異業種・異業界への転身！過去の棚卸でわかった「自分の強み」が転職成功の道しるべに

50社に応募するも内定はゼロ。“「転職軸”」を定めたことで、希望の仕事に出会えた

自分の想いを追求すべく、転職活動を始めたtatsuさん。約1年の転職活動の末、第一志望の企業から内定を受けました。
活動は順調に進んだと思いきや、理想を実現する具体的な業種や業界が定まらず、転職活動がまったく進まないつらい時期があったと言います。
転機となったのは、まささんのコーチングを受け、自分の強みを分析したこと。そこから転職軸に沿った活動ができるようになったそうです。
困難を乗り越え希望を叶えたtatasuさんは、転職活動を通じ何を大事にし、どのようにな工夫をしたのか――。まささんとのキャリアコーチングの様子を振り返りながら、転職活動が成功した理由を話してくれました。

クライアント：tatsuさん（@captain23150913）
新卒で大手通信会社に入社し法人営業を担当する。社内表彰も複数回受賞。さらなる成長を求め、34歳で初めての転職を決意。大学時代に取り組んだサッカーコーチの経験から「地域や社会に貢献する仕事」をテーマに転職活動を進める。

活動開始当初は漠然としていた転職理由が、丁寧な過去の棚卸しを行ったことで明確になる。結果、異業界かつ異業種転職のハードルを乗り越え、第一志望の企業から内定を受ける。

キャリアコーチ：まさ（@masa_career）
キャリアコーチ歴6年。通算200名以上のキャリア支援を実施。企業の採用支援も行っており100社以上支援。「自分らしい生き方を考える」をテーマに自己分析や転職活動の支援を提供している。
「キャリアビジョンを描けない」「自分のやりたいことがわからない」という悩みをコーチングを通じて解決する。コーチ目線と人事目線を駆使して課題解決することが得意です。

「打ち出す強みがわからない…」異業種転職面接で感じた課題

―― 初めての転職活動でありながら、異業種かつ異業界を目指されたtatsuさん。勇気が必要な決断だったと思いますが、新しい分野を志したきっかけは何だったのでしょう？
仕事を通じ、新しいスキルを身につけて成長していく。そんな自分の姿をイメージした時にワクワクしたんですよね。まささんからコーチングを受けるなかでも、「自分の成長を考えるべき」と背中を押していただきました。

―― 転職活動を進めるうえで不安はありましたか？
新卒と異なり、転職組は即戦力が求められます。私は未経験職種での転職を希望していたため、新しい職場で活かせる強みが自分にあるのかが不安でした。

―― まささんのコーチングを受ける前は、面接に課題があったそうですね。
自分の想いをわかりやすく伝えるのが難しいと感じていて……。特に活動を始めたばかりのころは、転職するうえで大切にしたいものや、自分の理想を実現する職種が何なのかもぼんやりとしていて。

「転職軸」が定まらないうちは、それぞれの企業ごとの志望動機や将来のビジョンを明確に言語化できませんでした。

結果、トータルで50社ほどにエントリーしたものの、内定はゼロな状況も経験しましたね。

プライベートの経験も活かせる。過去の棚卸しで自分の“強み”が見えた

―― まささんとのコーチングでは「仕事の棚卸し」をされたそうですね。具体的にどのようなことを整理したのでしょうか。
現職で培った強みに焦点をあて、整理していきました。まささんにこれまでに取り組んだ業務内容をお話したところ、それぞれの仕事の良さを丁寧に言語化してくださったんです。

たとえば、私は現職でジェネラルに仕事をしていて、特化した強みがないと考えていました。ただ、それは見方を変えると「多様な分野での経験がある」ともいえますよね。

営業だけでなく企画もできる。マルチに動ける側面を打ち出すことで、それが自分自身の強みになると感じました。

転職活動当初はわからなかった自分の強みでしたが、棚卸しをしたことで要点を絞り、簡潔に「自分は現職でこんなに良い仕事をしてきた」と自信を持って伝えることができるようになりました。

―― ひとりだと、自分にどのようなリソースがあるか客観的に把握するのは難しいですよね。
そう思います。また、コーチングでは「プライベートな経験の活かし方」についてもアドバイスいただきました。

面接では現職で取り組んだことを中心に話していましたが、それだけだと私の人柄が見えないとまささんからご指摘をいただいて。業務以外のこと、人生のエピソードと志望理由などを紐づけて話すよう意識しました。

―― 具体的にどのようなエピソードがありましたか？
ボランティアでウォーキングサッカーの普及活動をしていたことを伝えました。当時の経験を、新たな職場で取り組みたいことやそれぞれの企業への想いにつなげて語ったことで、面接官の方々の印象に残る話ができたと感じています。

―― 面接対策によって、伝えられる内容に深みが生まれたのですね！
そうですね。まささんは面接官の経験もあるため、採用者側の目線から私の話にアドバイスくださる点も心強かったです。質問に対する回答が論理的か、どのような印象を与えているのかなど、評価してもらえたことは大きなメリットでした。

「転職軸」と「第三者目線」が転職成功の秘訣

―― 異業種かつ異業界への転職というハードルを乗り越え、第一志望の企業から内定を受けられました！おめでとうございます。
ありがとうございます。一定の評価をいただけたと喜んでいます。今後チャレンジしたいことに取り組める環境があるので、今後が楽しみです。

未経験の職種への転職なので年収は下がりますが、まずは周囲からいろいろなことを学びつつ、1年をめどに昇進できるよう頑張りたいです！

―― tatsuさんはどのくらいの期間、転職活動されたのでしょうか。
まささんのコーチングを受ける前もあわせると、トータルで1年程度です。途中、大手の会社でキャリアコーチングを受け、求人にも多くエントリーした時期がありました。

ただ当時はそれぞれの企業を希望する明確な「転職軸」が定まらず、内定は出なかったんですよね。

現状を変えねばとまささんにコーチングをお願いし、自分が実現したい理想、それを叶えうる具体的な業務内容を明確にしたことが、今回の内定につながったと感じています。

―― 自分自身の想いを明確にすることは、転職活動において必須なのだと感じました。
その通りですね。転職軸を明確にし、その軸に自信を持って活動したことが成功要因のひとつだと考えています。同時に、過去のエピソードを交えながら自分の想いを面接で伝えるよう工夫したこと、面接官に伝わる言い回しを教えてもらえたことも大きな要素です。

一人では言語化できないことも、まささんという第三者の目線が入ることでクリアになりました。

「地域や社会に貢献できる仕事を」新天地で築きたい理想のキャリア

―― 転職後、新しい職場で取り組みたいことをぜひ教えてください。
今回の転職活動を通じ、より明確になった「地域や社会に貢献する仕事がしたい」という想いを具体的に体現していきたいです。

将来的には、まちづくりや地域活性化に資する案件に取り組みたいので、実務のなかでスキルを磨き、プロジェクトマネージャーとしてさまざまなステークホルダーを動かせる人材になりたいと考えています。

―― 具体的に考えられていて、すばらしいですね。最後に、キャリア変更を考えている方、今まさに転職活動に取り組んでいる方へメッセージをお願いします。
私が転職活動を始めたきっかけは、自分が心から携わりたい「地域に貢献する仕事」に現職では取り組めないのでは、と感じたことです。

そのため、「何のために仕事をしているのか」がわからなくなり、「何のために生きているのか」さえも迷う瞬間がありました。

キャリアチェンジは決して簡単ではありません。私自身、転職活動がうまくいかない時期もあり、自信をなくすことも多々ありました。

ただ、私はそこからまささんのコーチングを経て自身を見つめ直し、希望する1社に入社を決められたと感じています。第三者の助けを得ながら自分のコアの想いを定めることで、前に進める気がします。

現状にモヤモヤしている方は、まささんのようなプロによるコーチングを受けてみてください。

＊＊＊

エントリーを重ねるも内定が出ず、つらい時期があったtatsuさん。第三者からのサポートを受けながら粘り強く活動を続け、今回、希望の職への転職が決まりました。

転職活動を通じて明確になったご自身のビジョンがあるからこそ、tatsuさんはきっと、今後のキャリアを力強く歩んでいかれるのだと思います。

「今の職場に満足していない」
「転職したいが、自分には強みがあるのだろうか」

そんなキャリアのまつわるモヤモヤを抱える方は、ぜひ一度まささんまでご相談ください。

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