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ヨーロッパ旅行記25〜憧れのサグラダファミリア〜

ホテルでチェックインを済ませてすぐに外に出る。

目的地はサグラダファミリアだ。サグラダファミリアとの出会いは中学生の頃だった。中学の美術の教科書の裏表紙かどこかに載っていた。僕は建物の独創性と未だに未完であるということ、そしてサグラダファミリア聖家族贖罪教会という名前にやられてしまった。この頃からサグラダファミリアはいつか行きたい場所の一つだった。
その願いが約5年越しに叶うのである。もともと次の日に行こうと思っていたが、旅行計画や内部の見学予定などを見てタイミングが合わないことを知ったので夜に行ってしまうことにした。とりあえず今回は外から見て中を見るのは次にヨーロッパ旅をするときの楽しみにしておこうと考えた。

早速街に繰り出す。

大きなアリーナがあった。スペインサッカー見たいななんて思いながら歩いていた。

スペインにも凱旋門があった。凱旋門といえばフランスのあれだったので驚いた。写真でもかなり大きいことが伝わると思う。

日が暮れると一気に暗くなる。若いアジア人が夜に1人で歩くのは怖かった。後ろを何度も振り返り、誰かにつけられていないかを確認する。

スペインで印象に残っているのは八百屋さんのようなお店が多かったことだ。明らかにスペインはこれまでに訪れたヨーロッパの国とは雰囲気が違った。その1つが八百屋さんの存在だった。外からも商品が見える小さな食料品店が多かった。

初めてのスペインの道を歩き続ける。
ようやく着いた。

中学生の頃から見たかったサグラダファミリアだ。

ぐるりと一周して見る。見る場所によってまったく違う表情をもっている。僕が最初に抱いた感想は、こんな建物考えて作るなんてどんだけ変態なんだ、というものだった。ガウディの頭の中を覗いてみたくなった。
本当に工事中だったのも嬉しかった。いつかは完成してしまうであろうサグラダファミリアを未完の状態で見れたのは嬉しかったのだ。
ようやくサグラダファミリアを見れた僕はかなり感動していた。一通り見て回ったのでホテルを目指した。

途中、客引きにニーハオと言われながらメニュー表を目の前に出された時には、俺は日本人だと言いかけた。だがもう慣れてしまっていたので何も見えておらず聞こえていないかのようにスルーした。

歩いていると見覚えのあるスーパーを見つけたので買い物をした。

ビールとバナナとパンとチュッパチャプスを買った。
ホテルに戻りビールを飲みながらパンとバナナを少し食べたら一気に酔いが回ってきてそのまま寝落ちした。夜中にものすごい豪雨の音で目覚めたが、すぐにまた寝た。

26へ続く。

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