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リモート面接でデザイナーとして内定をもらうまでにやった3つのこと

こんにちは。masaです。

実は、4月にUI/UX系の制作会社から内定を頂き、デザイナーとして働くことになりました。ただ、このご時世で、就職活動はなかなか厳しい状況になっています。周りでも、内定取消になった人の話や、まだ就活を続けている人の話をちらほら聞きます。私も、コロナが原因で採用見送りとなった企業が、明確に理由がわかっている所だけで数社あります。その上、リモート面接というほとんどの人が慣れていないことをしなければいけません。

そんな中、ありがたいことにご縁があったので、皆さんに少しでも役に立つ情報を提供できればと思い、このnoteを書きました。

私のバックグラウンドを予めお話ししておきますと、2年新卒でITベンチャーにてセールスを務めた後、桑沢デザイン研究所という専門学校の夜間部に2年通っていました。専攻はグラフィックデザインで、広告やブランディングを中心にやっていました。転職活動を本格的に始めたのは今年に入ってからで、第二新卒に近い形でだいたい3ヶ月半ぐらい活動していました。

ちなみに、今回の採用経緯は、

インターン先のデザイナーからの紹介→代表と一次面接→代表と社員1名と二次面接→社員全員と最終面接→内定(面接はすべてリモート)

という流れでした。面接としてはイレギュラーなケースだと思いますが、10名前後の制作会社のため、このような流れだったのだと思います。最終の社員全員との面接は、前半と後半に分かれ、5名前後の方とそれぞれお話しました。

以下、面接の中で私が行った準備のうち、リモートならではの内容を3つ書いていきます。


1.画面映りにこだわる

いきなり細かい話ですが、結構大事です。普段カメラで人を撮ることが多いので、映りには気を使いました。

特に意識すべきは光の当たり方です。リモート面接では服装より見栄えに影響すると思います。 普段の面接では会議室で話しているので気になりませんが、家の電気をつけて壁に向かって座ると、大抵逆光で顔が暗くなります。せっかくスーツを着ていても印象が暗くなってしまいます。

お昼の面接だったらカーテンを開けて自然光を入れ、窓に向かって横向きに座るのがオススメです。自然な雰囲気で顔の印象を明るくできます。窓に向かって正面だと明るすぎるのと、眩しいので…。

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夕方から夜にかけてでしたら、なるべく部屋の明かりが正面に当たる場所を選ぶと良いです。もしくは、顔を明るくするライトやアプリを取り入れてしまうのも手です。


2.資料を用意する

オンラインとオフラインの面接の大きな違いの一つに、画面に向かって喋っているということがあります。つまり、相手が一番見ているものは自分自身というより画面なのです。これは、デザイナーの面接では大きなアドバンテージです。なぜなら、画面上に自分の資料を映せば、相手が資料に注目してくれるからです。特に作品の制作過程は、ポートフォリオで説明するよりスライド資料にまとめて話した方が理解してもらいやすいです。その企業のために個別で資料作成すれば、やる気を示すこともできます。

後述しますが、私の場合はこの面接のために作った作品の説明スライドを作っていきました。(これはアプリのペルソナの性格分析のスライド)

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また、オンラインだと、メモ書き程度だったらカンペを用意してもバレません(笑)資料の話をする時に内容が飛んでしまうこともあると思うので、要点を箇条書きにしてメモ帳などで画面に映しておくのがおすすめです。ちなみに、文章のカンペは読んでしまうのでやめた方がよいです。


3. 考えていることを正直に話す

これは普段の面接でも大事だと思いますが、リモートだとより一層大事だと思います。やはり直接会っていないと、信頼関係を築くのがどうしても困難な部分があるからです。

私の場合は、もともとブランディングがやりたいと思い専門学校に入ったので、UI/UXについては殆ど経験がありませんでした。なので、伝えるか少し迷いましたが、一次面接の段階で「会社自体には魅力を感じているものの、経験がないので仕事内容がマッチするか現時点では判断できない」というようなことを正直に伝えました。

ただ、それだと懸念だけが残ってしまうので、次の面接までに、自分でUIデザインの課題を設定し、UI/UXの設計を実際に細かく作ってみました。それによって、自分が実際の業務に似た体験をすると同時に、自分のやる気や強みを相手に提示したかったんです。下記は面接後にまとめたnoteですが、面接でも同じような話をしました。

採用側も、採用される側も、フルリモートでの面接は慣れていないと思います。不安なことだらけだと思います。だからこそ、自分を良く見せるだけでなく、不安に思っていることをお互い正直に話した方が、結果的に双方にとって良い方向にいくはずです。


まとめ

多分、本質的な所は、オンラインもオフラインも変わらないと思いますが、自分を信用してもらう手段や、自分の伝えたいことを伝える手段は、リモートならではの工夫が必要かなと思います。

正直言って今回内定をいただけたことは、インターン先のデザイナーさんの紹介であったこと、比較的まだコロナの影響が少ない業界であったこと等は大きく影響していると思います。とはいえ、ここで書いたことは多くのリモート面接で役に立てる部分があると思うので、一つの参考になれれば嬉しいです。

大変な時期で頑張れない方もいらっしゃると思いますが、一歩ずつ、自分のペースで進んでいければよいのかなと私は思っています。

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