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文系エンジニアが大学院(CS専攻)留学した話(1)

データ構造の前に留学の話の第1弾、準備編。リスキリングにやっと動き出しましたが、未だに日本では大学を出て働いた後に大学に戻ったり大学院で専門的な知識を付けようという人が少ないです。この記事が本当の意味のリスキリング(なぜか政府の想定は専門学校やプログラミングスクールを想定してそう)に繋がると嬉しいです。

どうでもいいですが、プライベートでは第一子の長男が生まれました。
自分の子供の頃の写真見たらだいぶ似ててびっくり。睡眠は大変ですが、変顔見て夫婦で毎日笑ってます。

留学前のステータス

  • 学部(心理学)GPA3.31(興味ない科目はテキトーでした)

  • システム開発会社(SES)3年勤務

  • 携帯ゲーム開発会社1年半勤務

  • TOEFL30点台

結構ズタボロでした。大学はちゃんと通った方がいいです。GPA算出されるようになる前の卒業だったので、落とした科目は含まれていません。取ったけどつまらない科目は気にせず落としてました。海外だとDropとか履修後に科目を外すという技があります。特に大人数のコースだとFinal(期末試験)までには結構人数減ることが多いです。

ちゃんと通った方が良いというか、多くの人は手遅れなので、子供には小さい内に熱中して学べるものを見つけさせてあげて、大学はそれを学ばせた方が良いと思います。自分もプログラムを高校から書いていたので、心変わりせずに大学で学んでいれば…。

予算の話

当然ですが、海外留学はお金がかかります。学費がヤバいのはご存じの通りですが、滞在費や食費(当時は結構安かった)、交通費とか、車も持つなら維持費も要ります。当時は田舎の州というのもありその辺は安かったです。特に食費はかなり安く、肉は$4とかで大量に買って冷凍しながらつかったり、インスタント麺は一個¢10(¢50で5個入りとかだった気が)だったので良く作ってました。もやしが売ってなかったので野菜困りましたが。

予算に関しては僕は25歳でマンションを買ったので、それを売りました。5年ほど住んで、80万落ちた程度で売れたので、100万でリフォームしましたが、5年180万程度(管理費入れると250万位?)で住んでたので年50万、月は4万強程度で都心の1LDKに住んでた感じになります。売った時にローン払った分-差額が残るので、それと貯金を足しました。

リスキリングがこういうところに使えるといいのですが、毛の生えた素人を作るために使われて終わってしまいそう…。基本的には貯金した方がよいです。本気で勉強すれば返還不要の奨学金ももらえます。僕は大学付属の語学学校から成績優秀者で年1万ドルの奨学金もらってて、それでも資金ショートしそうになって、夏休みや家庭の事情で休学もしたのでその間に日本でフリーランスをして資金足してました。アメリカの大学院で学習中となると時間単価も激的に上がったので結構どうにかなりました。休学の1年は一人暮らししつつ300万貯金しました。

留学準備

留学に際し、入学手続きとかよくわからず、英語も厳しかったので留学エージェントの助けを借りました。学校選びも手伝ってもらいました。学部からやり直す覚悟だったのですが、学校によっては実務経験を考慮して大学院から始められる、とのことで、その中でも英語と学部レベルの授業が受けられる大学院準備期間となるブリッジコースのある大学を本命にしました。必要書類をそろえて、作文系は添削してもらったりしました。

留学エージェントには英会話教室がサービスで付いていたので、積極的に受けてました。そこそこできる方だったので、他の人達のTOEFLスコアとかどうだったんですかね。TOEFLは留学直前位に受けました。まぁ、僕の場合聞き取れない、が全てのスコアに影響してた気がします。Readingは読む速度もあるけど。ただ、CSで留学するなら、プログラミング用語は英語から来てるものが多いので結構専門領域の英語は苦がなかったです。…聞き取れるようになってからは。

渡米

そして、日本で英語を学ぶ自身がなかったので、渡米を決めて3か月くらいで入学許可も出ないまま、シリコンバレーの語学学校に飛びました。ビザはそこの留学ということで取りました。Appleのキャンパスのある辺りの語学学校に決めてCaliforniaライフを楽しもうと思いました。

あとがき

とりあえず、留学するまでの話でした。
まぁ、ここからが長いのですが、技術系の記事の間に不定期で書いていこうと思います。経験上、結構動いてみればなんとかなるものです。

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