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メンタルヘルスに関する知識を持つことの重要性

こんにちは、まさ@アラフィフです。

先月のことですが、テレワークにおける新入社員の弊害に関する記事を書きました。

この記事は実は私の部下を参考に記事を書いていたんですが、その部下から最近メンタル面の不調について相談を受けているんですよね。具体的には以前と違ってやる気が起こらないことがあるとかやろうと思っても踏ん張れないという相談です。一方で、自分自身ではその状態をなんとかしたいという解決思考を持っていたりします。

こうした「気持ちがのらない」、「でもなんとかしたい」という状況はメンタルヘルスの教科書的にはストレス反応の初期症状だったりします。ここでは書きませんが、この方は最近プライベートにストレス要因があり色々と振り回されていたこともあって、ストレスを抱えてしまっている様子でした。

そして更に深く話を聞くと、このストレスによって生活が乱れて夜の睡眠時間が確保できなくなっていることが分かりました。最近朝頭痛で休んだり遅れて出社すること多かったんですが、メンタル不調によって自立神経が乱れてしまい、その結果的に寝むれない状態になっているのかなと感じたので、以下の本を紹介してみました。

この本は「セレトニン」と言う精神を安定させる神経伝達物質を体内に生み出す方法を書いた本です。メンタル不調で睡眠不足の方にはヒントになる本かなと思います。

ここまでだらだらと書きましたが、こうしたアドバイスをエンジニアである私が部下に出来たのは、最近メンタルヘルスに関して勉強していたためです。具体的には「メンタルヘルスマネジメント検定試験」という検定の勉強をしています。

会社の管理職の方は会社でメンタルヘルスに関する研修や教育を受ける方が多いと思いますが、年に数日ちょこっと研修するくらいだと思います。そうした研修では「部下の言葉を傾聴しましょう」とは言われるものの、ただ聞くだけいいのか、何かアドバイスしたほうがいいのか、アドバイスして相手が気を悪くして相手のメンタルが悪化するのが怖い、など管理職に取っては色々と悩みが付き物です。

最近私の回りにもメンタルで会社を休んだりする方が本当に増えていて、そして今回自分もメンタル不調の人を抱えるようになったので、体系的にメンタルヘルスについて学んだほうがいいかなと感じたんですよね。そこで調べてみたら、この「メンタルヘルスマネジメント検定試験」という検定を見つけました。

メンタルヘルスマネジメント検定試験とは

この「メンタルヘルスマネジメント検定試験」ですが、以下の3区分があります。

Ⅰ種(マスターコース):社内人事部門向けのメンタルヘルス対策
Ⅱ種(ラインケアコース):管理職を対象とした安全配慮義務に沿った対応
Ⅲ種(セルフケアコース):一般社員を対象としたメンタルヘルス対策

私は管理職の立場なのでⅡ種(ラインケアコース)を学習していて、主に現場の管理監督者としての役割や労働者からの相談や外部機関との連携方法などの内容について学んでいます。真剣に勉強をしてみると学ぶべきものが多く、また現場で直面する場面に役立つ内容ばかりなので勉強にも身が入りますね。

なお、この検定試験の公式テキストがありますがどうやら読みずらいらしく、以下の参考書で勉強をしています。これ1冊でも合格した方が多数いるそうなので、まずは参考書1本をしっかりやって受験をする予定です。

試験は年2回あって次回は11月6日です。あと2ヶ月程度ですが学習量自体はそれ程多くはないので、テキストを2~3週して挑んでみたいと思います。

ちなみにこの検定の内容ですが、部下を預かる組織の人はみんな知っておくべき重要度の高い内容だと感じました。部下の相談をその人の経験の中でアドリブで対応していても、人によってはすぐに対応の限界が来てしまうと感じています。メンタルヘルスの世界は人によって経験や考え方にバラつきが出やすいので、特に組織を管理する人はこうした検定試験を通じてメンタルヘルスを体系的に学ぶことは損ではないと思いました。

(余談)メンタル心理カウンセラーの資格も取ろうと思います

このようにメンタルヘルスの検定の勉強をしていますが、この検定以外に以下の検定も取ろうと考えています。

その名の通り、心理学やカウンセリングに関する資格で、世の中を反映して最近この資格は人気があるみたいです。メンタルヘルスの勉強をしてみると、心理学やカウンセリング手法がどうしても登場して来るんですよね。もちろん臨床心理士や公認心理師までの専門性がある資格ではありませんが、カウンセラーの入り口を叩いてみようかなと思いました。

人生100年時代と言われる中で、色々と興味の幅を広げて社会から外れないように生きていきたいなと考えていて、今回の一連の学習もその一環になればと思います。

以上、「メンタルヘルスに関する知識を持つことの重要性」でした。

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