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元メドピアCTOの福村さんに顧問になっていただいた件について

この度、WHITE CROSSは、事業成長に向けて技術顧問として元メドピアCTOの福村彰展さんをお迎えしました。福村さんは、医療プラットフォームであるメドピアさんの上場前から東証一部までをCTOとしてリードされた素晴らしい方です。

福村さんの「開発者視点での医療プラットフォーム構築経験」「東証1部上場までの組織成長の実体験」は何より心強く、お力添えいただけることに心からの感謝をしております。

今回は福村さんほどの素晴らしい方に、お力添えいただけることになった経緯を記載させていただきます。

福村さんとの出会い

福村さんとは、WHITE CROSS起業前夜の2014年夏、UCLA留学時代にお会いさせていただきました。当時のメドピアさんは上場直後で、私はインターンとしてお邪魔させていただいたのです。

インターン初日に、渋谷の宮益坂のオフィスにて、私がお借りするMacbook Airをセッティングしてくださったのが福村さんでした。

起業家を志すビジネススクールの1学生だった私にとって、福村さんは上場企業のCTOという雲の上の存在でした。緊張感を持って対話させていただいたことを覚えています。そんな私に対して福村さんは柔らかく、爽やかに対応してくださいました。

メドピアさんでのインターンは、本当に信じられないくらいの素晴らしい経験と学びを私に与えてくださいました。やりがいのあるプロジェクトを与えてくださった上に、石見社長も含めた上場直後のベンチャー企業の経営陣の皆様が一人づつ、私をランチミーティングに連れて行ってくださり、色々と話をお聞かせくださいました。福村さんからは、冷やしかつ丼をご馳走になったことを覚えています。今思えば恥ずかしくなるようなITビジネス未経験の私の質問に、福村さんは優しく丁寧に答えてくださいました。あの日のことは今でも鮮明に覚えています。

こちらが、当時私が記載していたブログです。

インターン最終日には、メドピアさんの上場のお祝いのパーティーにも参加させていただきました。

メドピアさんの歴史を振り返るPVが流れ、上場時の五穀豊穣の願いにちなんだ5回の打鐘を見た時、MBA受験を志して以来、何年かぶりに「必ずここに至りたい」という気持ちが自然にみなぎりました。

この時の正の強い感覚が、私を前に進めており、変わらず胸の中にあります。

福村さんへのお声がけ

あの夏から8年が経った今年の7月、福村さんがメドピアさんを円満退職されることを知りました。ちょうどシリーズBファイナンスが完了しようとしていたWHITE CROSSとしては、ビジョン実現に向けて、組織体制を高めようとしていました。その中でも、開発体制のブラッシュアップは必須です。

あの夏の日の記憶が、蘇りました。すぐにでもご連絡を差し上げたかったのですが、リリース直後は流石にお忙しいだろうと思い、1週間空けてご連絡を差し上げました。

福村さんは、CTOとして超一流のキャリアを、ベンチャーステージから切り開いてこられた方です。返信いただくことすらままならないかと思っていたのですが、ありがたいことに快い返信をいただきました。

当初は私と二人でお会いさせていただくつもりだったのですが、超一流の先達とお話をさせていただけるチャンスはまたとありません。WHITE CROSSの開発チームも交えてお会いさせていただいた福村さんは、8年前と変わらず飄々とした素敵な人格者でした。

話の終わりに、意を決して「もし、可能であれば顧問になっていただけないでしょうか。」とお話をさせていただきました。それから数回コミュニケーションを取らせていただき、私からもWHITE CROSSのビジョンの共有などもさせていただいた先に、まさかの技術顧問に就任していただけることになりました。飛び上がるほど、嬉しかったことを覚えています。

就任のプレスリリースを打たせていただく際には、メドピアさんにもご連絡し、失礼がないかを確認させていただきました。メドピアさんには、非常に感じよくご対応いただきました。また、石見さんからも応援の言葉をいただきました。

人の縁というのは不思議なものです。UCLA時代にいただいたご縁が、このような形で花開きました。本当に・・・メドピアさんには、感謝しかありません。

WHITE CROSSのビジョン

世界中の歯科医療従事者が、ホワイトクロスを通じて、最新の歯科医療情報を得て、国境を超えて学びあっている。彼らの働く医療機関はホワイトクロスのシステムで運営されており、それを通じて世界中の流通企業に商材が、歯科技工所に技工物が発注されている。そして、歯科医療産業に関わるあらゆる企業の活動において、ホワイトクロスはなくてはならない仕組みになっている。世界中の人々がホワイトクロス上で歯科医院を探し、自分にあった良質な歯科医療を受けている。今はまだ指で歯磨きをしている人達がいる地域でも、ホワイトクロスとその国の政府との連携事業を通じて、子供たちが歯ブラシで歯磨きをしている。そして、歯科医療は人々の生きる力を支える医療という常識が生まれ、ホワイトクロスは、「歯科医療の人類価値を高めた」会社として認識され、「大樹として、社員とその家族のより大きな幸福を追求している。」

社内研修テキスト「WHITE CROSS Note」より

WHITE CROSSはIT企業です。自社で倉庫システムを持ってECビジネスを行うことや、技工所を持つことは、強みに一致しません。大切なのは、デジタル・プラットフォームとして、業界を支援していくことです。

こと日本において、歯科医療を広く遍く提供するためには、歯科関連産業の体制は保全されながら、進化していかなければなりません。業界を単純に「破壊」することには意味はありません。集中すべきは、既存の企業群と連携し、歯科医療に関わるヒト・モノ・カネ・情報の流度を高め、デジタルの力で「支援」していくことです。

7月末に、ホワイトクロスは歯科医療業界向けの基幹システムを展開する Slerの株式会社マルチタスクの全株式を取得し、ホワイトクロス・グループとなりました。同時に、別の企業からソフトウェアの事業譲渡を受けました。

歯科医療は全ての人に必要とされる、生きる力を支える医療です。国民皆歯科健診に見られるように、日本社会からの歯科医療に対する見方は大きく変わってきており、歯科医療の社会的価値は高まっていきます。

ホワイトクロス・グループには、私達にしか描けない絵があります。そして、その絵を実現していくためには、今ある社内リソースを適切につなぎ合わせながら、外に向けて開いていく必要あり、それが一つの大きな産業全体を支えるプラットフォームになっていきます。

開発力を高めることは、必要不可欠です。

福村さんの顧問就任は、ビジョンの実現に向けた大きな一歩となりました。

仲間を募集しています

日本国内を見ると、多くの市場において、面としてできることは既にやられている感があります。ラストフロンティア市場で、巨大なデジタル・プラットフォームを活かせる新規事業に携わりたい方々。5年後・10年後の日本で、そして世界で必要とされる巨大なデジタル・プラットフォーム・ビジネスを牽引したい方々を、様々な職種で募集しています。


WHITE CROSSには、年齢・学歴・性別・職歴・社歴など一切関係なく、能力のある方を登用する抜擢文化があります。


ぜひ共に、社会を良い方向に前進させるビジネスを育てて行きませんか?皆さんに熱を共有させていただけるように、お会いさせていただける求職者の皆様には、ベストを尽くして対応させていただきます。

WHITE CROSSは、京セラ、トヨタ、リクルート、ファーストリテイリングのような永続性のある偉大な企業を目指しています。そして現在、ベンチャーステージの真っ只中にある小さな苗木です。

未来視点に立って大樹を育てていこうとするWHITE CROSSのあり方に共感してくださる方からのご応募を、心よりお待ちしております。カジュアル面談も大歓迎です。

WHITE CROSS 執行役員・管理部 部長 永畑のnoteはこちら


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