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エントリーは100社以上?!行き詰まった末に出会った“理想の転職”をする方法

「それって、本当にやりたいことですか?」

最初の面談でまささんからかけられた一言。この言葉が、それまで100社以上落ち続けていた、らださんの転職活動に大きな変化をもたらしました。

新卒で入社した旅行会社を経て、IT企業でプロジェクトマネージャーを務めていた、らださん。休職をきっかけに退職し、転職活動を開始――100社以上エントリーするも、どこからも内定は出なかったそう。

そんならださんは、まささんの一言をきっかけに、徐々に理想の仕事の解像度が上がったと語ります。そしてこれまでの経験を活かしつつ、描く将来像に近いスーパーバイザーへの転職を成功させました。

今回は、キャリアコーチングを振り返りながら、経験と理想がマッチする職に出会うまでのお話をうかがいました。


クライアント:らださん(@rada20230404
新卒で旅行会社に就職し、その後IT企業へ転職。休職期間を経て2023年5月より転職活動を続けるも結果が出ず。2023年10月からまさのコーチングを依頼。2024年1月、スーパーバイザーとして大手人材会社に内定が決まる。

キャリアコーチ:まさ(@masa_career
キャリアコーチ歴6年。通算200名以上のキャリア支援を実施。企業の採用支援も行っており100社以上支援。「自分らしい生き方を考える」をテーマに自己分析や転職活動の支援を提供している。
「キャリアビジョンを描けない」「自分のやりたいことがわからない」という悩みをコーチングを通じて解決する。コーチ目線と人事目線を駆使して課題解決することが得意です。

5ヶ月でエントリーは100社。それでも転職に繋がらなかった理由

―― まずは転職おめでとうございます!転職先での業務が始まったばかりではありますが、現在はどのようなお仕事をされているのでしょうか?

らださん:
スーパーバイザーとして、営業事務の全体管理やスタッフのマネジメント、収支の管理などを担当しています。

現在はクライアントの旅行系の企業様より、予約管理などの業務を請け負っています。立ち上がったばかりのプロジェクトで、まずは私自身が仕事を覚えマニュアル化して、今後スタッフに引き継ぐべく準備中です。

―― プロジェクトを率いる立場なのですね!これまでのお仕事と同業種ですか?

らださん:
同業種ではないですが、1社目で経験した旅行業界の知見、2社目でのプロジェクトマネージャーの知見と、これまでの経験が活かせる仕事です。

まささん:
らださんが入社した企業からは、旅行業界とプロジェクトマネージャーの経験を兼ね備えてる点で評価されたと聞いています。

―― これまでの職務経験がすべて活かされている転職先に出会えたのですね!では、転職活動は順調だったのでしょうか?

それが、まったくで。まささんに出会う前の転職活動ではまったく結果が出なかったんです。

当時は、複数のエージェントを介して求人にエントリーしていました。しかしだんだんと数をこなすことが目的となり、気づけばエントリーは100社を超えてしまい……。

―― そうだったのですね。転職活動を始めたころに、他社のキャリアコーチを利用されていたとお聞きしました。

らださん:
はい、前職を休職したタイミングで他社のキャリアコーチングサービスで自己分析をしました。しかし、自己分析をしたからといって、具体的にやりたい仕事が絞れたわけではなく……。

もちろん、自己分析を通して自分自身のことはより理解はできましたし、休職で失っていたポジティブな心を取り戻せたという点では受けてよかったです。

その後、5ヶ月も転職活動を続けているうちに、取り戻せたはずのポジティブさもだんだんとなくなってしまって……。そのタイミングでまささんにキャリアコーチングをお願いすることにしました。


「それって、本当にやりたいことですか?」まささんの一言が転機に

―― どのようにしてまささんのサービスを知りましたか?

らださん:
X(旧Twitter)で知りました。私と同じように他社のキャリアコーチングサービスを受けた方が、まささんにお願いして転職が決まったと知ったのがきっかけです。

はじめは、転職のためにまた違うサービスを受けることに抵抗がありました。しかし、同じように悩んでいた人が転職を成功させたと知り「私も話を聞いてもらいたい!」と、勇気を出してまささんにご連絡しました。

―― 実際、まささんとお話をされてみてどうでしたか?

らださん:
一番印象に残っているのは、まささんに「本当にやりたいことは、その仕事ではないんじゃないですか?」と言われたことです。

転職活動が長引き紆余曲折するなかで、私は人事総務が向いていると思っていました。でも「バックオフィスじゃなくて、営業のサポートのほうが、やりたいことや経歴と合致している」と、まささんに言われて。「そうなんだ?!」と驚きました。

―― まささんは最初にお話されたとき、どのような印象を持ちましたか。

まささん:
人事総務をやりたいというお話と「描く将来像」が繋がってないと感じたんですよね。転職はストーリーがキレイにはまったほうが、うまくいきます。人事総務は、らださんのストーリーにあまりはまっていなかった印象があり、「それじゃないんじゃないか」というお話をしました。


転職活動を言語化することで見えた、100社落ちた理由

報告ワークの実際の画像です

―― その後、まささんの伴走が始まったんですね。とくに良かったワークはありますか。

らださん:
毎日「今日やること」をまささんに報告するワークです。まささんから「転職するまで、毎日必ず何かやることがあるはず」と言われ、毎日、転職に向けたマインドセットや対策を書き出し、実行していました。

具体的には「この企業に受かるためには、何をしたらいいか?」や「どういう営業アシスタントになりたいか、必要なスキルはなにか」などです。

まささんと出会う前は、面接日までに何となく話すことがまとまっていればいいか…くらいの準備しかしていませんでした。でも、毎日やるべきことを言語化し、自分の考えを掘り下げて、志望動機が細かく書けるようになり、将来のイメージも明確化していきました。

今振り返ってみると、内定が出なかった理由はは「なぜこの企業でなければいけないのか」「将来どうなりたいか」を掘り下げていなかったからだと思います。

―― まささんのコーチングでは面接対策もするのでしょうか?

らださん:
「よく聞かれる質問リスト」をもらいつつ、面接を受ける会社や状況に合わせて対策をしました。

面接までに質問への回答を考え、企業の面接に臨む。実際の面接でうまく答えられなかったものはアップデートする。そうしているうちに自分だけの回答リストがどんどんブラッシュアップされていきました。

まささん:
営業アシスタントとして将来どうなりたいのかを考え、簡潔に的確に自分をアピールする練習をしましたね。可能性がある企業にはエントリーし、面接の場数を増やしていくことで経験値を高めていきました。

―― まささんのキャリアコーチングの特色のひとつが、まささんの提携エージェントからの求人紹介です。まささんは、らださんへの求人紹介で心がけていたことはありますか。

まささん:
らださんの場合「ライフステージが変わっても働きやすい環境」「3年後にはマネジメントする側に立ちたい」という思いから、チャレンジができるお仕事を中心にご紹介してほしいと、エージェントにお伝えしました。

一般的な人材紹介は、エージェントと求職者が直接やりとりをしますが、僕が入ることで、エージェントに対して相談してくれた人に本当に合う職種・仕事内容の求人を探してもらったり、より具体的な面接のフィードバックを相談者に伝えたりできます。

「これまでの経験」と「描く将来像」どちらも叶える仕事を突き詰めた

―― 今回、まささんにキャリアコーチを依頼したことで2社も内定が出て、そのうちの1社でスーパーバイザーとして入社されました。決め手はどんなところだったのでしょうか?

らださん:
転職の軸に合致していたからです。実は元々スーパーバイザーになりたいと思って応募をしたわけではなかったんです。

ただ、これまでの経験を活かせたこと、私が転職の軸としていた「チームでクライアントのサポートをして成果を出していきたい」という想いに合致する点で、魅力を感じました。

まささん:
すごくいい選択ですよね。らださんの場合「自分の経験をどう活かせるか」と「チームで成果を出すならどんな仕事か」を考えた先にスーパーバイザーという仕事があったんです。

多くの人は、営業や人事などの「職種名」で希望の仕事を決めたがる。でも、本来は順番が逆なんです。

大切なのは「どんな職種なのか」ではなく、「自分の転職軸に合った仕事は何か」を考えること。これまでの経験と描くキャリアを照らし合わせながら考えて欲しいです。

らださん:
一般的なエージェントさんに求人を紹介してもらおうとすると、必ず希望の職種を聞かれるので、どうしても職種から考えてしまいますよね。

―― 視野を広げたことで、合致する仕事に出会えたんですね。今回のらださんの転職先では、未経験の業務内容もあるとお聞きしました。

らださん:
プロジェクトのマネジメントの経験はありますが、収支の管理や人の管理はこれまでやったことがありません。

実は1次面接が終わった後も、できるか不安で……。しかし、これまでの経歴を活かしてスーパーバイザー職に就けば、未経験だった業務内容がキャリアを築くうえでの武器になると気づいたんです。それからは、挑戦してみたいという想いに変わっていきました。

「このチームに任せておけば大丈夫」そんな“最高のチーム”が作れる人材に

―― これまでの経験を活かしながら、新たな環境での挑戦が始まったばかりですが、今後の目標はありますか?

らださん:
将来的には社内からもクライアントからも「らだに任せておけば、このプロジェクトは大丈夫」と言ってもらえるような人材になることが目標です。

私自身もこのチームなら安心だと思える「最高のチーム」を作っていきたいですね。

―― 最後に、現在転職活動で悩む方にメッセージをお願いします。

らださん:
就職活動がうまくいかず、「もう転職活動をやめようかな……」と、心が折れている方もいるかもしれません。でも行動すれば、なんとかなります。

私も諦めかけていましたが、まささんに連絡したことで変わっていきました。転職したい気持ちが少しでもあるなら、まずは行動してみてください。

―― 素敵なメッセージをありがとうございました!らださんのご活躍を楽しみにしています。

転職は、職種から求人を探すことが当たり前だと思われがちです。しかし、今回のらださんの経験から、自身の経験や描く将来像からどんな仕事に就きたいかを考えることの大切さがうかがえます。

苦しい時期を乗り越えたらださんの今後のご活躍が楽しみです。

ひとりで転職に悩んでる方は、一度まささんまでご相談ください。

取材・執筆:田口愛/ 編集:えるも

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