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サブスクの取捨選択をしてみよう

先月末とあるスポーツ系のサブスクを解約した。
そのサブスクは海外スポーツもライブで視聴が出来て、結構長い間加入していた。元々プロ野球の楽天が好きな僕は究極には楽天の試合が観れれば十分なのだが、昨今のサブスクは手軽に様々なスポーツが鑑賞出来るためにスポーツ好きの僕としてはどんどん興味の幅が広がり、随時色んなスポーツの動向を追っていた。

そんな中、僕はあることに気が付いた。
「全てを追わなくてはという強迫観念になってないか」そう思ったのである。
というのも海外スポーツは時差の関係で日本では深夜や早朝の試合が主であるが、僕はそれらの試合をサブスクとしてお金を払う以上、見逃したら損であると考えていた。全ての試合を見ているわけではないが欧州ビッククラブの試合や注目視される試合は見なくてはという感情が強く、かなり見ていた。

当然、”興味を持つ”こと自体は何も悪い感情では無いと思うし、そのチームを応援している人にとってはそれが生活におけるかなりの優先事項である。だがそう自身を整理すると、僕の優先事項は国内の応援する数チームで、何より趣味の範囲内なのだから変な義務感を持つのは不思議な話しである。現に深夜帯の試合を見るために生活リズムを乱したりしてまで、多くの目についた試合を見るのは負担が多い。

あたりまえの話だが、自分の応援するチーム+注目試合くらいで本来は良いのだ。僕は貧乏性というか何と言うか、全てを満たさなくてはならない観念に囚われていたのである。これは何もサブスクやスポーツが悪いわけでなく、どの分野でも言えることだ思う。「最新映画は必ず見なきゃ」や「流行りの音楽は~」なども同じである。娯楽であり、エンタメなのだから自分の興味のある分野を無理なく受け入れ、たまにはみ出すくらいが丁度良いのかもしれない。

もちろんそのサブスクは先月末に停止しただけで、他の野球のみのサブスクに切り替えている。だが、あくまで実験のようなものであるからまた再開しても全然良いと思う。今回試してみたいのは、自らの趣味の取捨選択でどう日常に変化が生じるかである。どうしても情報の波に呑まれてしまうし、時間も無限でないからにしてその変化が楽しみだ。


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