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個人の力を高めるためのヒント

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記事一覧

LINEの通知を放置してる人に伝えたいこと

先日、LINEの通知バッジがバグったので、解決方法を知ろうとFacebookに投稿しました。 すると、まったく予想もしなかった、衝撃的なリプライが次々に返ってきたのです。 これほど通知を放置してる大人がたくさんいることに驚愕しています。 少しだけ専門的な話になりますが、コミュニケーションツールの価値、特にスマホ利用においてのそれは、「通知」にあるんですよ。 必要なことを必要なタイミングで知る。大事なことはすぐに、そうでもないことはあとにする。 通知をコントロールする

ルーティン業務をうまくやるコツを考えてみた

このnoteは私が主催しているツキイチAsana勉強会で共有したり、参加者の皆さんから共有された内容をもとにしています。 Asanaの活用を前提とした勉強会ですが、私がお伝えしている内容はツールとは関係ない話が大半なので、「仕事の進め方Tips」としてお読みいただけると思います。 今回のテーマは「ルーティン業務」Asanaはルーティン業務も管理できる ルーティン業務を管理できるのは Asana のとてもユニークなところだと思っています。 一般的にプロジェクト管理ツール

外資系企業で学んだ、「アクション動詞」で議事録をとると、会議のあとで差が出る話

自分が出席した会議の議事録って、あとで読み返しますか? たいてい読みませんよね。 コンサルタントとしてクライアントの経営層と会議をしたり、外資系企業で社長が開く会議に参加したり、役員が開く会議を企画・運営したりという経験を、もうかれこれ20年ほどやってますが、良い会議ではその場でアクション(タスク)を確認します。議事録をあとで回覧・共有するという習慣は、少なくとも私の観測範囲では、ほとんどなかった気がします。 経営者のスケジュールはパツパツで彼らの時間は貴重ですから、生

「役に立つ話」がたくさん読んでもらえて、伝え方を変えると急に届くようになることを実感した

前回のnoteがたくさんの方に読んでもらえました。ものすごくたくさんの反応(スキやシェア)がもらえて、とってもうれしいです!! 「役に立つ話」でこんなにたくさん読んでもらえたのは初めてこれまでキャリアについて書いたnote(大企業からスタートアップへ行った話、40代オッさんが中年の危機を乗り越えた話、ジェネラリストが新しい働き方を模索する話)でたくさん反応をもらったことはあっても、「役に立つ話」でここまで反応をもらえたのは、実は初めて。今までは、わりと役に立つと思うんだけど

コンサルと外資で学んだ、「アクション動詞」でタスクを書くと生産性が高まるという話

「スケジュールを制する者が仕事を制する」とよく言われますが、私はあえて「タスクを制する者が仕事を制する」と言いたい。 「タスクの書き方」なんて言われても、なんとなくできちゃいますよね。教わるものでもないですし、人と書き方を比べる機会もないですし。 でも、だからこそ、差がつきやすい。知らないうちに、ダメなやり方が染み付いてしまってるかもしれません。これからお伝えするタスクの起こし方をマスターすれば、あなたとチームの生産性は確実に高まります。ぜひ最後まで読んで、試してみてくだ

"タスク管理マニア"の経営アドバイザーが、タスクの期日が決められず、優先順位づけも全然できなかった25年前の話をします

新入社員、新天地で仕事をはじめた方は怒涛の1週間を終えた頃でしょうか。もし「思ったよりもうまくできなかった」と感じても大丈夫ですよ。まだ何もはじまっちゃいません。いまはまだ、練習試合前のウォームアップみたいなもんです。 初々しい人たちの姿を見ていたら、仕事ができなかった若手時代、入社2年目だったか3年目だったか、そのころの話をふと思い出したので、書いてみます。 25年前のことになります。今となってはタスク管理マスターかのように、えらそうにクライアントにアドバイスしてますが

山崎元さんから学べること

年初に経済評論家の山崎元さんが亡くなられた。ご存知ない方に補足すると、日本の投資リテラシーがもっともっと未熟な時代から「ローコストのインデックス型の投資信託を、NISAを使って、長期で積み立てるのが、効率的である(なんなら、一本でいい!)」という、きわめてまっとうな主張をされていた方だ。 そんな山崎元さんのnote、「癌」になって、考えたこと、感じたことシリーズが大変すばらしかった。 再発・ステージⅣという、一般的には非常に厳しい状況のなかで書いたとは思えぬほどの冷静さと

やる気を高める戦略は自分にこそ使おう

気になるタイトルだったので読んでみたダイヤモンド・ハーバードビジネスレビューの記事、とても興味深かったです。 記事の内容は、会社のリーダーが、メンバーのやる気を高めるためには、会社のパーパスやビジョンと日々の仕事を結びつけるのが大事だよ、という話です。ですが、私はこれを自分(個人)の話に置き換えて読みました。 つらいときや、やる気が出ないとき、自分を奮い立たせる方法を持ってるかどうかは、仕事だけじゃなく、自分が目指すライフキャリアを歩んでいく上で、めちゃくちゃ大きなインパ

参謀経験15年の経営アドバイザーが考える、40歳からのキャリアで「発信すること」がとくに大切になると考える理由

今回は「発信」について書こうと思います。 40歳からのキャリアデザインを考える軸として「発信」はものすごく大事なんですが、あまりピンと来てない人が多い気がするんですよね。 40歳からのキャリアは自分らしさを出していくフェーズ いきなり極論かもしれませんが、40歳までのキャリアは、言ってみれば助走期間、準備期間だと思うんです。 「キャリアのVSOP」という考え方があります。1978年出版の「自立人間のすすめ」(脇田保 著)で紹介された内容ですが、わかりやすい図がけんすう

フリーランスやぼっち社長にとってインプットは「仕入れ」

このnoteを読んでいる皆さんは「仕入れ業務」をやったことあるでしょうか? 「あります!」という方にとっては当たり前すぎて読む必要ありませんが、「ないなー」という方はサラーっと読んでみると、なるほどね、という発見があるかもです。 会社員時代と今(個人で仕事をすると)で大きく変わったのが、インプットに対する感覚です。 もちろん会社員時代もインプットは大事だと思ってたけど、じゃあ今ほど重視してたかと言うと、正直まったくそうは言えません。実務がインプットになっていたという言い

ピンポイントに知識を得るのはむしろ効率が悪い

昨日、垣内さんの『デジタルマーケティングの定石』をおススメするツイートをしました。 ですが、なんでおススメなのかの理由が伝わってなさそうだなー、と思ったので、noteで解説した方がいいかなと。 というわけで、検索で知りたいことをピンポイントに知る、というかたちで知識を得るばかりだと、応用が効かないので、むしろ学習効率が悪いよ、という話を書きたいと思います。 ヒトは効率的に理解を深めるために、パターン認識を使います。 仕事でのパターン認識の基本形は、 状況 × 打ち手

40歳からのキャリアを切り拓く「実行力」を身につける【40歳からのキャリアデザイン講座 7】

このnoteは「40歳からのキャリアデザイン講座」の7科目め、テーマは「実行力」です。 1. なぜ「実行力」が大事なのか?40歳からのキャリアデザイン講座では、これまで6つの必須科目をカバーしてきましたが、これらのどれにおいても目標を設定し、具体的に行動していく必要があります。 どの科目についても、具体的に行動し、それを続けていくのは簡単ではありません。そこで求められるのは実行力です。必須科目がWHATだとすれば、HOWにあたるのが実行力です。 やるべきことをやる力

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Asanaマイタスク活用法-海外受賞事例のご紹介

2021年8月に日本で企画・開催された「マイタスク選手権」が大変盛り上がったことを受け、翌月にはグローバルに展開されていました(日本発の企画が世界に広がるのはうれしいですね) https://forum.asana.com/t/optimizing-my-tasks-a-community-contest-to-share-how-youre-organizing-your-my-tasks/133233/13 さすがにユーザーのすそ野が広い海外の活用法はとても興味深く、

ビジョンと日々の行動を結びつける習慣のチカラ

ビジョン(夢や目標と言い換えてもいいです)を持つことの大切さを説く人や書籍は世の中にたくさんあります。 で、それを実現するには、日付を入れるとか、手帳に書くとか、いろんなやり方がこれまた世の中にはたくさん溢れています。 人生のビジョンを持つことの大事さは、私も最近ことあるごとにお伝えしています。#40歳からのキャリアデザイン講座の「ライフビジョン」はもちろんのこと、先日も Cybozu Days でそんな話をさせてもらったり、いくつかnoteを書いたりもしました。 でも