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「レゴって、あの娘のなんなのさ」。

こんにちは。雨が続きますね。屋根のないスタジアムで試合を見る人のことを考えてください。神様。


初見殺し。

レゴ®シリアスプレイ®を使ったワークショップの打ち合わせが増えています。先日もとあるアンケートを実施したところ「去年実施したレゴのワークショップをまたやりたい」なんて嬉しい回答もあったりするので、すっかり天狗になりかけています。しっかり気を引き締めていきたいと思います。

日本では認知度もそれほど(日本に入ってきて10年以上のメソッドだけど)ですが、サッカー的にいえばジャイアントキリング的な初見殺しに近いくらいの状況です。対峙して初めてわかるのですが、レゴブロックを使うことによる特別な感情に気づかれるので、まずは体験してもらうことが肝要です。

まずはここから始めましょう

「面白い」でもいいじゃない。

そもそも「なんでレゴ®シリアスプレイ®やねん」をどうやって越えるのか。「自分ごと」としてレゴ®シリアスプレイ®を捉えてもらえるか。WIIFMいわゆる「それをやってわたしにはなんのメリットがあるの?」です。なんのためのレゴブロックなのか。「あんた、あの娘のなんなのさ」ってやつです。

以前にも書きましたが「脳内イメージと言語の行間を埋められるから」。でもこれって体験したからこそ分かることですよね。だから理屈なんてそっちのけで「シンプルに楽しい」「時間を忘れるくらい楽しい」場を作ること、単純に「面白い」が自分ごとになんて理由でもいいんじゃないかと思います。

おとななのにレゴ?でもあやしくない!

非日常体験。

子供にとっての「面白い」は、大人の立ち位置で言ってしまうなら「非日常」だと思います。言葉は会話はの延長線上であり、文章は資料の延長線上だとしたら、大人はいつどこで「非日常」を体感することができるのか。そう考えればビジネスパーソンにとってそんな体験が必要だなと思います。

子供の気持ちになって、レゴ®シリアスプレイ®で自分たちの世界を作っていくのです。会社の良いところ、会社の悪いところ、会社の外で影響するものや会社が影響するものなど、片っ端から作っていきます。そして子供たちと同様に、目の前の世界でいろいろな出来事を起こしたりしていくのです。

自分たちの世界を作り、発生する事象に見立てるように作品を引っ張ったり
持ち上げたりして、実際に出来事を起こしてみる

ディスラプト。

そこからなにが導かれるのか。これまでは紙の上でせっせと議論を費やしていた「見えていないもの」に、3Dのレゴ作品、関係性のコネクション(この素材にもこだわっていく)、そして血の通った人の手によるディスラプト(いい意味も悪い意味も)。ここにレゴ®シリアスプレイ®の醍醐味があります。

行儀のいい言葉なんて必要なく「レゴって、あの娘のなんなのさ」でOK。ただ単に「今ここに」を楽しみながらレゴブロックを触り、作品を楽しみながら配置したりつないだり、自分たちの世界を見渡す目となって楽しみながら破壊に創造に戯れる。そんな至福の時間を体感してほしいなと思います。

最後に。

ちょっと使い方間違えているな(笑)それにしてもダウン・タウン・ブギウギ・バンドの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」は凄い歌ですね。色んなものをぶっ壊しています。今聴いても痺れます。

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