いくつもの



いくつもの季節を越え
歩いて来た
そこにあるのは
君と出逢えた茜色の空
今もしっかりと
記憶しているその色と
隣にいた君の香り
やがて
茜色の空は
闇を纏い月を掲げる
月の光に照らされ
静かに佇む君は
誰よりも美しく
ボクを虜にした

毎日は
ボクに訪れても
うなだれてしまうくらい
ボクを叩き
諦めろろと訴える

心の奥には
君しかいない
未来の景色を
君と見たい
風が吹きつけても
雨を叩きつけられても

もう一度
君を抱きしめたい

こんなボクを
勇気付ける力が
君にはある


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