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ベテランと若手社員のギャップ

ベテラン社員が
「昔はつらかったが今は随分楽になった」
そう言っても若手には全く伝わらない。

その昔、IT業界で
技術者は100時間の残業なんて普通にあった。
私も一月で最長300時間残業(!)をしたことがある。

別の例でいえば、会社の立ち上げ当初は福利厚生はあまりなかったが
今は福利厚生を充実させることができている。

苦しいことを経験してきたベテラン社員は今のありがたみが分かる。
しかし、若手社員はその苦しかった体験がない。
ベテランが若手に
「感謝しろ」
「このくらいつらくても我慢しろ」
なんて言っている場面は世間でもよくあると思う。
それは若手には伝わらない。

江戸時代の身分制度や階級社会に比べて
現在の自由で平等な社会、弱者救済の法律などに対して
令和の今、だれか感激する人はいるだろうか?
「やったー!!自由主義でうれしい !!」
と心の底から思うはずがない。
もし明治維新に人生を捧げた方が生きて私たちに会ったら
「俺たちのおかげだ!もっと感謝しなさい!」
「少々の自由がないからなんだ!俺の時代はなぁ…」
と檄を飛ばされるに違いない。

自分たちが育ってきた環境と今とでは
年代が異なれば常識が異なる。

明治維新の話は極端な例だと思うが
似たようなことが世の中の日常にありふれている。

40歳以上の方向けにいうと、20代の頃に終戦直後の話をされてもピンと来なかったあの感覚です。「言っておられることは理解できますが、私とあなたの時代は違うんですよね…」と思ったはず。あの感覚を若手は受けています。

若手は、ベテランの成してきたことに尊敬を持って接し
ベテランは、昔の常識を今の常識に置き換えて若手と接する必要がある。

(補足)
上記は私が更新しているTwitterで記事にしたものを
具体例を付け加えながらまとめたものです。
私のTwitterもご覧ください!

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