという思い出にふけってしまいますが、間違いなく現代では考えられないくらいの状況だったなと今でも思います。過去の栄光(というほどではないですが)にすがるほど惨めになるのでここらへんで止めておきます。
「先生」に変わる呼び名は。
自分自身としては仕事を始めて数年で、次から次へと入社してくる才能ある後輩に「抜かれてしまうんじゃないか」と内心ビクビクしながら働いていました。どうしようかと悶々としていたときに「7つの習慣」と出会ったことで「人を活かす側」の人間になっていくことを決意して今に至っています。
ここでも書きましたね。
それでもあの頃の「先生」と呼ばれた日々が、今の自分を形成しているのではないかと時々思ったりします。当時のお客様とお話する機会も年々減っているので、また「まいどですー」と言いながら顔を出しにいきたいですね。今だったら「先生」と呼ばれずに、なんという名称がつくのでしょうかね。
運命を刈り取るために。
こんな格言があります。
その行動が一度っきりだったら「先生」とは呼ばれなかっただろうし、上記のように思いと行動と習慣と人格が、そういった運命を導いていたのだとも思えます。そう考えると、かつて「先生だった」方々のこれからの人生に、この格言がおおいに役立ちそうな気がします(自分自身への戒めとして)。
2023年現在。ChatGPTを中心としたテクノロジによって、IT(特にハードウェアの)エンジニアは岐路に立たされていると思います。7つの習慣とレゴ®シリアスプレイ®を用いて、今一度「先生」と呼んでもらえる時代を創りたいなと願ってやみません。色々とアイデアを仕込んでいきたいと思います。
最後に。
最近、図書館で借りる本は哲学書ばかり。二〜三週間で読もうと思うことがそもそもの間違い(笑)偉大な先生たちから学ぶ意欲は認めるけれど、ちゃんとしろ自分。
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