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フードファディズムで一番気をつけなきゃいけないのは

フードファディズムという言葉を聞くようになって久しい。

テレビ等で放送されるとその商品が売れるからと言って飛ぶように売れるはいいが、後で変な問題が起きるというのは半ばお約束のようになっている。それでも最近は放送されてもそこまで売れる事も無くなってきたからそうでもないが。

しかし、フードファディズムで1番気をつけなきゃいけないのはテレビじゃない。じゃあ消費者団体?そこでもない。親である。特に体にいいって言われたらすぐに飛びついて購入し、それを子供にまで平気で押し付ける。一番気をつけなきゃいけないのはこういう人達である。しかも向こうは親切心のつもりだから尚更厄介なのである。

最も親の場合、更に親から同じような事されて育っているから誰も止める人がいない。買っても長く続かないなら嫌われているし、普段は無駄使いに厳しいのにこういうのに限ってすぐ金をドブに捨てるようなものだから説得力にもならない。

正直ウチの母親がそういうのだったからかもしれない。地域性なのかとにかく肉は身体に毒だ魚と野菜だけ食えばいいと言われて育ってきたからか、肉は極度の食わず嫌いで入ってただけでも取り除いてしまう。これでは子供の好き嫌いにとやかく言っても説得力無いし、魚も毎日煮付け→焼き魚→煮付け→焼き魚の繰り返し。これでは飽きるし、煮付けの味が濃いんじゃこれまた説得力にならない。

まぁ、何かあって食べないのはしょうがないとしても、それを身内含む他人に押し付ける事自体が問題って事に気づかないってのが一番不幸なんだよね…

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