見出し画像

恋がしたいという病

恋がしたい。
…たぶん暇なのだろう。
いや、あれだ、あれのせいだ。
スマホの広告に釣られ、某コミックサイトでイッキ読みしたあのマンガのせいだ。しかも登録、課金までしてしまう見事な釣られっぷり。
やはり暇なのである。
そのマンガだが。
35歳独身、干物化が進むバリキャリOLがひょんな事から9歳年下イケメン王子と付き合う事に。
そして、さらには溺愛されるというなんとも垂涎、裏山な設定。
裏山、裏山〜。こちら裏山登頂隊。
だがな、断言しよう。
35歳なぞ、まだ全然イケる。いや、むしろいい。
主人公よ…本当の地獄と孤独は40からだ。安心しろ。
そう。40過ぎると、美しく澄んだみずうみの湖面のごとく波が立たない。
無風だ。
そして、静かである。
胸が熱い。(違う意味で)
ええッ?私だけ?!
40過ぎて、惚れたはれたの言えるのは芸能人だけちゃうん?
みんなどうしてんの?素朴にミステリーだ。どうか教えてくれ。
出会いはなきにしもあらず。さりとて何も始まらず。…となると、やはり。
うん?力量不足?
諸行無常。

実は、去年12年に一度の恋愛絶好期と占いにあった。しめしめとほくそ笑んだ。
来るか?
TMレボリューションばりの向かい風。
首に巻いたストールを、ぐるんぐるんと振り回す準備はできている。
だがしかし、そよとさえ風立ちぬまま迎えた2020年。おめでとうございます。
次は12年後かぁ♪乞うご期待…ってできるか!!
なんだかなぁ。
自分の生き方を悔いているわけではない。
だだ恋がしたいだけなのだ。
まぁ、多分あれだな。こういう時って人恋しくなるんだわ。
それだけなんだよ、きっと。
でも、このまま誰とも何にも…と思うと、ほんの少し陰るよね〜。
ステイホームがいきすぎた?
そうだ、そうに違いない。
髪はボーボー、ロッチ中岡状態。耐えきれず、ついに禁断のセルフカットに手を出してみたものの。
…まぁ、なるよな、ムッシュかまやつに。
とりあえず猫でもモフって、お茶飲んで、マンガの続き読んどくか!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?